5データ・リレーションシップおよび詳細契約請求の作成/編集プログラムについて
データ・リレーションシップおよび詳細契約の作成/編集プログラム
詳細契約請求契約を設定するには、P52G01Mプログラムを使用します。このプログラムは、データ・リレーションシップ・ツールで提供される機能を使用して有効にします。データ・リレーションシップ・ツールは、ユーザーが入力するデータの一貫性と品質の管理に使用できる一連のプログラムです。P52G01Mプログラムのデータ・リレーションシップを導入する場合は、契約データの制御を強化して、契約のデータ入力時の効率を高めることができます。
ツールを使用して、契約マスター情報を格納するF5201テーブルのカラム(データ項目)間の関係を定義し、デフォルトのターゲット値を定義します。P52G01Mプログラムで単一の基準値を入力するときに表示するターゲット値がフィールドに自動的に入力されます。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications Financial Managementの基礎製品ガイド』の「データ・リレーションシップについて」を参照してください。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications Financial Managementの基礎製品ガイド』の「データ・リレーションシップの設定」を参照してください。
P52G01Mプログラムのデータ・リレーションシップを設定する場合は、次の表で説明する規則を考慮します。
規則 |
説明 |
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1 |
データ・リレーションシップを設定できるF5201の一部のカラムは、基準カラムとしてのみ設定できます。これらのカラムには、契約、請求書および資金調達の各レベル全体で同じである必要のある情報が含まれます。
これらのカラムをターゲット・カラムとして設定できるようにすると、契約構造全体でフィールド値が不整合になることがあります。 |
2 |
新しい契約を契約レベルで作成する場合、設定するデータ・リレーションシップは契約レベルだけでなく、請求書および資金調達レベルの契約にも適用されます。 |
3 |
データ・リレーションシップが存在する契約レベルでフィールドを改訂した場合、変更は、契約構造全体で同じままである必要のあるフィールドについてのみ、関連する請求書レベルおよび資金調達レベルに適用されます。 |
4 |
契約構造全体で同じままである必要のないカラムの1つにデータ・リレーションシップを設定し、リレーションシップの「ルール適用」チェックボックスを選択した場合、契約構造全体でフィールド値の一貫性を維持できなくなることが防止されます。つまり、契約レベルでフィールド値を変更した場合は、「ルール適用」チェックボックスが選択されているため、同じフィールドが請求書および資金調達レベルで入力されることが防止されます。 |
5 |
チェックボックスの機能は、データ・リレーションシップの「ルール適用」チェックボックスの設定については特に、フィールドと異なります。新しい契約を追加する場合は、データ・リレーションシップの「ルール適用」チェックボックスの設定にかかわらず、データ・リレーションシップの値でチェックボックスが更新されます。一方、契約を改訂する場合は、リレーションシップの「ルール適用」チェックボックスが選択されている場合にのみチェックボックスが更新されます。P52G01Mプログラムのチェックボックスの大部分は基準のみのカラムであるため、この規則に影響されません。これらのチェックボックスは次の規則の影響を受けます。
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6 |
カラム・リレーションシップに順序を割り当てます。カラム・リレーションシップに対して「ルール適用」チェックボックスが選択されていない場合は、後続のリレーションシップが確認され、後続のリレーションシップの「ルール適用」チェックボックスが選択されている場合は、設定した規則に基づいてターゲット値が移入されます。 「例3」を参照してください。 |
『JD Edwards EnterpriseOne Applications Financial Managementの基礎製品ガイド』の「データ・リレーションシップの設定」を参照してください。
バッチ・プログラムを実行して、一度に複数の契約を更新できます。既存の契約を更新するにはデータ・リレーションシップの更新プログラム(R00422)を実行します。ただし、R00422プログラムでは、F5201テーブルのUSA4、USA5、CAB9およびQCOPRのフィールドのターゲット値は資金調達レベルで更新されません。
「F5201テーブルでのJD Edwards EnterpriseOne詳細契約請求の選択カラムの更新」を参照してください。
例1
この例は、F5201テーブルの3つのカラム間のデータ・リレーションシップの設定およびその結果としてP52G01Mプログラムに表示される設定の最終結果を示しています。この例は、すべてのデータ・リレーションシップに対して「ルール適用」チェックボックスが選択されている場合にP52G01Mプログラムのフィールドがどのように更新されるかを示しています。
設定: カラム・リレーションシップ
この例は、カラム・リレーションシップ・プログラム(P00421)の設定を示しています。

設定: 値リレーションシップ
この例は、TOCCおよびKEYPカラム間のカラム・リレーションシップに関する値リレーションシップ・プログラム(P00422)の設定を示しています。

この例は、KEYPおよびAI01カラム間のカラム・リレーションシップに関する値リレーションシップ・プログラム(P00422)の設定を示しています。

最終結果: P52G01Mプログラム
P52G01Mプログラムに新しい契約を入力し、「クライアント・タイプ」フィールドで「Federal」を選択すると、次のアクションが実行されます。
「主要担当者」チェックボックスが選択され、チェックボックスに入力できなくなります。
「Contract CC 1」フィールドに「DWI」が自動的に入力され、フィールドに入力できなくなります。
データ・リレーションシップの表の規則2とP52G01Mプログラムのセクションに従って、これらのアクションは契約レベルだけでなく契約に添付する請求書または資金調達レベルに対しても実行されます。データ・リレーションシップの設定で「ルール適用」チェックボックスが選択されているため、「主要担当者」フィールドと「Contract CC 1」フィールドには入力できません。
「クライアント・タイプ」フィールドの値を契約レベルで「Commercial」に変更した場合は、次の処理が行われます。
請求書および資金調達レベルの「クライアント・タイプ」フィールドの値が変更されます。
契約レベルの「主要担当者」チェックボックスが選択解除されます。
「Contract CC 1」フィールドの値が契約レベルで「SUE」に変更されます。
データ・リレーションシップの表の規則4とP52G01Mプログラムのセクションに従い、これらのフィールドは契約構造全体で同じままである必要がないため、これらの変更は請求書または資金調達レベルでは行われません。さらに、データ・リレーションシップの「ルール適用」チェックボックスが選択されているため、「主要担当者」および「Contract CC 1」フィールドには入力できません。
例2
この例は、例1と同じF5201テーブルの3つのカラム間のデータ・リレーションシップの設定およびその結果としてP52G01Mプログラムに表示される設定の最終結果を示しています。ただし、この例は、すべてのデータ・リレーションシップに対して「ルール適用」チェックボックスが選択解除されている場合にP52G01Mプログラムのフィールドがどのように更新されるかを示しています。
設定: カラム・リレーションシップ
この例は、カラム・リレーションシップ・プログラム(P00421)の設定を示しています。

設定: 値リレーションシップ
この例は、TOCCおよびKEYPカラム間のカラム・リレーションシップに関する値リレーションシップ・プログラム(P00422)の設定を示しています。

この例は、KEYPおよびAI01カラム間のカラム・リレーションシップに関する値リレーションシップ・プログラム(P00422)の設定を示しています。

最終結果: P52G01Mプログラム
P52G01Mプログラムで新しい契約を入力すると、例1で示したのと同じアクションが実行されます。ただし、既存の契約レベルの「クライアント・タイプ」フィールドを「Commercial」に改訂した場合は、次の処理が行われます。
契約、請求書または資金調達レベルの「主要担当者」チェックボックスは選択解除されません。
「Contract CC 1」フィールドの値は「SUE」に変更されません。
データ・リレーションシップの表の規則5とP52G01Mプログラムのセクションに従って、データ・リレーションシップの「ルール適用」チェックボックスが選択されている場合にのみチェックボックスの設定が更新されます。「主要担当者」チェックボックスの設定は選択されていないため、「Contract CC 1」フィールドの値は変更されません。
例3
この例は、例1および2と同じF5201テーブルの3つのカラム間のデータ・リレーションシップの設定およびその結果としてP52G01Mプログラムに表示される設定の最終結果を示しています。ただし、この例は、最初のデータ・リレーションシップに対して「ルール適用」チェックボックスが選択解除され、2番目のデータ・リレーションシップに対しては選択されている場合に、P52G01Mプログラムのフィールドがどのように更新されるかを示しています。

設定: 値リレーションシップ
この例は、TOCCおよびKEYPカラム間のカラム・リレーションシップに関する値リレーションシップ・プログラム(P00422)の設定を示しています。

この例は、KEYPおよびAI01カラム間のカラム・リレーションシップに関する値リレーションシップ・プログラム(P00422)の設定を示しています。

最終結果: P52G01Mプログラム
P52G01Mプログラムで新しい契約を入力すると、例1および2で示したのと同じアクションが実行されます。ただし、既存の契約レベルの「クライアント・タイプ」フィールドを「Commercial」に改訂した場合は、次の処理が行われます。
請求書および資金調達レベルの「クライアント・タイプ」フィールドの値が「COM」に変更されます。
契約、請求書または資金調達レベルの「主要担当者」チェックボックスは更新されません。
「Contract CC 1」フィールドの値が契約レベルでのみ「SUE」に変更されます。
データ・リレーションシップの「ルール適用」チェックボックスが選択解除されているため、データ・リレーションシップの表の規則6とP52G01Mプログラムのセクションに従って、「主要担当者」チェックボックスは更新されません。データ・リレーションシップの「ルール適用」チェックボックスが選択されているため、契約レベルで「Contract CC 1」フィールドの値が「SUE」に変更されます。