2JD Edwards EnterpriseOne詳細契約請求のユーザー定義コードの設定

詳細契約請求のUDC

JD Edwards EnterpriseOne詳細契約請求システムにはいくつかのUDCテーブルが含まれます。UDCテーブルの多くには、変更できないハードコード化された値がありますが、一部のテーブルではビジネス・ニーズに合せて独自の値を設定できます。たとえば、技術者、非技術者、サポートなどの有効な労務タイプのリストを設定できます。JD Edwards EnterpriseOne詳細契約請求システムを使用する前に、次のUDCテーブルを設定します。

  • 52G/LT

    このUDCテーブルは、労務のタイプのコードの一覧を示します。次のような例があります。

    • SUP: サポート

    • TEC: 技術者

  • 52G/BL

    このテーブルは、間接費処理に含める元帳タイプの一覧を示します。次のような例があります。

    AA: 実績金額元帳

    BA: 予算金額元帳

    『JD Edwards EnterpriseOne Applications一般会計製品ガイド』の「間接費の設定」を参照してください。

  • 52/BG

    このUDCテーブルは、請求グループのコードの一覧を示します。

  • 52G/BF

    このUDCテーブルは、請求頻度の一覧を示します。

  • 52G/CS

    このテーブルは、契約のタイプの一覧を示します。詳細契約の作成/編集プログラム(P52G01M)で契約を設定するときに契約のタイプを選択します。次のような例があります。

    PRI: 主契約

    SUB: 外注業者

    SSUB: 外注業者の外注業者

  • 52G/CT

    このテーブルは、契約の設定対象のクライアントのタイプの一覧を示します。P52G01Mプログラムで契約を設定するときにクライアントのタイプを選択します。次のような例があります。

    COM: 商業

    FED: 連邦政府

    LOC: ローカル

    ST: 州

  • 52G/FF

    このテーブルは、システムで手数料を計算する頻度の一覧を示します。次のような例があります。

    M: 月次

    S: 半月ごと

    W: 週次

    「詳細契約請求契約の手数料請求行の設定」を参照してください。

  • 52G/MT

    このテーブルは、契約の変更理由の一覧を示します。次のような例があります。

    A: 金額変更

    C: 作成

    S: システム生成(ハードコード化された値)

    T: 条件変更

    U: ユーザー・エラー

  • 52G/RS

    このUDCテーブルは、収益の状況の一覧を示します。次のような例があります。

    C: 収益完了

    E: 収益の対象

    H: 保留中

    N: 収益の対象外

    「請求および収益情報」を参照してください。

  • 52G/A1–52G/A5

    これらのUDCテーブルでは、追加情報を設定して、予算科目符号参照番号(ACRN)を識別できます。

ハードコード化されたUDCテーブル

このリストには、ハードコード化された値を含むUDCテーブルが含まれます。これらのUDCテーブルを設定する必要はありませんが、存在することを確認する必要があります。

  • 52G/AB

    このUDCテーブルは、ACRNの消費の基本方式の一覧を示します。

    次の値があります。

    A: 報酬金額

    C: 原価金額

    F: 手数料金額

    S: 合計(原価金額と手数料金額)

    T: 総合計(原価、手数料および報酬金額)

    「ACRNの設定」を参照してください。

  • 52G/AL

    このUDCテーブルは、配賦レベルの一覧を示します。次の値があります。

    ブランク: なし

    1: 特定の作業

    2: すべての作業

  • 52G/AM

    このUDCテーブルは、ACRNの消費方式の一覧を示します。次の値があります。

    ブランク: なし

    1: FIFO

    2: 比率

    3: 手作業

  • 52G/BS

    このUDCテーブルは、契約に割り当てる請求状況の一覧を示します。次の値があります。

    B: 有給

    C: 請求完了

    F: 最終請求の待機中

    H: 保留中

    N: 請求しない

    「請求および収益情報」を参照してください。

  • 52G/BM

    このUDCテーブルは、契約に割り当てる請求方式の一覧を示します。次の値があります。

    F: 固定価格

    N: なし

    S: 原価加算

    T: タイム・アンド・マテリアル

    「請求および収益情報」を参照してください。

  • 52G/CM

    このUDCテーブルは、請求書スタイルのセクションでの累計金額の集計方法の一覧を示します。次の値があります。

    01: 詳細(すべての取引)

    02: 1行

    03: 従業員名

    04: 従業員名+日付

    05: 職務タイプ(労働カテゴリ)

    06: 職務タイプ+従業員名

    07: 職務タイプ+従業員名+日付

    08: 職務タイプ+職階

    09: 職階

    10: 主科目

    11: 支払タイプ(PDBA)

    12: 摘要(EXA)

    13: 備考(EXR)

    「詳細契約請求契約の請求書印刷スタイルの設定」を参照してください。

  • 52G/CR

    このテーブルは、請求書スタイルのセクションでの現行金額の集計方法の一覧を示します。次の値があります。

    01: 詳細(すべての取引)

    02: 1行

    03: 従業員名

    04: 従業員名+日付

    05: 職務タイプ(労働カテゴリ)

    06: 職務タイプ+従業員名

    07: 職務タイプ+従業員名+日付

    08: 職務タイプ+職階

    09: 職階

    10: 主科目

    11: 支払タイプ(PDBA)

    12: 摘要(EXA)

    13: 備考(EXR)

    「詳細契約請求契約の請求書印刷スタイルの設定」を参照してください。

  • 52G/DO

    このテーブルは、遡及調整レコードが作成される際に保持する詳細のレベルのオプションの一覧を示します。次の値があります。

    1: 詳細なし

    2: 代替所属ビジネスユニットによる詳細

    3: 代替所属ビジネスユニット、職務タイプによる詳細

    4: 代替所属ビジネスユニット、職階による詳細

    5: 代替所属ビジネスユニット、職務タイプおよび職階による詳細

    6: 職務タイプによる詳細

    7: 職階による詳細

    8: 職務タイプ、職階による詳細

    9: 完全な詳細(すべて)

    『JD Edwards EnterpriseOne Applications一般会計製品ガイド』の「遡及調整の処理」を参照してください。

  • 52G/FE

    このテーブルは、手数料の適格性状況の一覧を示します。次の値があります。

    0: 0 - 定期

    1: 1 - 1回限り - 両方

    2: 2 - 1回限り - 請求書

    3: 3 - 1回限り - 改訂

    4: 4 - 中断

    「詳細契約請求契約の手数料請求行の設定」を参照してください。

  • 52G/FM

    このテーブルは、手数料の計算方法の一覧を示します。次の値があります。

    1: 1 - 原価率

    2: 2 - 労働カテゴリ

    3: 3 - 時間当たりのレート

    4: 4 - 固定額

    5: 5 - 資金調達レベルでのLOE

    6: 6 - 労働カテゴリでのLOE

    7: 7 - 限度額のパーセント

    「詳細契約請求契約の手数料請求行の設定」を参照してください。

  • 52G/FT

    このUDCテーブルは、システムで手数料を計算する方法の一覧を示します。次の値があります。

    1: 時間当たり金額

    2: パーセント

    「契約固有労働カテゴリの設定」を参照してください。

  • 52G/F2

    このテーブルは、「詳細契約の処理」フォームのフォーム・エグジットを識別します。次の値があります。

    01: 契約マスター

    02: 作業マスター

    03: 契約労働カテゴリ

    「詳細契約請求契約マスター・レコードの入力」を参照してください。

  • 52G/GC

    このテーブルは、請求固定情報プログラム(P48091)の「詳細契約請求を使用」チェックボックスで使用され、詳細契約請求システムが使用されるかどうかを指定します。次の値があります。

    ブランク: 詳細契約を使用しない

    1: 詳細契約を使用する

  • 52G/IH

    このテーブルは、P48091プログラムの「請求書履歴管理」フィールドで使用され、請求書履歴を管理するかどうかを指定します。次の値があります。

    ブランク: 請求書履歴を管理しない

    1: 請求書履歴管理

  • 52G/LM

    このUDCテーブルは、限度の適用方法の一覧を示します。次の値があります。

    1: 行ごとに資金調達

    2: 合計ごとに資金調達

    3: 行ごとの報酬

    4: 合計ごとの報酬

    5: 限度なし

    「限度処理」を参照してください。

  • 52G/PC

    このテーブルは、留保金の完了率の計算に使用する配賦元金額の一覧を示します。次の値があります。

    ブランク: 予定値

    1: 資金調達金額

    2: 報酬金額

    「詳細契約請求契約の留保金の設定および計算」を参照してください。

  • 52G/PL

    このテーブルは、請求書スタイルの表示レベルの一覧を示します。次の値があります。

    1: 請求書レベル契約

    2: 資金調達レベル契約

    3: ビジネスユニット

    4: ビジネスユニット+子会社

    「詳細契約請求契約の請求書印刷スタイルの設定」を参照してください。

  • 52G/PR

    このテーブルは、請求書スタイルのセクションでのレートの印刷オプションの一覧を示します。次の値があります。

    ブランク: 印刷しない

    1: 現行のみ印刷

    「詳細契約請求契約の請求書印刷スタイルの設定」を参照してください。

  • 52G/PU

    このテーブルは、請求書スタイルのセクションでの単位の印刷オプションの一覧を示します。次の値があります。

    ブランク: 印刷しない

    1: 現行のみ印刷

    2: 累計のみ印刷

    3: 現行と累計を印刷

    「詳細契約請求契約の請求書印刷スタイルの設定」を参照してください。

  • 52G/RM

    このUDCテーブルは、収益認識の計算方式の一覧を示します。次の値があります

    E: 収益率方式

    F: 固定価格

    H: 請求割合方式

    N: なし

    S: 原価加算

    T: タイム・アンド・マテリアル

    「請求および収益情報」を参照してください。

  • 52G/R1

    このテーブルは、「詳細契約の処理」フォームのロー・エグジットの一覧を示します。次の値があります。

    01: 添付ファイル

    02: 補足データ

    03: 請求明細行

    04: ACRN詳細の改訂

    05: ACRN履歴の照会

    06: 契約限度集計照会

    07: 契約の印刷

    「詳細契約請求契約マスター・レコードの入力」を参照してください。

  • 52G/SR

    このテーブルは、請求書の間接費と追加料金の金額の集計オプションの一覧を示します。集計オプションを間接費/追加料金規則に割り当ててから、間接費/追加料金規則を請求書スタイルのセクションに割り当てます。次の値があります。

    1:基本行に追加。

    2: 基本行の後に詳細。

    3: セクションの最後に間接費。

    4: 適用済間接費セクションの間接費

    5: 適用済間接費セクションに1行

    「請求書間接費/追加料金規則の追加」を参照してください。

  • 52G/ST

    このテーブルは、請求書セクションのタイプの一覧を示します。複数の請求書セクションを使用して、請求書スタイルを作成します。次の値があります。

    A: 報酬

    B: 間接労務費

    BRD: 適用済間接費/追加料金

    D: 直接分割融資

    DSC: 割引

    EXC: 上限超過/調整

    F: 手数料行

    L: 総額

    M: マイルストーン

    OTH: その他

    P: 進捗状況

    R: 率による分割融資

    RET: 留保金

    S: 原価加算

    SBT: 小計

    T: タイム・アンド・マテリアル

    TAX:

    TXT: テキスト

    U: 単価

    「詳細契約請求契約の請求書印刷スタイルの設定」を参照してください。