3 データの入力とキットの交付
- データのクリアまたは削除について
フォームの保存済データをクリアすることは単にフィールドからデータを削除することとは異なります。動作および監査追跡に差異があり、特定の場合には大きな差異があります。 - クエリー・リストについて
「クエリー・リスト」により、施設ですべてのクエリーを表示および操作できます。表示権限があるクエリーの概要の取得、クエリーのリストへのフィルタの適用、クエリーへの回答、すべてを1つの場所で実行します。 - 動的質問への更新について
決定的な(親)質問または動的に表示される(子)質問の回答を更新またはクリアするとき、各ユースケースに従ってこの更新の詳細に留意する必要があります。 - クエリーへの回答
スポンサのクエリーにはいつでも回答できます。 - 質問へのデータ・フラグの適用
これらの質問に対する回答がない場合は、フォームの質問を「適用なし」、「不明」または未実行としてマークします。 - ビジット日のクリア
ビジットのスキップ、ブランチの非表示またはエラーで追加された動的ビジットの非表示のために、症例のビジット日をクリアします。 - フォーム・データのクリア
フォームで収集されたデータを削除するためにクリアします。 - 無作為化または交付ビジットの完了
施設ビジット中に、ビジットに関連付けられているフォームを使用して、必要に応じてデータを収集します。また、ビジットの一環として、症例を無作為化したり、キットを交付できます。無作為化または交付するには、症例がスクリーニング済かつ有効である必要があります。中止症例に交付することはできません。 - 投与量変更を伴う交付ビジットの完了
交付ビジット中に、症例の投与量変更を実行できるようにするには、すべての必須フィールドを指定する必要があります。交付するには、症例がスクリーニング済かつ有効である必要があります。中止症例に交付することはできません。この手順は、ロールオーバー試験にも適用されます。 - 規定外の交付ビジットの完了
規定外ビジット時には、治験薬、盲検解除薬剤師キット、デバイスを含むキットを交付したり、投与量変更を実施したり、キットの交付を説明して確認したりすることはできますが、症例を無作為化することはできません。交付するには、症例がスクリーニング済かつ有効である必要があります。中止症例に交付することはできません。 - 有害事象のデータの入力
有害事象、および可能性のある併用薬や入院などに関する症例のデータを継続的に収集するために、試験のデザインに応じて、試験の過程でいつでも有害事象ビジット内でフォームにアクセスして完了できます。 - 2つのセクションを備えたフォームへのデータの入力
2セクション・フォームの最初の部分には、フォームのフラット部分が表され、フォーム・インスタンス全体が作成され、先行する質問が含まれています。2つ目の部分に含まれる繰返しテーブルでは、該当するフォーム・インスタンスに関連する複数行のデータを追加できます。 - 繰返しフォームでのデータの入力
繰返しフォームでは、同じタイプのデータの複数のインスタンスを収集できます。 - フォームのリンク
試験内の関連データを結合するためにフォームをリンクします。試験でフォームの関連付けがデザインされている場合、1つ以上のフォーム(繰返しフォーム、2セクションまたは1セクション・フォーム)からソース・フォーム(繰返しフォームまたは2セクション・フォーム)へデータをリンクできます。また、以前に入力したデータのみが起動済のフォームに表示されることに留意してください。 - 完了したフォームの値の更新
データ入力エラーを見つけた場合など、フォームの質問に戻って更新します。この手順は、ロールオーバー試験にも適用されます。 - 動的質問への回答の更新
決定的な質問(親質問)への回答を更新し、その動的に表示される質問(子質問)への回答も自動的にクリアまたは非表示にすることができます。 - クエリー・リストでの作業
「クエリー・リスト」で実施できるタスクは、クエリーの詳細の操作およびそのソース・フォーム質問にフォーカスされています。 - 交付キット番号および投与指示の表示
キット番号を忘れた場合または投与指示を再度レビューする必要がある場合は、いつでもリマインダを受け取ることができます。この手順は、ロールオーバー試験にも適用されます。 - 電子カルテ(EHR)データのインポート
リンクされている症例のEHRデータをインポートする方法について学習します。これには、デモグラフィクス、治療歴、医薬品、ラボ、バイタルおよび手順が含まれます。