Clinical Oneトレーニング・レポート

このレポートでは、ユーザーがOracle Clinical One Platformについて完了した製品内トレーニングをすべて表示します。このレポートは、ユーザーがユーザー・インタフェースでアクションを実行する前に、適切なシステム・トレーニングを完了した証拠を提供します。

トレーニングを完了したすべてのユーザーにはEメール通知が届きますが、そのEメールは自分の個人的な記録のためのものです。このレポートは、CRA、管理者、ユーザー・マネージャなど、試験全体のトレーニング記録を確認する必要がある担当者にとって有用です。

このレポートを実行するためのユース・ケースがいくつかあります。
  • 試験全体にわたるユーザーのトレーニング・ステータスをチェックし、トレーニングを完了していないユーザーがいないかどうかを確認できます。
  • 試験終了時に、このレポートによってトレーニングの証拠を簡単に作成できます。ユーザーごとに個別の証明書を取得する必要はありません。すべてのトレーニング記録が単一のレポートに記載され、トレーニングの証拠を適切な場所にアップロードできます。
レポートをレビューする際は、トレーニングについて次の要件に注意してください。
  • 新しい機能が使用可能になると、新しいトレーニングが必要になり、割り当てられることがあります。
  • 一部のユーザーは、すべてのトレーニングを完了する前に、データを入力できる可能性があります。

    これは予想される動作であり、トレーニングは、Oracle Clinical One Platformユーザーが新しいタブまたはページをオープンしたときにジャスト・イン・タイム方式で提供される機能であるためです。ユーザーがページのトレーニングを完了すると、そのページのすべての機能のロックが解除されます。他のページの機能はロックされたままになります。

    たとえば、しばらくの間実行されている試験で在庫関連のタスクを実行していない施設ユーザーがいるとします。この状況では、その施設ユーザーは、サインイン後すぐにおそらくすべてのデータ入力トレーニングを完了しましたが、在庫タブに移動することはなかったため、在庫のトレーニングを完了する必要はありません。

モード

テスト中、トレーニングおよび本番の3つのすべてのモードで使用できます

レポートの実行に必要な権限

「トレーニング・レポートの実行」権限を割り当てられたユーザーは、このレポートを生成できます。

フィルタ

フィルタ 説明
トレーニング完了日 レポートの日付範囲を選択します。レポートには、日付範囲内に完了したトレーニングのみが含まれます。
ユーザー名 1人以上のユーザーを選択し、それらのユーザーの完了したトレーニングのみを表示するか、このフィルタを空白のままにして、すべてのユーザーのレポートを実行します。
場所 施設またはデポを選択し、その場所の完了したトレーニングを表示するか、このフィルタを空白のままにして、すべての場所のレポートを実行します。
ファイル・タイプ レポートの出力タイプ(HTMLまたはPDF)を選択します。

フィールドの説明

注意:

対応する値がないフィールドは、レポートでは「該当なし」としてマークされます。
初期のフィールド 説明
顧客名 クラウド・サブスクリプションの購入に使用された顧客の名前
試験名 試験を作成したときに試験マネージャが入力した試験のID
モード このレポートを実行したモード。たとえば、試験を本番に移行する前に、レポートをテスト中モードで実行して、施設のデータを検証できます
トレーニング完了日 このレポートの実行時に選択した期間
レポート生成者 このレポートを実行したユーザー(通常はトレーニング・マネージャ)のユーザー名
作成日 現在生成されているレポートのUTC日時
場所 監査履歴用に選択した場所(施設またはデポ)
トレーニング参加者ユーザー名 レポートに含めるように選択したトレーニング参加者のユーザー名。
ユーザー・トレーニング・セクションのフィールド 説明
必要なトレーニング 各行が、Oracle Clinical Oneプラットフォームでユーザーに付与されている権限に関連するトレーニング・ビデオに対応しています
トレーニング完了日時 ユーザーがトレーニングを完了したUTC日時
トレーニング有効日 トレーニング・ビデオの視聴を必要とするロールおよび権限をユーザーが最初に割り当てられた日付
試験割当日 試験に対する権限がユーザーに付与された日付。これは前述の日付より後になる場合があります