現在のビジット、フォームおよびアイテム・レベルのロックを追跡するための新規データ要素

Oracle Clinical One Analyticsで複数のデータセットに新しいデータ要素が追加されたことで、データ・マネージャーは拡張レポートを作成し、ビジット、フォームおよびフォーム・アイテムの現在のロック・ステータスに関する情報を含めることができるようになりました。

新しいデータ要素LOCKEDが次のデータセットに追加されました。 使用されているデータセットに応じて、このデータ要素はイベントまたはビジット、フォームまたはアイテムのステータスを反映します。

ノート:

この機能改善の一環としてOracle Clinical One Analyticsが追跡される症例全体に対して「ロック済」ステータスはありません。
このデータ要素を使用すると、特定のオブジェクト(ビジット、フォームまたはフォーム・アイテム)の現在のロック・ステータスを追跡できます。分析するオブジェクトのタイプに関係なく、このデータ要素は次のロック・ステータス値を持つことができます。
ロック状況 説明
<null>

このオブジェクトにはロックが適用されていません。

ロック済

オブジェクトのスコープ内のすべてのオブジェクトがロックされています。

ロック解除済

オブジェクトは、過去のある時点でロックされた後に適用されたロックはありません。

注意:イベント/ビジット・ロックは、ビジット日を含むビジット・レベル全体で機能します。ビジット・ステータスをロックするには、ビジット日をロックし、ビジット内のすべての関連オブジェクトをロックする必要があります。ビジット日がロックされていない場合は、ビジット・ステータスをロックできません。

ロック・ステータスに関するデータは、完全な監査履歴について分析にロードされます。つまり、アイテムまたはフォームの過去のレコードが取得されると、その時点で指定したアイテムまたはフォームに保持されていたロック・ステータスが反映されます。

ヒント:

特定のビジット、フォームまたはアイテムのロック・アクションの監査履歴を操作する場合は、このリリースで導入された署名、検証、凍結およびロック・アクションを追跡するための新しいデータセットも確認してください。

リリース・アセスメント環境(RAE)のアップグレード後、アナリティクス・ユーザー・ガイドで、これらのデータセットおよび新しいLOCKEDデータ要素に関する追加情報を確認できます。