10詳細契約請求契約の請求行の設定
詳細契約請求契約の請求行について
詳細契約請求契約の請求行は、通常の契約(伝票タイプR2)と同じ方法で設定します。2つのタイプの請求行を使用できます。
独立請求行
独立請求行には、請求金額の計算に必要な情報がすべて含まれ、次のタイプがあります。
総額。
単価。
マイルストーン請求。
進捗請求。
タイム・アンド・マテリアル(TおよびM)または原価加算。
従属請求行
従属請求行には、請求金額の計算に必要な情報の一部のみが含まれています。従属契約請求行の請求金額を計算するには、各従属請求行を独立請求行と関連付ける必要があります。従属請求行は次のとおりです。
直接分割融資および率による分割融資
手数料と報酬
追加料金
間接労務費
適用済間接費
独立請求行と従属請求行の両方について、『JD Edwards EnterpriseOne 契約/サービス請求管理 9.0 製品ガイド』で詳細に説明しています。次の各項では、手数料および報酬請求行のみについて、また詳細契約請求契約でのみ使用可能な行タイプの設定について説明します。
詳細契約請求契約の手数料および報酬請求行について
手数料については2つのタイプの請求行を設定できます。
手数料(請求行タイプFまたは4)
報酬(請求行タイプA)
手数料は、請求金額に加えて顧客に請求する金額です。報酬は、スケジュールより早くプロジェクトを完了するなど、特定の報奨基準を満たした場合にのみ顧客から請求を許可される追加手数料金額です。報酬を請求できる報奨は、契約の設定の一部として定義されます。
手数料請求行と報酬請求行の設定処理は同じですが、契約について設定した限度に対して計算された手数料金額を編集する場合は、2つの行が異なる方法で処理されます。手数料請求行の場合は、「手数料」フィールドの金額に対して計算された手数料金額が編集されます。報酬請求行の場合は、「報酬」フィールドの金額が使用されます。これらのフィールドは、請求行を設定する資金調達レベル契約に対し、詳細契約の作成/編集プログラム(P52G01M)の「契約金額」タブに表示されます。
契約請求行詳細プログラム(P5202)を使用して、手数料請求行を設定します。手数料請求行を入力した後で、行の相互参照情報を設定します。相互参照情報の設定には、手数料を適用する請求行の選択および手数料の計算方法の選択が含まれます。請求行を設定する契約が割当済の伝票タイプR2の場合は、原価計算方法として原価率方式のみ使用できます。契約が資金調達レベルの詳細契約請求契約(伝票タイプC3)の場合は、次の7つの計算方法のいずれかも使用できます。
原価率。
労働カテゴリ。
時間当たりのレート。
固定額。
資金調達レベルでの従事レベル(LOE)。
労働カテゴリ・レベルでのLOE。
限度額のパーセント。
相互参照行を設定する場合は、「累計」チェックボックスを選択することで、手数料計算方法が累計であることも指定できます。いずれかの計算方法の「累計」チェックボックスを選択した場合、現在の請求書の手数料金額を計算するときに前の請求書の手数料金額が考慮されます。
固定額および限度額のパーセント計算方法でのみ、手数料金額が定期であるか1回のみ発生するかも指定します。金額が定期であることを指定した場合は、繰返し頻度も指定します。1回のみ発生として設定した手数料では、初回請求書の手数料を計算した後で手数料行が停止されます。「適格性状況」フィールドの値を「停止」に変更することで手数料行が停止され、値を手動で変更しないかぎり手数料行の手数料は再度計算されません。
次の各項では、7つの計算方法について説明します。各項には、異なるシナリオに基づいて手数料金額を計算する方法の例が3つ含まれています。これらの例は次のとおりです。
累計されておらず、手数料の設定が最後の請求書以降に変更された手数料行。
累計されており、手数料の設定が最後の請求書以降に変更されていない手数料行。
累計されており、手数料の設定が最後の請求書以降に変更されている手数料行。
原価計算方法のパーセント
原価率方式を使用して手数料金額を計算するには、相互参照として設定した行の合計請求書金額に、指定したパーセントが乗算されます。
原価率方式を使用する手数料請求行の「累計」チェックボックスを選択しない場合、請求書の生成プログラム(R52121)では次の手順を使用して手数料金額が計算されます。
現在の請求書の手数料行に相互参照されている行に関連付けられた請求書集計テーブル(F4822)のすべてのレコードの請求書金額を累計します。
合計に指定したパーセントを乗算します。
「累計」チェックボックスを選択した場合、R52121プログラムでは次の手順を使用して手数料金額が計算されます。
現在の請求書の手数料行に相互参照されている行に関連付けられた請求書集計テーブル(F4822)のすべてのレコードの請求書金額を累計します。
前の請求書からの相互参照行の請求書金額を現行金額に加算します。
合計に指定したパーセントを乗算します。
前の請求書の手数料を減算します。
収益認識での手数料計算の考慮事項
収益認識処理中に手数料を計算する場合、仕訳の生成プログラム(R48132)ではR52121プログラムと同じ手順を使用して手数料金額が計算されます。ただし、R48132プログラムでは請求書金額のかわりに収益金額が使用されます。
例1
この例では、原価率方式を使用して手数料請求行を設定し、「累計」チェックボックスは選択しません。1つの請求書を生成し、パーセントを変更してから、2番目の請求書を生成します。
次の表では、初回請求書の手数料金額の計算方法を説明します。
パーセント |
累計請求書金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|
15 |
600.00 USD |
600 x .15 |
90.00 USD |
次の表では、パーセントを変更した後で2番目の請求書の手数料金額を計算する方法を説明します。
パーセント |
累計請求書金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|
20 |
800.00 USD |
800 x .20 |
160.00 USD |
例2
この例では、原価率方式を使用して手数料請求行を設定し、「累計」チェックボックスを選択します。1つの請求書を生成してから、パーセントを変更せずに2番目の請求書を生成します。
次の表では、初回請求書の手数料金額の計算方法を説明します。
パーセント |
累計請求書金額(現在の請求書) |
累計請求書金額(前の請求書) |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|---|
15 |
600.00 USD |
0.00 USD |
0.00 USD |
((600 + 0.00) x .15) – 0.00 |
90.00 USD |
次の表では、2番目の請求書の手数料の計算方法を説明します。
パーセント |
累計請求書金額(現在の請求書) |
累計請求書金額(前の請求書) |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|---|
15 |
800.00 USD |
600.00 USD |
90.00 USD |
((600 + 800.00) x .15) – 90.00 |
120.00 USD |
例3
この例では、原価率方式を使用して手数料請求行を設定し、「累計」チェックボックスを選択します。1つの請求書を生成し、パーセントを変更してから、2番目の請求書を生成します。
次の表では、初回請求書の手数料の計算方法を説明します。
パーセント |
累計請求書金額(現在の請求書) |
累計請求書金額(前の請求書) |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|---|
15 |
600.00 USD |
0.00 USD |
0.00 USD |
((600 + 0.00) x .15) – 90.00 |
90.00 USD |
次の表では、パーセントを変更した後で2番目の請求書の手数料を計算する方法を説明します。
パーセント |
累計請求書金額(現在の請求書) |
累計請求書金額(前の請求書) |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|---|
20 |
800.00 USD |
600.00 USD |
90.00 USD |
((600 + 800.00) x .20) – 90.00 |
190.00 USD |
労働カテゴリ方式
労働カテゴリ方式を使用して手数料を計算するには、手数料行に相互参照している行に関連付けられたワークファイル明細テーブル(F4812)の時間および金額が労働カテゴリ別に累計されます。続いて、時間に時間当たりのレートが乗算されるか、金額にパーセントが乗算されます。パーセントと時間当たりのレートのどちらを使用するかを決定するには、契約の各労働カテゴリについて契約固有労働カテゴリ・プログラム(P52G20)の次のフィールドで指定した値が使用されます。
Fees Calculated
このフィールドの値は「Y」にする必要があります。
Fee Rate Type
このフィールドの値は、手数料計算が時間当たりの金額であることを指定する「1」、または手数料計算がパーセントであることを指定する「2」にすることができます。
Fee Rate
手数料レート・タイプが1の場合、このフィールドの数値は合計時間数に乗算するレートを表します。手数料レート・タイプが2の場合、このフィールドの数値は合計金額に乗算するパーセントを表します。
労働カテゴリ方式を使用する手数料請求行の「累計」チェックボックスを選択しない場合、請求書の生成プログラム(R52121)では次の手順を使用して手数料が計算されます。
手数料行に相互参照されている行に関連付けられた、ワークファイル明細テーブル(F4812)のすべてのレコードのすべての時間および金額を労働カテゴリ別に累計します。
「Contract No.」、「作業番号」および「Job Type」フィールドの値を使用して、金額または時間を累計した各労働カテゴリの手数料レート・タイプと手数料レートを取得します。
累計した時間に、労働カテゴリの手数料レート・タイプが時間当たりのレートであるすべてのレコードの時間当たりのレートを乗算します。
累計した金額に、労働カテゴリの手数料レート・タイプがパーセントであるすべてのレコードの手数料パーセントを乗算します。
「累計」チェックボックスを選択した場合、R52121プログラムでは次の手順を使用して手数料が計算されます。
手数料行に相互参照されている行に関連付けられた、ワークファイル明細テーブル(F4812)のすべてのレコードのすべての時間および金額を労働カテゴリ別に累計します。
「Contract No.」、「作業番号」および「Job Type」フィールドの値を使用して、金額を累計した各労働カテゴリの手数料レート・タイプと手数料レートを取得します。
前の請求書からの相互参照行の請求書金額を現在の時間と金額に加算します。
累計した時間に、労働カテゴリの手数料レート・タイプが時間当たりのレートであるすべてのレコードの時間当たりのレートを乗算します。
累計した金額に、労働カテゴリの手数料レート・タイプがパーセントであるすべてのレコードの手数料パーセントを乗算します。
前の請求書の手数料金額を減算します。
労働カテゴリ方式を使用して手数料請求行を設定する場合は、F4812テーブルで特定の労働カテゴリが割り当てられていないレコードを検索するときに使用するデフォルトのパーセントも指定する必要があります。
「契約固有労働カテゴリの入力」を参照してください。
収益認識での手数料計算の考慮事項
収益認識処理の一部として手数料を計算する場合、仕訳の生成プログラム(R48132)ではR52121プログラムと同じ手順を使用して手数料が計算されます。
例1
この例では、労働カテゴリ方式を使用して手数料請求行を設定し、「累計」チェックボックスは選択しません。労働カテゴリが割り当てられていない行のデフォルトのパーセントは25%です。1つの請求書を生成し、時間当たりのレートを変更してから、2番目の請求書を生成します。
次の表では、各労働カテゴリの契約および手数料レート・タイプについてF4812テーブルから累計される初回請求書の時間および金額をリストしています。
労働カテゴリ |
累計請求書時間または金額 |
Fee Rate Type |
Fee Rate |
---|---|---|---|
ADMN |
20時間 |
時間当たりのレート |
5.00 USD |
TECH1 |
30時間 |
時間当たりのレート |
7.00 USD |
TECH2 |
300.00 USD |
パーセント |
10% |
TECH3 |
500.00 USD |
パーセント |
15% |
非固有労働カテゴリ |
400.00 USD |
パーセント |
25% |
手数料を計算するには、次の式が使用されます。
(20 × 5.00) + (30 × 7.00) + (300 × .10) + (500.00 × .15) + (400.00 × .25) = 515.00 USD
次の表では、契約、各労働カテゴリの手数料レート・タイプおよび変更された手数料レートについてF4812テーブルから累計される2番目の請求書の時間および金額をリストしています。
労働カテゴリ |
累計請求書時間または金額 |
Fee Rate Type |
Fee Rate |
---|---|---|---|
ADMN |
25時間 |
時間当たりのレート |
15.00 USD |
TECH1 |
35時間 |
時間当たりのレート |
7.00 USD |
TECH2 |
350.00 USD |
パーセント |
10% |
TECH3 |
550.00 USD |
パーセント |
20% |
非固有労働カテゴリ |
$450.00 USD |
パーセント |
25% |
手数料を計算するには、次の式が使用されます。
(25 × 15.00) + (35 × 7.00) + (350 × .10) + (550.00 × .20) + (450.00 × .25) = 877.50 USD
例2
この例では、労働カテゴリ方式を使用して手数料請求行を設定し、「累計」チェックボックスを選択します。労働カテゴリが割り当てられていない行のデフォルトのパーセントは25%です。1つの請求書を生成してから、レートまたはパーセントを変更せずに2番目の請求書を生成します。
次の表では、各労働カテゴリの契約および手数料レート・タイプについてF4812テーブルから累計される初回請求書の時間および金額をリストしています。
労働カテゴリ |
累計請求書時間または金額(現在の請求書) |
累計請求書時間または金額(前の請求書) |
Fee Rate Type |
Fee Rate |
---|---|---|---|---|
ADMN |
20時間 |
0時間 |
時間当たりのレート |
5.00 USD |
TECH1 |
30時間 |
0時間 |
時間当たりのレート |
7.00 USD |
TECH2 |
300.00 USD |
0.00 USD |
パーセント |
10% |
TECH3 |
500.00 USD |
0.00 USD |
パーセント |
15% |
非固有労働カテゴリ |
400.00 USD |
0.00 USD |
パーセント |
25% |
手数料を計算するには、次の式が使用されます。
((20 + 0) × 5.00) + ((30 + 0) × 7.00) + ((300 + 0) × .10) +((500.00 + 0) × .15) + (400.00 + 0) × .25) - 0.00 USD = 515.00 USD
次の表では、各労働カテゴリの契約および手数料レート・タイプについてF4812テーブルから累計される2番目の請求書の時間および金額をリストしています。
労働カテゴリ |
累計請求書時間または金額(現在の請求書) |
累計請求書時間または金額(前の請求書) |
Fee Rate Type |
Fee Rate |
---|---|---|---|---|
ADMN |
25時間 |
20時間 |
時間当たりのレート |
5.00 USD |
TECH1 |
35時間 |
30時間 |
時間当たりのレート |
7.00 USD |
TECH2 |
350.00 USD |
300.00 USD |
パーセント |
10% |
TECH3 |
550.00 USD |
500.00 USD |
パーセント |
15% |
非固有労働カテゴリ |
450.00 USD |
400 USD |
パーセント |
25% |
手数料を計算するには、次の式が使用されます。
((25 + 20) × 5.00) + ((35 + 30) × 7.00) + ((350 + 300) × .10) + ((550.00 + 500.00) × .15) + ((450.00 + 400.00) × .25) - 515.00 = 600.00 USD
例3
この例では、労働カテゴリ方式を使用して手数料請求行を設定し、「累計」チェックボックスを選択します。労働カテゴリが割り当てられていない行のデフォルトのパーセントは25%です。1つの請求書を生成し、手数料レートとパーセントを変更してから、2番目の請求書を生成します。
次の表では、各労働カテゴリの契約および手数料レート・タイプについてF4812テーブルから累計される初回請求書の時間および金額をリストしています。
労働カテゴリ |
累計請求書時間または金額(現在の請求書) |
累計請求書時間または金額(前の請求書) |
Fee Rate Type |
Fee Rate |
---|---|---|---|---|
ADMN |
20時間 |
0時間 |
時間当たりのレート |
5.00 USD |
TECH1 |
30時間 |
0時間 |
時間当たりのレート |
7.00 USD |
TECH2 |
300.00 USD |
0.00 USD |
パーセント |
10% |
TECH3 |
500.00 USD |
0.00 USD |
パーセント |
15% |
非固有労働カテゴリ |
400.00 USD |
0.00 USD |
パーセント |
25% |
手数料を計算するには、次の式が使用されます。
((20 + 0) × 5.00) + ((30 + 0) × 7.00) + ((300 + 0) × .10) + ((500.00 + 0) × .15) + (400.00 + 0) × .25) - 0.00 USD = 515.00 USD
次の表では、契約、各労働カテゴリの手数料レート・タイプおよび変更された手数料レートについてF4812テーブルから累計される2番目の請求書の時間および金額をリストしています。
労働カテゴリ |
累計請求書時間または金額(現在の請求書) |
累計請求書時間または金額(前の請求書) |
Fee Rate Type |
Fee Rate |
---|---|---|---|---|
ADMN |
25時間 |
20時間 |
時間当たりのレート |
15.00 USD |
TECH1 |
35時間 |
30時間 |
時間当たりのレート |
7.00 USD |
TECH2 |
350.00 USD |
300.00 USD |
パーセント |
10% |
TECH3 |
550.00 USD |
500.00 USD |
パーセント |
20% |
非固有労働カテゴリ |
450.00 USD |
400.00 USD |
パーセント |
25% |
手数料を計算するには、次の式が使用されます。
((25 + 20) × 15.00) + ((35 + 30) × 7.00) + ((350 + 300) × .10) + ((550.00 + 500.00) × .20) + ((450.00 + 400.00) × .25) - 515.00 = 1101.50 USD
時間当たりのレート方式
時間当たりのレート方式を使用して手数料請求行を計算するには、相互参照として設定した行の合計請求書時間に、指定した時間当たりのレートが乗算されます。
時間当たりのレート方式を使用する手数料請求行の「累計」チェックボックスを選択しない場合、請求書の生成プログラム(R52121)では次の手順を使用して手数料金額が計算されます。
現在の請求書の手数料行に相互参照されている行に関連付けられた請求書集計テーブル(F4822)のすべてのレコードの請求書時間を累計します。
合計に指定したレートを乗算します。
時間当たりのレート方式を使用する手数料請求行の「累計」チェックボックスを選択した場合、R52121では次の手順を使用して手数料金額が計算されます。
現在の請求書の手数料行に相互参照されている行に関連付けられた請求書集計テーブル(F4822)のすべてのレコードの請求書時間を累計します。
前の請求書からの相互参照行の請求書時間を現行金額に加算します。
合計に指定したレートを乗算します。
前の請求書の手数料金額を減算します。
収益認識での手数料計算の考慮事項
収益認識処理の一部として手数料を計算する場合、仕訳の生成プログラム(R48132)ではR52121プログラムと同じ手順を使用して手数料が計算されます。
例1
この例では、時間当たりレート方式を使用して手数料請求行を設定しますが、「累計」チェックボックスは選択しません。1つの請求書を生成し、時間当たりのレートを変更してから、2番目の請求書を生成します。
次の表では、初回請求書の手数料金額の計算方法を説明します。
時間当たりのレート |
累計請求書時間 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|
10.00 USD |
20 |
20 x 10.00 |
200.00 USD |
次の表では、レートを変更した後で2番目の請求書の手数料金額を計算する方法を説明します。
時間当たりのレート |
累計請求書時間 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|
15.00 USD |
30 |
30 x 15.00 |
450.00 USD |
例2
この例では、時間当たりレート方式を使用して手数料請求行を設定しますが、「累計」チェックボックスを選択します。1つの請求書を生成してから、時間当たりのレートを変更せずに2番目の請求書を生成します。
次の表では、初回請求書の手数料金額の計算方法を説明します。
時間当たりのレート |
累計請求書時間 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|
10.00 USD |
20 |
((20 + 0) x 10.00) – 0.00 |
200.00 USD |
次の表では、2番目の請求書の手数料金額の計算方法を説明します。
時間当たりのレート |
累計請求書時間(現在の請求書) |
累計請求書時間(前の請求書) |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|---|
10.00 USD |
30 |
20 |
200 |
((20 + 30) x 10.00) – 200.00 |
300.00 USD |
例3
この例では、時間当たりのレート方式を使用して手数料請求行を設定し、「累計」チェックボックスを選択します。1つの請求書を生成し、時間当たりのレートを変更してから、2番目の請求書を生成します。
次の表では、初回請求書の手数料の計算方法を説明します。
時間当たりのレート |
累計請求書時間(現在の請求書) |
累計請求書時間(前の請求書) |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|---|
10.00 USD |
20 |
0 |
0.00 USD |
((20 + 0) x 10.00) – 0.00 |
200.00 USD |
次の表では、時間当たりのレートを変更した後で2番目の請求書の手数料を計算する方法を説明します。
時間当たりのレート |
累計請求書時間(現在の請求書) |
累計請求書時間(前の請求書) |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|---|
15.00 USD |
30 |
20 |
200.00 USD |
((20 + 30) x 15.00) – 200.00 |
550.00 USD |
固定額方式
固定額方式を使用して手数料金額を計算するには、指定した固定額が使用されます。この方式では固定額のみ使用されるため、どの請求行も手数料請求行に相互参照しません。ただし、固定額料金が定期であるか1回のみ発生するかを指定する必要があります。金額が定期であることを指定した場合は、繰返し頻度も指定する必要があります。
固定額手数料請求行の「累計」チェックボックスを選択しない場合、請求書の生成プログラム(R52121)では固定額に対してのみ手数料が計算されます。固定額手数料請求行の「累計」チェックボックスを選択した場合、R52121プログラムでは、現在の請求書の手数料を計算するために固定額から前の請求書の手数料金額が減算されます。
収益認識での手数料計算の考慮事項
固定額方式を使用して計算される手数料金額は他の収益取引の金額に基づかないため、仕訳の生成プログラム(R48132)には収益認識の手数料を計算するための基準はありません。したがって、R48132プログラムを実行する前に、収益ワークファイルの生成プログラム(R52120)を実行する必要があります。R52120プログラムでは、固定額方式または限度額のパーセント方式を使用する契約の手数料請求行ごとに請求明細ワークファイル・テーブル(F4812)にレコードが1つ作成されます。
R52120プログラムの処理オプションで、レコードを作成する請求頻度を指定します。R52120プログラムを実行すると、契約に関連付けられている、請求頻度が処理オプションで指定された請求頻度と同じであるすべての手数料請求行が選択されます。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications契約/サービス請求管理製品ガイド』の「収益ワークファイルの生成」を参照してください。
例1
この例では、固定額方式を使用して手数料請求行を設定しますが、「累計」チェックボックスは選択しません。「適格性状況」フィールドで「定期」を選択し、「頻度コード」フィールドで「月次」を選択します。1つの請求書を生成し、手数料金額を変更してから、2番目の請求書を生成します。
次の表では、初回請求書の手数料金額の計算方法を説明します。
固定額 |
手数料金額 |
---|---|
400.00 USD |
400.00 USD |
次の表では、固定額を変更した後で2番目の請求書の手数料金額を計算する方法を説明します。
固定額 |
手数料金額 |
---|---|
600.00 USD |
600.00 USD |
例2
この例では、固定額方式を使用して手数料請求行を設定し、「累計」チェックボックスを選択します。「適格性状況」フィールドで「定期」を選択し、「頻度コード」フィールドで「月次」を選択します。1つの請求書を生成してから、固定額を変更せずに2番目の請求書を生成します。
次の表では、初回請求書の手数料金額の計算方法を説明します。
固定額 |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|
400.00 USD |
0.00 USD |
400.00 – 0.00 |
400.00 USD |
次の表では、2番目の請求書の手数料金額の計算方法を説明します。
固定額 |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|
400.00 USD |
400.00 USD |
400.00 – 400.00 |
0.00 USD |
例3
この例では、固定額方式を使用して手数料請求行を設定し、「累計」チェックボックスを選択します。「適格性状況」フィールドで「定期」を選択し、「頻度コード」フィールドで「月次」を選択します。1つの請求書を生成し、固定額を変更してから、2番目の請求書を生成します。
次の表では、2番目の請求書の手数料金額の計算方法を説明します。
固定額 |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|
400.00 USD |
0.00 USD |
400.00 – 0.00 |
400.00 |
次の表では、固定額を変更した後で2番目の請求書の手数料金額を計算する方法を説明します。
固定額 |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|
600.00 USD |
400.00 USD |
600.00 – 400.00 |
200.00 USD |
資金調達レベルでのLOE方式
資金調達レベルでの従事レベル(LOE)方式を使用して手数料金額を計算するには、最初に相互参照を設定した行の合計請求書時間を、資金調達レベル契約の「LOE Target Hrs」フィールドで指定した時間で除算します。この商に、次の2つのフィールドの値を組み合せて決定された、資金調達レベル契約の限度額の1つが乗算されます。
資金調達レベル契約の「請求限度」フィールド
このフィールドの値が「Awarded By Line」または「Awarded By Total」の場合は、資金調達レベル契約の報酬限度額が使用されます。値が「Funded By Line」または「Funded By Total」の場合は、資金調達限度額が使用されます。
注意: 資金調達レベル契約の「請求限度」フィールドが「No Limit」に設定されている場合は、この手数料計算方式を使用できません。手数料請求行のBL(請求行タイプ)フィールド。
請求行タイプが「A」の場合は、資金調達レベル契約の「請求限度」フィールドの値に応じて報酬または資金調達報酬金額が使用されます。請求行タイプが「F」または「4」の場合は、資金調達レベル契約の「請求限度」フィールドの値に応じて報酬または資金調達手数料金額が使用されます。
次の表では、手数料計算で使用する金額の決定方法について説明します。
請求限度 |
請求行タイプ |
手数料計算に使用される限度額 |
---|---|---|
「Awarded By Line」または「Awarded By Total」 |
A |
落札報酬金額 |
「Awarded By Line」または「Awarded By Total」 |
「F」または「4」 |
報酬金額 |
「Funded By Line」または「Funded By Total」 |
A |
資金調達報酬金額 |
「Funded By Line」または「Funded By Total」 |
「F」または「4」 |
資金調達手数料金額 |
手数料請求行の「累計」チェックボックスを選択しない場合、請求書の生成プログラム(R52121)では次の手順を使用して手数料金額が計算されます。
現在の請求書の手数料行に相互参照されている行に関連付けられた請求書集計テーブル(F4822)のすべてのレコードの請求書時間を累計します。
合計時間を資金調達レベル契約で指定されたLOE目標時間で除算します。
この金額に、適切な契約限度額を乗算します。
手数料請求行の「累計」チェックボックスを選択した場合、R52121プログラムでは次の手順を使用して手数料金額が計算されます。
現在の請求書の手数料行に相互参照されている行に関連付けられた請求書集計テーブル(F4822)のすべてのレコードの請求書または収益時間を累計します。
前の請求書からの相互参照行の時間を現在の時間に加算します。
合計時間を資金調達レベル契約で指定されたLOE目標時間で除算します。
手順3で計算した商に、適切な契約限度額を乗算します。
前の請求書の手数料金額を減算します。
累計時間が資金調達レベル契約で指定したLOE目標時間よりも大きい場合は、LOE目標時間が限度として使用され、計算でその金額が使用されます。たとえば、累計時間が300でLOE目標時間が250の場合は、手数料の計算時に250が使用されます。
収益認識での手数料計算の考慮事項
仕訳の生成プログラム(R48132)では、R52121が請求書の手数料を計算するのと同じ手順を使用して収益の手数料が計算されます。ただし、R48132プログラムでは、資金調達レベル契約の「Revenue Limit」フィールドの値を使用して、計算で使用する契約限度が決定されます。
例1
この例では、資金調達レベルでのLOE方式を使用して手数料請求行を設定します。請求行の資金調達レベル契約は、「請求限度」方式に「Funded By Line」を使用するように設定されています。手数料請求行の「累計」チェックボックスは選択しません。1つの請求書を生成し、LOE時間を変更してから、2番目の請求書を生成します。
次の表では、初回請求書の手数料金額の計算方法を説明します。
資金調達レベル契約でのLOE時間 |
請求行タイプ |
資金調達レベル契約での資金調達手数料金額 |
累計請求書時間 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|---|
100 |
F |
10,000.00 USD |
20 |
20 / 100 x 10,000 |
2, 000.00 USD |
次の表では、LOE時間を変更した後で2番目の請求書の手数料金額を計算する方法を説明します。
資金調達レベル契約でのLOE時間 |
請求行タイプ |
資金調達レベル契約での資金調達手数料金額 |
累計請求書時間 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|---|
200 |
F |
10,000.00 USD |
30 |
30 / 200 x 10,000 |
1, 500.00 USD |
例2
この例では、資金調達レベルでのLOE方式を使用して手数料請求行を設定します。請求行の資金調達レベル契約は、「請求限度」方式に「Funded By Line」を使用するように設定されています。手数料請求行の「累計」チェックボックスを選択します。1つの請求書を生成してから、LOE時間を変更せずに2番目の請求書を生成します。
次の表では、初回請求書の手数料金額の計算方法を説明します。
資金調達レベル契約でのLOE時間 |
請求行タイプ |
資金調達レベル契約での資金調達手数料金額 |
累計時間(現在の請求書) |
累計時間(前の請求書) |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100 |
F |
10,000.00 USD |
20 |
0 |
0.00 USD |
((20 + 0) / 100 x 10,000) – 0.00 |
2, 000.00 USD |
次の表では、2番目の請求書の手数料金額の計算方法を説明します。
資金調達レベル契約でのLOE時間 |
請求行タイプ |
資金調達レベル契約での資金調達手数料金額 |
累計時間(現在の請求書) |
累計時間(前の請求書) |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100 |
F |
10,000.00 USD |
30 |
20 |
2,000.00 USD |
((30 + 20) / 100 x 10,000) – 2,000 |
3,000.00 USD |
例3
この例では、資金調達レベルでのLOE方式を使用して手数料請求行を設定します。請求行の資金調達レベル契約は、「請求限度」方式に「Funded By Line」を使用するように設定されています。手数料請求行の「累計」チェックボックスを選択します。1つの請求書を生成し、資金調達レベル契約のLOE時間を変更してから、2番目の請求書を生成します。
次の表では、初回請求書の手数料金額の計算方法を説明します。
資金調達レベル契約でのLOE時間 |
請求行タイプ |
資金調達レベル契約での資金調達手数料金額 |
累計時間(現在の請求書) |
累計時間(前の請求書) |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100 |
F |
10,000.00 USD |
20 |
0 |
0.00 USD |
((20 + 0) / 100 x 10,000) – 0.00 |
2, 000.00 USD |
次の表では、LOE時間を変更した後で2番目の請求書の手数料金額を計算する方法を説明します。
資金調達レベル契約でのLOE時間 |
請求行タイプ |
資金調達レベル契約での資金調達手数料金額 |
累計時間(現在の請求書) |
累計時間(前の請求書) |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
200 |
F |
10,000.00 USD |
30 |
20 |
2,000.00 USD |
((30 + 20) / 200 x 10,000) – 2,000 |
500.00 USD |
労働カテゴリでのLOE方式
労働カテゴリでのLOE方式を使用して手数料金額を計算するには、手数料計算の労働カテゴリ方式と同様に、手数料請求行に相互参照されている行の請求書時間が労働カテゴリごとに累計されます。ただし、各労働カテゴリの手数料レート・タイプ情報を使用するかわりに、各労働カテゴリの従事レベル(LOE)時間を契約限度額の1つと組み合せて手数料金額が計算されます。使用する限度額を決定するには、次の2つのフィールドの値の組合せが使用されます。
資金調達レベル契約の「請求限度」フィールド
このフィールドの値が「Awarded By Line」または「Awarded By Total」の場合は、資金調達レベル契約の報酬限度額が使用されます。値が「Funded By Line」または「Funded By Total」の場合は、資金調達限度額が使用されます。
注意: 資金調達レベル契約の「請求限度」フィールドの値が「No Limit」に設定されている場合は、労働カテゴリでのLOE計算方式を使用できません。手数料請求行のBL(請求行タイプ)フィールド。
請求行タイプが「A」の場合は、資金調達レベル契約の「請求限度」フィールドの値に応じて報酬または資金調達報酬金額が使用されます。請求行タイプが「F」または「4」の場合は、資金調達レベル契約の「請求限度」フィールドの値に応じて報酬または資金調達手数料金額が使用されます。
次の表では、手数料計算で使用する金額の決定方法について説明します。
請求限度 |
請求行タイプ |
手数料計算に使用される限度額 |
---|---|---|
「Awarded By Line」または「Awarded By Total」 |
A |
落札報酬金額 |
「Awarded By Line」または「Awarded By Total」 |
「F」または「4」 |
報酬金額 |
「Funded By Line」または「Funded By Total」 |
A |
資金調達報酬金額 |
「Funded By Line」または「Funded By Total」 |
「F」または「4」 |
資金調達手数料金額 |
労働カテゴリでのLOE方式を使用する手数料請求行の「累計」チェックボックスを選択しない場合、請求書の生成プログラム(R52121)では次の手順を使用して手数料金額が計算されます。
手数料請求行に相互参照されている行に関連付けられた、ワークファイル明細テーブル(F4812)の時間を労働カテゴリ別に累計します。
累計された時間を持つ各労働カテゴリのLOE時間と、契約のすべての労働カテゴリの合計LOE時間の両方を取得します。契約固有労働カテゴリ・プログラム(P52G20)の「LOE Hours」フィールドから時間が取得されます。
労働カテゴリのLOE時間を、契約のすべての労働カテゴリの合計LOE時間で除算します。
手順3の商に、適切な契約限度額を乗算します。
手順4の積に、労働カテゴリの累計時間を労働カテゴリに必要なLOE時間で除算した商を乗算します。累計された時間を持つ労働カテゴリごとに、この手順を実行します。
手順5の積をすべて加算して、合計手数料金額を計算します。
労働カテゴリでのLOE方式を使用する手数料請求行の「累計」チェックボックスを選択した場合、R52121プログラムでは次の手順を使用して手数料金額が計算されます。
手数料請求行に相互参照されている行に関連付けられた、ワークファイル明細テーブル(F4812)の時間を労働カテゴリ別に累計します。
累計された時間を持つ各労働カテゴリに必要なLOE時間と、契約のすべての労働カテゴリに必要な合計LOE時間の両方を取得します。
前の請求書からの相互参照行の請求書金額および時間を労働カテゴリ別の現在の時間に加算します。
労働カテゴリに必要なLOE時間を、契約のすべての労働カテゴリに必要な合計LOE時間で除算します。
手順4の商に、適切な契約限度額を乗算します。
手順5の積に、労働カテゴリの累計時間を労働カテゴリに必要なLOE時間で除算した商を乗算します。累計された時間を持つ労働カテゴリごとに、この手順を完了します。
手順6のすべての積を加算します。
前の請求書の手数料金額を減算します。
労働カテゴリの累計時間がその労働カテゴリのLOE時間を超えている場合は、LOE時間を限度として使用して、累計時間のかわりにLOE時間が計算に使用されます。たとえば、労働カテゴリADMINの累計時間が300で、労働カテゴリに対して指定されているLOE時間が250の場合は、300ではなく250が計算で使用されます。
「契約固有労働カテゴリの入力」を参照してください。
収益認識での手数料計算の考慮事項
収益認識中に手数料金額を計算するために、仕訳の生成プログラム(R48132)ではR52121プログラムと同じ手順を使用して手数料金額が計算されます。ただし、資金調達レベル契約の「請求限度」フィールドの値を使用するかわりに、R48132プログラムでは「Revenue Limit」フィールドの値が使用されます。
例1
この例では、「請求限度」フィールドの値が「Funded by Line」で、資金調達手数料金額が10,000 USDである契約に労働カテゴリでのLOE方式を使用して手数料請求行(請求行タイプF)を設定します。手数料請求行の「累計」チェックボックスは選択しません。1つの請求書を生成し、資金調達手数料金額を15,000 USDに変更してから、2番目の請求書を生成します。
次の表では、3つの労働カテゴリの累計時間および関連LOE時間をリストします。
労働カテゴリ |
労働カテゴリの累計請求書時間 |
労働カテゴリのLOE時間 |
---|---|---|
ADMIN |
100 |
500 |
TECH1 |
50 |
300 |
TECH2 |
75 |
200 |
3つの労働カテゴリに必要なLOE時間の合計数は、1000(500 + 300 + 200)です。
最初の請求書の手数料を計算するには、次の式が使用されます。
((500 / 1000 × 10,000) × (100 / 500)) + ((300 / 1000 × 10,000) × (50 / 300)) + ((200 / 1000 × 10,000) × (75 / 200)) = 2250.00 USD
次の表では、2番目の請求書について、前の表と同じ3つの労働カテゴリの累計時間をリストします。この請求書では、資金調達手数料金額は15,000.00 USDに変更されています。
労働カテゴリ |
労働カテゴリの累計請求書時間 |
労働カテゴリのLOE時間 |
---|---|---|
ADMIN |
150 |
500 |
TECH1 |
40 |
300 |
TECH2 |
80 |
200 |
初回請求書からLOE時間は変更していないため、3つの労働カテゴリのLOEの総数は1,000です。
2番目の請求書の手数料を計算するには、次の式が使用されます。
((500 / 1000 × 15,000) × (150 / 500)) + ((300 / 1000 × 15,000) × (40 / 300)) + ((200 / 1000 × 15,000) × (80 / 200)) = 4050.00 USD
例2
この例では、「請求限度」フィールドの値が「Funded by Line」で、資金調達手数料金額が10,000 USDである契約に労働カテゴリでのLOE方式を使用して手数料請求行(請求行タイプF)を設定します。手数料請求行の「累計」チェックボックスを選択します。1つの請求書を生成してから、資金調達手数料金額を変更せずに2番目の請求書を生成します。
次の表では、初回請求書の3つの労働カテゴリの累計時間および関連LOE時間をリストします。
労働カテゴリ |
労働カテゴリの累計請求書時間(現在の請求書) |
労働カテゴリのLOE時間 |
累計請求書時間(前の請求書) |
---|---|---|---|
ADMIN |
100 |
500 |
0 |
TECH1 |
50 |
300 |
0 |
TECH2 |
75 |
200 |
0 |
3つの労働カテゴリに必要なLOE時間の合計数は、1000(500 + 300 + 200)です。前の請求書の手数料金額は0.00 USDです。
最初の請求書の手数料を計算するには、次の式が使用されます。
((500 / 1000 × 10,000) × ((100 + 0)/ 500)) + ((300 / 1000 × 10,000) × ((50 + 0) / 300)) + ((200 / 1000 × 10,000) × ((75 + 0) / 200)) - 0.00 USD = 2250.00 USD
次の表では、2番目の請求書について、前の表と同じ3つの労働カテゴリの累計時間をリストします。
労働カテゴリ |
労働カテゴリの累計請求書時間(現在の請求書) |
労働カテゴリのLOE時間 |
累計請求書時間(前の請求書) |
---|---|---|---|
ADMIN |
150 |
500 |
100 |
TECH1 |
40 |
300 |
50 |
TECH2 |
80 |
200 |
75 |
初回請求書からLOE時間は変更していないため、3つの労働カテゴリのLOEの総数は1,000です。前の請求書の手数料金額は2250.00 USDです。
2番目の請求書の手数料を計算するには、次の式が使用されます。
((500 / 1000 × 10,000) × ((150 + 100 / 500)) + ((300 / 1000 × 10,000) × ((40 +50) / 300)) + ((200 / 1000 × 10,000) × ((80 + 75) / 200)) - 2250.00 USD = 2700.00 USD
例3
この例では、「請求限度」フィールドの値が「Funded by Line」で、資金調達手数料金額が10,000 USDである契約に労働カテゴリでのLOE方式を使用して手数料請求行(請求行タイプF)を設定します。手数料請求行の「累計」チェックボックスを選択します。1つの請求書を生成し、資金調達手数料金額を15,000.00 USDに変更してから、2番目の請求書を生成します。
次の表では、初回請求書の3つの労働カテゴリの累計時間および関連LOE時間をリストします。
労働カテゴリ |
労働カテゴリの累計請求書時間(現在の請求書) |
労働カテゴリのLOE時間 |
累計請求書時間(前の請求書) |
---|---|---|---|
ADMIN |
100 |
500 |
0 |
TECH1 |
50 |
300 |
0 |
TECH2 |
75 |
200 |
0 |
3つの労働カテゴリに必要なLOE時間の合計数は、1000(500 + 300 + 200)です。前の請求書の手数料金額は0.00 USDです。
最初の請求書の手数料を計算するには、次の式が使用されます。
((500 / 1000 × 10,000) × ((100 + 0)/ 500)) + ((300 / 1000 × 10,000) × ((50 + 0) / 300)) + ((200 / 1000 × 10,000) × ((75 + 0) / 200)) - 0.00 USD = 2250.00 USD
次の表では、2番目の請求書について、前の表と同じ3つの労働カテゴリの累計時間をリストします。この請求書では、資金調達手数料金額は15,000.00 USDに変更されています。
労働カテゴリ |
労働カテゴリの累計請求書時間(現在の請求書) |
労働カテゴリのLOE時間 |
累計請求書時間(前の請求書) |
---|---|---|---|
ADMIN |
150 |
500 |
100 |
TECH1 |
40 |
300 |
50 |
TECH2 |
80 |
200 |
75 |
初回請求書からLOE時間は変更していないため、3つの労働カテゴリのLOE時間の総数は1,000です。前の請求書の手数料金額は2250.00 USDです。
2番目の請求書の手数料を計算するには、次の式が使用されます。
((500 / 1000 × 15,000) × ((150 + 100 / 500)) + ((300 / 1000 × 15,000) × ((40 +50) / 300)) + ((200 / 1000 × 15,000) × ((80 + 75) / 200)) - 2250.00 USD = 5175.00 USD
限度額のパーセント方式
限度額のパーセント方式を使用して手数料請求行の手数料金額を計算するには、指定したパーセントに資金調達レベル契約の適切な限度額が乗算されます。パーセントに乗算する限度額を決定するには、次の2つのフィールドの値の組合せが使用されます。
資金調達レベル契約の「請求限度」フィールド
このフィールドの値が「Awarded By Line」または「Awarded By Total」の場合は、資金調達レベル契約の報酬限度額が使用されます。値が「Funded By Line」または「Funded By Total」の場合は、資金調達限度額が使用されます。
注意: 資金調達レベル契約の「請求限度」フィールドの値が「No Limit」に設定されている場合は、限度額のパーセント計算方式を使用できません。手数料請求行のBL(請求行タイプ)フィールド。
請求行タイプが「A」の場合は、資金調達レベル契約の「請求限度」フィールドの値に応じて報酬または資金調達報酬金額が使用されます。請求行タイプが「F」または「4」の場合は、資金調達レベル契約の「請求限度」フィールドの値に応じて報酬または資金調達手数料金額が使用されます。
次の表では、手数料計算で使用する金額の決定方法について説明します。
請求限度 |
請求行タイプ |
手数料計算に使用される限度額 |
---|---|---|
「Awarded By Line」または「Awarded By Total」 |
A |
落札報酬金額 |
「Awarded By Line」または「Awarded By Total」 |
「F」または「4」 |
報酬金額 |
「Funded By Line」または「Funded By Total」 |
A |
資金調達報酬金額 |
「Funded By Line」または「Funded By Total」 |
「F」または「4」 |
資金調達手数料金額 |
限度額のパーセント方式では手数料計算で請求書金額のかわりに契約限度が使用されるため、この方式では相互参照行を設定しません。ただし、パーセントの指定に加えて、手数料金額が定期手数料金額であるか、1回のみの発生であるかも指定する必要があります。手数料金額を定期として指定した場合は、月次を表す「M」や週次を表す「W」などの頻度コードも指定する必要があります。
限度額のパーセント方式を使用する手数料行の「累計」チェックボックスを選択しない場合、請求書の生成プログラム(R52121)では、指定したパーセントに適切な限度額を乗算することで手数料金額が計算されます。「累計」チェックボックスを選択した場合、R52121プログラムでは、指定したパーセントに適切な限度額が乗算され、この請求行、およびこの契約の他の手数料または報酬行に対する前の請求書の手数料金額も減算されます。
収益認識での手数料計算の考慮事項
限度額のパーセント方式を使用する手数料請求行は他の収益取引の金額に基づかないため、仕訳の生成プログラム(R48132)には収益認識の手数料を計算するための基準はありません。したがって、R48132プログラムを実行する前に、収益ワークファイルの生成プログラム(R52120)を実行する必要があります。R52120プログラムでは、固定額方式または限度額のパーセント方式を使用する契約の手数料請求行ごとに請求明細ワークファイル・テーブル(F4812)にレコードが1つ作成されます。
R52120プログラムの処理オプションで、レコードを作成する頻度コードを指定します。R52120プログラムを実行すると、契約に関連付けられている、頻度コードが処理オプションで指定された頻度コードと同じであるすべての手数料請求行が選択されます。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications契約/サービス請求管理製品ガイド』の「収益ワークファイルの生成」を参照してください。
例1
この例では、「請求限度」フィールドが「Funded by Line」に設定されている資金調達レベル契約に限度額のパーセント方式を使用して手数料請求行を設定します。「累計」チェックボックスは選択しません。「適格性状況」フィールドで「定期」を選択し、「頻度コード」フィールドで「月次」を選択します。1つの請求書を生成し、パーセントを変更してから、2番目の請求書を生成します。
次の表では、初回請求書の手数料金額の計算方法を説明します。
パーセント |
請求行タイプ |
資金調達レベル契約での資金調達手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|
15 |
「F」または「4」 |
10,000.00 USD |
10,000.00 x .15 |
1,500.00 USD |
次の表では、パーセントを変更した後で2番目の請求書の手数料金額を計算する方法を説明します。
パーセント |
請求行タイプ |
資金調達レベル契約での資金調達手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|
20 |
「F」または「4」 |
$10,000.00 USD |
10,000.00 x .20 |
2000.00 USD |
例2
この例では、「請求限度」フィールドが「Funded by Line」に設定されている資金調達レベル契約に限度額のパーセント方式を使用して手数料請求行を設定します。「累計」チェックボックスを選択します。「適格性状況」フィールドで「定期」を選択し、「頻度コード」フィールドで「月次」を選択します。1つの請求書を生成してから、パーセントを変更せずに2番目の請求書を生成します。
次の表では、初回請求書の手数料金額の計算方法を説明します。
パーセント |
請求行タイプ |
資金調達レベル契約での資金調達手数料金額 |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|---|
15 |
「F」または「4」 |
10,000.00 USD |
0.00 |
(10,000.00 x .15) – 0.00 |
1,500.00 |
次の表では、2番目の請求書の手数料金額の計算方法を説明します。
パーセント |
請求行タイプ |
資金調達レベル契約での資金調達手数料金額 |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|---|
15 |
「F」または「4」 |
10,000.00 USD |
1500.00 |
(10,000.00 x .15) – 1,500.00 |
0.00 |
例3
この例では、「請求限度」フィールドが「Funded by Line」に設定されている資金調達レベル契約に限度額のパーセント方式を使用して手数料請求行を設定します。「累計」チェックボックスを選択します。「適格性状況」フィールドで「定期」を選択し、「頻度コード」フィールドで「月次」を選択します。1つの請求書を生成し、パーセントを変更してから、2番目の請求書を生成します。
次の表では、初回請求書の手数料金額の計算方法を説明します。
パーセント |
請求行タイプ |
資金調達レベル契約での資金調達手数料金額 |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|---|
15 |
「F」または「4」 |
10,000.00 USD |
0.00 USD |
(10,000.00 x .15) – 0.00 |
1,500.00 USD |
次の表では、2番目の請求書の手数料金額の計算方法を説明します。
パーセント |
請求行タイプ |
資金調達レベル契約での資金調達手数料金額 |
前の請求書の手数料金額 |
計算 |
手数料金額 |
---|---|---|---|---|---|
20 |
「F」または「4」 |
10,000.00 USD |
1,500.00 USD |
(10,000.00 x .20) – 1,500.00 |
500.00 USD |
詳細契約請求契約の手数料請求行の設定
この項では、次の方法について説明します。
詳細契約請求契約の手数料請求行を設定します。
手数料請求行の相互参照を作成します。
詳細契約請求契約の手数料請求行の設定に使用するフォーム
フォーム名 |
フォームID |
ナビゲーション |
用途 |
---|---|---|---|
契約請求行明細の処理 |
W5202A |
「日次処理-詳細契約請求」(G5215)、「契約請求行詳細」を選択します。 |
詳細契約請求契約を検索および特定します。 |
契約請求行詳細の改訂 |
W5202B |
「契約請求行明細の処理」フォームで資金調達レベル契約を特定し、「選択」をクリックします。 |
手数料請求行を作成します。 |
手数料相互参照詳細 |
W5213A |
「契約請求行詳細の改訂」フォームで手数料行を選択し、「ロー」メニューから「相互参照」を選択します。 |
手数料行の相互参照を設定します。 |
相互参照行の選択 |
W5213B |
「手数料相互参照詳細」フォームで、「フォーム」メニューから「行の選択」値を選択します。 |
手数料の計算に使用する請求行を選択します。 |
詳細契約請求契約の手数料請求行の設定
「契約請求行詳細の改訂」フォームにアクセスします。
1. 次のフィールドに入力して手数料請求行を作成します。
- 請求行(請求行タイプ)
-
「F」、 「4」または「A」を入力します。
2. 「OK」をクリックします。
手数料請求行の相互参照の作成
「手数料相互参照詳細」フォームにアクセスします。
次のフィールドに入力します。
手数料方法
手数料金額の計算に使用する方法を選択します。
「パーセント」または「デフォルト%」
「手数料方法」フィールドで「Percent (Of Cost)」または「Percent (Of Limit Value)」を選択した場合は、「パーセント」フィールドが表示されます。所有者支払項目の手数料行の請求金額の計算に使用するパーセントを入力します。このフィールドにパーセントを入力するか、「レート・コード」フィールドにレート・コードを入力します。パーセンテージは整数で入力してください。たとえば、10%の場合は、「10」と入力します。
「手数料方法」フィールドで「Labor Category」を選択した場合は、「デフォルト%」フィールドが表示されます。レートを定義していない作業タイプの手数料の計算に使用するデフォルトのパーセントを入力します。
レート・コード
手数料の計算時に使用するレートを識別するコードを入力します。レート・コードは手数料コード・テーブル・プログラム(P52131S)で設定します。このフィールドは、「手数料方法」フィールドで「Percent (Of Cost)」を選択した場合にのみ有効になります。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications契約/サービス請求管理製品ガイド』の「手数料のレート・コードの定義」を参照してください。
累計
手数料が累計であることを指定するには、このチェックボックスを選択します。このチェックボックスを選択し、手数料相互参照の設定を変更した場合は、現在の請求書の手数料金額を計算するときに、すでに請求された手数料金額が考慮されます。
適格性状況
請求書および収益手数料の計算の発生頻度を選択します。このフィールドは、「手数料方法」フィールドで「Flat Rate」または「Percent (Of Limit Value)」を選択した場合にのみ有効になります。
値は次のとおりです。
0 - Recurring: 手数料は定期的に繰り返されます。この値を選択した場合は、「頻度コード」フィールドで定期頻度を指定する必要もあります。
1 - 請求書と収益の両方で1回限り: 請求書金額に対して1回のみ、収益金額に対して1回のみ手数料が計算されます。
2 - 請求書に対して1回限り(収益では停止)): 手数料は請求書金額に対して1回のみ計算され、収益金額に対しては計算されません。
3 - 収益に対して1回限り(請求書では停止)): 手数料は収益に対して1回のみ計算され、請求書金額に対しては計算されません。
4 - 請求書と収益の両方に対して停止: 請求書または収益金額の手数料は計算されません。
固定額または限度額のパーセント方式を使用して手数料行を設定し、行が1回のみ発生する場合は、初回請求書の手数料を計算した後で、このフィールドがこの状況に更新されます。状況を手動で変更しないかぎり、行の手数料は再度計算されません。
頻度コード
「適格性状況」フィールドで「0 - Recurring」を選択した場合は、定期頻度を選択します。例: 「M - Monthly」や「W - Weekly」。頻度コードはユーザー定義コード(UDC)テーブル52G/FFに格納されます。これらの値はハードコード化されていません。
金額
請求書および収益手数料として使用する金額を入力します。このフィールドは、「手数料方法」フィールドで「Flat Amount」を選択した場合にのみ有効になります。
レート/時間
請求書および収益手数料の計算に使用する時間当たりのレートを指定します。このフィールドは、「手数料方法」フィールドで「Rate per Hour」を選択した場合にのみ有効になります。
「フォーム」メニューから「行の選択」値を選択します。
「相互参照行の選択」フォームで、相互参照する行を選択してから、「ロー」メニューから「レコード選択」値を選択します。
「取消」をクリックします。