電子カルテ(EHR)データ・インポートのための症例のリンク

EHRデータをインポートする準備として、数回のクリックで症例を診療記録番号(MRN)にリンクできるため、不必要なデータ入力を削減できます。

前提条件

症例をリンクする前に、スポンサは次のタスクを完了しておく必要があります:
  • EHRデータ・インポートのために試験を有効にします。詳細は、電子カルテ(EHR)データ・インポートの有効化を参照してください。
  • 施設をEHRコネクタにマップします。詳細は、EHR施設の接続の管理を参照してください。その結果、「症例」ページの「症例の管理」で、「EHR患者のリンク」および「EHRリンクの削除」が使用可能になります。

必要な権限

症例をそのMRNにリンクするには、症例のEHR患者とのリンクおよびリンク解除権限を含む試験ロールが割り当てられている必要があります。

症例のリンクおよびリンク解除、および誤ってリンクされた症例の対処

次のステップに従って、新規または既存の症例をそのMRNにリンクしたり、誤ってリンクされた症例に対処します。

ノート:

リンク・プロセス中に症例のMRNを指定する必要があります。
  1. 新規症例のリンク
    1. 「症例」ページから開始します。
    2. 「症例の追加」を選択します。
      「症例の追加」ダイアログ・ウィンドウがオープンします。
    3. 複数の施設に関連付けられている場合は、「施設」ドロップダウンから適切な選択を実行します。
    4. 症例をリンクする場合は、症例の診療記録番号(MRN)を入力し、「次へ」を選択します。リンクしない場合は、「症例の追加」を選択します。
      リンクされている症例には、フルネーム、生年月日、性別、市および都道府県が表示されます。
    5. 「症例の追加」を選択します。
      「症例履歴」サイド・パネルに、「EHRにリンク済」および関連付けられている日時が表示されます。
    症例をリンクした後は、EHRデータをインポートできます。詳細は、電子カルテ(EHR)データのインポートを参照してください。
  2. 既存の症例のリンク
    1. 「症例」ページから開始します。
    2. リンクする症例の左側にあるチェックボックスを選択します。
    3. 「症例の管理」ドロップダウンから、「EHR患者のリンク」を選択します。
      「EHR患者のリンク」ダイアログ・ウィンドウがオープンします。
    4. 症例のMRNを入力し、「次へ」を選択します。
      リンクされた症例のフルネーム、生年月日、性別、市および都道府県が表示されます。
    5. 「リンク」を選択します。
      「症例履歴」サイド・パネルに、「EHRにリンク済」および関連付けられている日時が表示されます。
    症例をリンクした後は、EHRデータをインポートできます。詳細は、電子カルテ(EHR)データのインポートを参照してください。
  3. 症例のリンク解除

    症例のリンクを解除した場合、以前にインポートされたEHRデータは試験に残ります。必要に応じてクリアまたは削除できます。また、EHRインポート済データの手動更新権限を含む試験ロールに割り当てられている場合は、インポートしたデータを変更できます。

    1. 「症例」ページから開始します。
    2. リンクを解除する症例の左側にあるチェックボックスを選択します。
    3. 「症例の管理」ドロップダウンから、「EHRリンクの削除」を選択します。
      「EHR患者のリンク解除」ダイアログ・ウィンドウがオープンし、アクションの確認が求められます。
    4. 「確認」を選択します。
      「症例履歴」サイド・パネルに、「EHRからリンク解除済」および関連付けられている日時が表示されます。
  4. 誤ってリンクされた症例の対処
    1. 前述のステップに従って、症例のリンクを解除します。
    2. 症例のリンクが誤っているときにEHRデータをインポートしましたか?その場合は手動でクリアできます。
    3. 該当する場合は、前述のステップに従って、新規または既存の症例をリンクします。
リンクされている症例に対してイベントがどのように影響するかについては、次の項を参照してください。