6 他のアプリケーションに対するリリースの影響

このドキュメントでは、Oracle Clinical One Platform 25.2で導入された新機能および拡張機能がダウンストリーム・アプリケーションに与える可能性のある既知の影響および制限について説明します。

Oracle Clinical One Analytics(データ・ハブとも呼ばれる)

このリリースの一部の新機能と機能強化は、次のようにOracle Clinical One Analyticsのデータセットに影響します:
  • 新しい有害事象データ収集機能では、新しいランタイム・データセットは導入されません。詳細は、Oracle Clinical One Platform to Safetyの統合を参照してください。
  • 新しいOracle Clinical One PlatformOracle Argus Safetyの統合のための新しいランタイム・データセットが、将来のリリースの一部として導入される予定です。詳細は、Oracle Clinical One Platform to Safetyの統合を参照してください。

Oracle Clinical One Digital Gatewayの構成済統合

このリリースの一部の新機能と機能強化は、Oracle Clinical One Digital Gateway統合に次のように影響します。
  • 削除された繰返しフォームのリストアは、マルチIWR統合やデータ取込み統合など、Oracle Clinical One Digital Gatewayにデータを送信する統合では現在サポートされていません。CTMS統合では、これらの処理によってビジット完了またはデータ更新イベントがトリガーされないかぎり、フォームの削除または復元によって生成されたデータは統合されません。詳細は、「削除されたフォームのリストアと表示」を参照してください。
  • このリリースでは、スポンサ・ユーザーは、最小限のデータ収集でキットをスクリーニング、ランダム化および交付できます。Oracle Clinical One PlatformからiMednetへのEDC統合では、このリリースの一部としてこの機能はサポートされません。かわりに、Oracle Clinical One Digital Gatewayは、これらのイベントの発生時ではなく、ビジットの完了時にスクリーニング、無作為化および交付データを統合します。詳細は、「データ収集および無作為化および試用供給管理(RTSM)のデータ入力ワークフローの改善」を参照してください。
  • 新しい症例関連ドキュメントのアップロード機能は、Oracle Clinical One Digital Gateway統合ではサポートされていません。詳細は、試験のドキュメントのアップロードおよび格納を参照してください。

Oracle Life Sciences Data Management Workbenchの統合

このリリースのいくつかの新機能および拡張機能が、次のようにOracle DMW統合に影響します: