Oracle製品へのアクセスと臨床研究へのアクセスの違い

Oracle製品へのアクセスは、Oracle Life Sciences Identity and Access Management Service (IAMS)を使用して制御します。Oracle Clinical One Platformで試験へのアクセスを制御します。

Oracle製品へのアクセスを提供するには、Oracle Life Sciences IAMSでOracle Life Sciences Single Sign-On (SSO)アカウントを作成し、適切な製品ロールを割り当てます。ただし、Oracle Clinical One PlatformOracle Clinical One Digital Gatewayの両方で臨床試験にアクセスするには、Oracle Clinical One Platformでグローバル・ユーザーと試験ユーザーを追加および管理する必要があります。

Oracle Clinical One Platformのグローバル・ユーザーは、組織全体に対して次のような管理タスクを実行する製品管理者です。
  • 試験を作成します。
  • 最初のユーザーを試験に追加します(このタスクを実行できるのはグローバル・ユーザーのみです)。
  • 任意の試験にユーザーを追加します。
  • 他のOracle Life Sciences製品のトレーニングのトレーニング・マネージャまたはトレーニング管理者としての役割を果たします。
  • Oracle Clinical One Digital Gatewayで統合を設定します。

    ノート:

    Oracle Clinical One Digital Gatewayにアクセスするには、Oracle Life Sciences IAMSで適切な製品ロールを持ち、適切なグローバル・ロールを持つOracle Clinical One Platformでグローバル・ユーザーとして追加する必要があります。Oracle Clinical One Digital Gatewayへのユーザー・アクセスの提供を参照してください。
これらのタスクおよびその他の使用可能なタスクに必要なロールの詳細は、Oracle Clinical One PlatformおよびOracle Clinical One Digital Gatewayのグローバル・ユーザーのロールを参照してください。

試験ユーザーは、Oracle Clinical One Platformで特定の試験に直接追加されます。実行できる様々なタスク、およびアクセスできる臨床データは、試験ユーザーとして、試験内で割り当てられる試験ロールに含まれる権限によって異なります。一部のグローバル・ユーザーは組織内の試験にアクセスできますが、その中の試験へのアクセスは、グローバル・ロールによって付与される厳格さに制限されます。グローバル・ユーザーは、特定の試験ロールを持つ試験に追加することもできますが、試験ユーザーとして追加するためにグローバル・ユーザーである必要はありません。