9受注管理のOne View Reporting

One View受注残照会(P42270)

「受注オーダー照会」(G42112)メニューのOne View受注残照会アプリケーション(P42270)にアクセスします。One View受注残照会を使用して、受注残に対してクエリーを実行し、事業所品目および顧客マスター業種の関連データを含む、受注オーダー・レポートを作成します。One View受注残照会では、One View受注残照会ビジネス・ビュー(V42270A)が使用され、これには、受注明細テーブル(F4211)、品目マスター(F4102)および業種別顧客マスター(F03012)のカラムが含まれます。また、V42270Bが使用され、受注オーダー見出し(F4201)の情報もフェッチされます。

このアプリケーションでは、顧客別受注残、受注残状況、今日の品目別出荷、品目別受注残、品目別引当、現在の事業所別バックオーダーなどの顧客および品目情報を含む、現在の受注オーダーについてレポートを作成し実行できます。顧客および品目カテゴリ・コードを使用して追加のレポートを作成でき、たとえば、価格/販売カタログコード別または顧客地域別のレポートを作成できます。

処理オプション

処理オプションを使用して、プログラムおよびレポートのデフォルト処理を指定できます。

デフォルト

1. 事業所 - 詳細

受注オーダー明細行をフィルタリングする際のデフォルト値として使用する事業所を指定します。

2. オーダー会社(オーダー番号)

受注オーダー明細行をフィルタリングする際のデフォルト値として使用するオーダー会社を指定します。

3. オーダー・タイプ

受注オーダー明細行をフィルタリングする際のデフォルト値として使用する伝票タイプを指定します。

4. 状況コード - 次の開始

受注オーダー明細行のフィルタリングに使用する、開始次状況のデフォルト値を指定します。

この処理オプションをブランクにすると、受注オーダー行の表示のフィルタリングに、開始次状況の値は使用されません。

5. 状況コード - 次の終了

受注オーダー明細行のフィルタリングに使用する、終了次状況のデフォルト値を指定します。

この処理オプションをブランクにすると、受注オーダー行の表示のフィルタリングに、終了次状況の値は使用されません。

6. 仮定通貨コード

仮定金額を計算する際に使用される通貨コードのデフォルト値を指定します。

処理

1. 基本単位数量変換の実行

基本単位のオーダー数量の処理を行うか否かを指定します。この処理オプションを1に設定した場合、基本単位処理は行われません。

2. 仮定通貨換算の実行

オーダー金額の仮定通貨への処理を行うか否かを指定します。この処理オプションを1に設定した場合、仮定通貨処理は行われません。

バージョン

1. One View履歴売上照会(P42271)

履歴売上照会アプリケーションへのアクセスに使用されるOne View履歴売上照会(P42271)のバージョンを指定します。

この処理オプションをブランクにすると、バージョンZJDE0001が使用されます。

2. One View累計売上照会(P42272)

累計売上照会アプリケーションへのアクセスに使用されるOne View累計売上照会(P42272)のバージョンを指定します。

この処理オプションをブランクにすると、バージョンZJDE0001が使用されます。

3. One View販売価格照会(P42273)

販売価格照会アプリケーションへのアクセスに使用されるOne View販売価格照会(P42273)のバージョンを指定します。

この処理オプションをブランクにすると、バージョンZJDE0001が使用されます。

表示

カラムの非表示 - 計算済利益

アプリケーションで「計算済利益」カラムを非表示にするかどうかを指定します。値は次のとおりです。

  • 1: 「計算済利益」カラムを非表示にする場合は、1を入力します。

  • ブランク: 「計算済利益」カラムを非表示にしない場合は、このオプションをブランクにします。

特殊処理

One View受注残照会では、すべての数量関連のグリッド・カラムが基本単位(UOM)に換算されます。ただし、レポートで数量フィールドを使用しない場合は、基本単位処理を行わないように処理オプションを設定できます。

「会社」または「事業所」フィールドの値は必須です。値は、業種別顧客マスターに対するデータ選択の作成に使用されます。事業所がフィルタとして使用されている場合、事業所に関連付けられている会社が取り込まれます。会社のフィルタは、事業所のフィルタリングよりも優先されます。

通貨

通貨関連の金額は、処理オプションで入力された共通通貨、国内通貨、および外貨に表示されます。入力した通貨コードの値が表示されます。次が含まれます。

  • 仮定通貨コード

  • 仮定単価

  • 仮定合計価格

  • 仮定単位原価

  • 仮定合計原価

  • 累計請求額(仮定)

処理オプションで「通貨処理」がオフになっている場合、グリッドにはそのフィールドが表示されず、見出しの「仮定通貨」フィールドが非表示になります。

単価計算

基本単価および基本単位原価を計算するために、仮定通貨コードおよび基本単位が使用されます。「基本単位」および「通貨コード」処理オプションを設定していない場合、グリッドにそのフィールドは表示されません。処理オプションのいずれかを設定した場合、比率1が使用され、欠落している情報が計算されます(たとえば、基本単位にのみ換算する場合は、通貨比率1.00が使用されます。

利益計算

利益計算では、仮定金額が使用され利益および利益率が計算されます。仮定金額を使用しない場合、国内通貨金額が使用されます。また、利益計算には、割合を計算する利益金額も含まれます。この金額は、集計利益金額を示すために、複数のオーダー行にわたって集計できます。

レポート

One View受注残照会アプリケーションに付属しているレポートは次のとおりです。

  • 注残品目レポート

  • 注残顧客レポート

  • 状況レポート

  • コミットメント・レポート

  • 受注残分析

注残品目レポート

注残品目レポートでは、品目情報に基づいて受注残明細レコードを表示できます。注残品目(品目番号および事業所別)クラスタ棒グラフでは、様々な事業所にわたる品目の売上を比較できます。注残品目(補助区分別)円グラフでは、補助区分カテゴリ・コード別に売上の割合を表示できます。品目レコードに関連付けられている別のカテゴリ・コードを使用することもできます。補助区分および品目別品目集計テーブルに、グラフで使用されている品目および補助区分の合計値が表示されます。注残品目明細テーブルには、事業所および補助区分の順に示されたグラフの作成に使用されたすべての受注オーダー明細レコードが表示されます。テーブルには、各補助区分の各品目の小計が表示されます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

  • 注残品目(品目番号および事業所別)(棒グラフ)

  • 注残品目(補助区分別)(円グラフ)

  • 品目集計(補助区分および品目別)(テーブル)

  • 注残品目明細テーブル(テーブル)

注残品目明細テーブル・コンポーネントには、次の表に示すようにドリルバック機能が含まれています。

機能

ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム

品目番号

アプリケーションに渡されるテーブル・カラム

品目番号

呼び出されるアプリケーション

受注オーダー入力(P42101)

呼び出されるフォーム

W42101C

呼び出されるバージョン

ZJDE0001

注残顧客レポート

注残顧客レポートでは、顧客情報に基づいて受注残明細レコードを表示できます。注残品目(顧客別)クラスタ棒グラフでは、様々な顧客への品目の売上を比較できます。受注残(顧客別)円グラフでは、顧客別に売上の割合を表示できます。受注残集計(顧客および品目別)テーブルには、グラフで使用される品目および顧客の合計値が表示されます。受注残(顧客別)明細テーブルには、顧客順に示されたグラフの作成に使用されたすべての受注オーダー明細レコードが表示されます。テーブルには、各顧客の各受注オーダーの小計が表示されます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

  • 注残品目(顧客別)(水平棒グラフ)

  • 受注残(顧客別)(円グラフ)

  • 受注残集計(顧客および品目別)(テーブル)

  • 受注残(顧客別)明細テーブル(テーブル)

受注残(顧客別)明細テーブル・コンポーネントには、次の表に示すようにドリルバック機能が含まれています。

機能

ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム

販売先番号

アプリケーションに渡されるテーブル・カラム

販売先番号

呼び出されるアプリケーション

受注オーダー入力(P42101)

呼び出されるフォーム

W42101C

呼び出されるバージョン

ZJDE0001

状況レポート

状況レポートでは、受注オーダー行に基づいて受注オーダー明細レコードを表示できます。オーダー状況(顧客別)クラスタ棒グラフでは、顧客別に各状況の受注残行数を表示できます。現行オーダー状況円グラフでは、受注オーダー・サイクルの状況ごとのオーダー行の割合を表示できます。オーダー行集計(顧客および状況別)テーブルには、グラフで使用されている顧客の状況ごとの合計行数が表示されます。状況(顧客別)明細テーブルには、顧客順に示されたグラフの作成に使用されたすべての受注オーダー明細レコードごとの状況が表示されます。テーブルには、各顧客の状況ごとのオーダー行数が表示されます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

  • オーダー状況(顧客別)(棒グラフ)

  • 現行オーダー状況(円グラフ)

  • オーダー行集計(顧客および状況別)(テーブル)

  • 状況(顧客別)明細テーブル

状況(顧客別)明細テーブル・コンポーネントには、次の表に示すようにドリルバック機能が含まれています。

機能

ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム

販売先番号

アプリケーションに渡されるテーブル・カラム

販売先番号

呼び出されるアプリケーション

受注オーダー入力(P42101)

呼び出されるフォーム

W42101C

呼び出されるバージョン

ZJDE0001

コミットメント・レポート

コミットメント・レポートでは、特定の事業所内の特定のカテゴリ・コード(SRP1)の品目の各コミットメント・バケット内の数量に基づいて、受注残詳細レコードを表示できます。このレポートは、バックオーダーされている品目の判別に役立ちます。この情報は、特定のビジネスユニット、品目のセットに絞って表示したり、コミットメント・バケット別に表示できます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

  • コミットメント(品目別)(棒グラフ)

  • コミットメント集計(品目別)(テーブル)

  • コミットメント明細テーブル

コミットメント明細テーブル・コンポーネントには、次の表に示すようにドリルバック機能が含まれています。

機能

ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム

品目番号

アプリケーションに渡されるテーブル・カラム

品目番号

呼び出されるアプリケーション

在庫状況(P41202)

呼び出されるフォーム

W41202A

呼び出されるバージョン

ZJDE0001

受注残分析

受注残分析では、地域情報をフィルタとして使用して、受注残を表示できます。バックオーダー数量ダイアルには、地域内の各事業所のバックオーダーのレベルおよび値が表示されます。売上合計(顧客別)棒グラフでは、選択した地域内の様々な顧客の売上高を比較できます。オーダー行(前状況別)円グラフでは、受注オーダー・サイクルの状況ごとのオーダー行の割合を表示できます。オーダー数量(品目別)棒グラフでは、選択した地域の受注残行の合計品目数を表示できます。引当パーセント(品目別)棒グラフには、各引当カテゴリに含まれる品目の合計未処理数量の割合が表示されます。バックオーダー数量パーセント(顧客別)円グラフには、各顧客の合計バックオーダー数量の割合が表示されます。バックオーダー数量(品目別)棒グラフでは、バックオーダー状態の品目数を表示できます。受注残テーブルには、選択した地域内に含まれていた受注オーダー明細行が表示されます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

  • バックオーダー数量(事業所別)(ゲージ)

  • 売上合計(顧客別)(水平棒グラフ)

  • オーダー行(前状況別)(円グラフ)

  • オーダー数量(品目別)(棒グラフ)

  • 引当パーセント(品目別)(水平棒グラフ)

  • バックオーダー数量パーセント(顧客別)(円グラフ)

  • バックオーダー数量(品目別)(棒グラフ)

  • 受注残テーブル

受注残テーブル・コンポーネントには、次の表に示すようにドリルバック機能が含まれています。

機能

ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム

品目番号

アプリケーションに渡されるテーブル・カラム

販売先番号、品目番号、オーダー番号

呼び出されるアプリケーション

受注オーダー入力(P42101)

呼び出されるフォーム

W42101C

呼び出されるバージョン

ZJDE0001

受注残分析レポート 受注残分析レポート 受注残分析レポート 受注残分析レポート

One View履歴売上照会(P42271)

「受注オーダー照会」(G42112)メニューのOne View履歴売上照会アプリケーション(P42271)にアクセスします。One View履歴売上照会を使用して、事業所品目および顧客マスター業種の関連データを含む、受注残に対してクエリーを実行します。One View履歴売上照会は、次のビジネス・ビューおよびテーブルを使用します。

ビジネス・ビュー

テーブル

V42271A

受注明細履歴テーブル(F42119)、F4101およびF03012

V42271B

F4101

V42271C

F03012

このアプリケーションでは、品目別平均売上、顧客別合計売上、品目別上位顧客売上、事業所別上位売上、および現在の事業所別バックオーダーなどの顧客および品目情報を含む、売上履歴または売上実績についてレポートを作成し実行できます。顧客および品目カテゴリ・コードを使用して追加のレポートを作成でき、たとえば、価格/販売カタログコード別、補助区分別または顧客地域別のレポートを作成できます。

処理オプション

処理オプションを使用して、プログラムおよびレポートのデフォルト処理を指定できます。

デフォルト

1. 事業所 - 詳細

受注オーダー明細行をフィルタリングする際のデフォルト値として使用する事業所を指定します。

2. オーダー会社(オーダー番号)

受注オーダー明細行をフィルタリングする際のデフォルト値として使用するオーダー会社を指定します。

3. オーダー・タイプ

受注オーダー明細行をフィルタリングする際のデフォルト値として使用する伝票タイプを指定します。

4. 仮定通貨コード

仮定金額を計算する際に使用される通貨コードのデフォルト値を指定します。

処理

1. 基本単位数量変換の実行

基本単位のオーダー数量の処理を行うか否かを指定します。この処理オプションを1に設定した場合、基本単位処理は行われません。

2. 仮定通貨換算の実行

オーダー金額の仮定通貨への処理を行うか否かを指定します。この処理オプションを1に設定した場合、仮定通貨処理は行われません。

バージョン

1. One View受注残照会(P42270)

受注残照会アプリケーションへのアクセスに使用されるOne View受注残照会(P42270)のバージョンを指定します。

この処理オプションをブランクにすると、バージョンZJDE0001が使用されます。

2. One View累計売上照会(P42272)

累計売上照会アプリケーションへのアクセスに使用されるOne View累計売上照会(P42272)のバージョンを指定します。

この処理オプションをブランクにすると、バージョンZJDE0001が使用されます。

3. One View販売価格照会(P42273)

販売価格照会アプリケーションへのアクセスに使用されるOne View販売価格照会(P42273)のバージョンを指定します。

この処理オプションをブランクにすると、バージョンZJDE0001が使用されます。

特殊処理

One View履歴売上照会では、すべての数量関連のグリッド・カラムが基本単位に換算されます。ただし、レポートで数量フィールドを使用しない場合は、基本単位処理を行わないように処理オプションを設定できます。

「会社」または「事業所」フィールドの値は必須です。値は、業種別顧客マスターに対するデータ選択の作成に使用されます。事業所がフィルタとして使用されている場合、事業所に関連付けられている会社が取り込まれます。会社のフィルタは、事業所のフィルタリングよりも優先されます。

通貨

通貨関連の金額は、処理オプションで入力された共通通貨、国内通貨、および外貨に表示されます。入力した通貨コードの値が表示されます。次が含まれます。

  • 仮定通貨コード

  • 仮定単価

  • 仮定合計価格

  • 仮定単位原価

  • 仮定合計原価

  • 累計請求額(仮定)

処理オプションで「通貨処理」がオフになっている場合、グリッドにはそのフィールドが表示されず、見出しの「仮定通貨」フィールドが非表示になります。

単価計算

基本単価および基本単位原価を計算するために、仮定通貨コードおよび基本単位が使用されます。「基本単位」および「通貨コード」処理オプションを設定していない場合、グリッドにそのフィールドは表示されません。処理オプションのいずれかを設定した場合、比率1が使用され、欠落している情報が計算されます(たとえば、基本単位にのみ換算する場合は、通貨比率1.00が使用されます。

利益計算

利益計算では、仮定金額が使用され利益および利益率が計算されます。仮定金額を使用しない場合、国内通貨金額が使用されます。また、利益計算には、割合を計算する利益金額も含まれます。この金額は、集計利益金額を示すために、複数のオーダー行にわたって集計できます。

レポート

One View履歴売上照会アプリケーションに付属しているレポートは次のとおりです。

  • 合計履歴売上レポート

  • 平均履歴売上レポート

  • 上位顧客レポート

  • 履歴売上分析

合計履歴売上レポート

合計履歴売上レポートでは、品目情報に基づく履歴受注オーダー明細レコードを表示できます。SRP2および事業所別の売上クラスタ棒グラフでは、様々な事業所にわたる補助区分カテゴリ・コード内の品目の履歴売上を比較できます。品目レコードに関連付けられている別のカテゴリ・コードを使用することもできます。売上(カテゴリ・コード別)円グラフでは、補助区分カテゴリ・コード別に売上の履歴の割合を表示できます。品目レコードに関連付けられている別のカテゴリ・コードを使用することもできます。売上集計(カテゴリ・コード別)テーブルには、グラフ内で使用されている補助区分カテゴリ・コードおよび事業所内の品目の合計履歴値が表示されます。事業所内売上(カテゴリ・コードおよび品目別)明細テーブルには、事業所およびカテゴリ・コードの順に示されたグラフの作成に使用されたすべての履歴受注オーダー明細レコードが表示されます。テーブルには、補助区分カテゴリ・コードおよび各事業所の小計が表示されます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

  • 売上(補助区分および事業所別)(棒グラフ)

  • 売上率(補助区分別)(円グラフ)

  • オーダー数量集計(補助区分別)(テーブル)

  • 受注オーダー数量(事業所および補助区分別)(テーブル)

受注オーダー数量(事業所および補助区分別)テーブル・コンポーネントには、次の表に示すようにドリルバック機能が含まれています。

機能

ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム

品目番号

アプリケーションに渡されるテーブル・カラム

品目番号

呼び出されるアプリケーション

受注オーダー入力(P42101)

呼び出されるフォーム

W42101C

呼び出されるバージョン

ZJDE0001

平均履歴売上レポート

平均履歴売上レポートでは、品目情報に基づいて平均履歴受注オーダー明細レコードを表示できます。売上(補助区分および事業所別)クラスタ棒グラフでは、様々な事業所にわたる補助区分カテゴリ・コード内の品目の平均履歴売上を比較できます。品目レコードに関連付けられている別のカテゴリ・コードを使用することもできます。売上率(補助区分別)円グラフでは、補助区分カテゴリ・コード別に売上の平均履歴の割合を表示できます。品目レコードに関連付けられている別のカテゴリ・コードを使用することもできます。オーダー数量集計(補助区分別)テーブルには、グラフ内で使用されている補助区分カテゴリ・コードおよび事業所内の平均履歴値が表示されます。受注オーダー数量(事業所および補助区分別)詳細テーブルには、事業所および補助区分の順に示されたグラフの作成に使用されたすべての履歴受注オーダー明細レコードが表示されます。テーブルには、各補助区分カテゴリ・コードおよび各事業所の平均が表示されます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

  • 売上(補助区分および事業所別)(棒グラフ)

  • 売上率(補助区分別)(円グラフ)

  • オーダー数量集計(補助区分別)(テーブル)

  • 受注オーダー数量(事業所および補助区分別)(テーブル)

受注オーダー数量(事業所および補助区分別)テーブル・コンポーネントには、次の表に示すようにドリルバック機能が含まれています。

機能

ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム

品目番号

アプリケーションに渡されるテーブル・カラム

品目番号

呼び出されるアプリケーション

受注オーダー入力(P42101)

呼び出されるフォーム

W42101C

呼び出されるバージョン

ZJDE0001

上位顧客レポート

上位顧客レポートでは、顧客情報に基づいて履歴受注オーダー明細レコードを表示できます。上位10の顧客売上(品目別)クラスタ棒グラフでは、上位10の顧客の履歴売上を比較できます。売上合計パーセント(顧客別)円グラフでは、顧客別に合計履歴売上の割合を表示できます。上位顧客売上集計テーブルには、グラフで使用されている顧客の合計履歴売上額が表示されます。上位顧客明細テーブルには、顧客および品目の順に示されたグラフの作成に使用されたすべての履歴受注オーダー明細レコードが表示されます。テーブルには、各顧客の小計が表示されます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

  • 上位10の顧客売上(品目別)(水平棒グラフ)

  • 売上合計パーセント(顧客別)(円グラフ)

  • 上位顧客売上集計(テーブル)

  • 上位顧客明細テーブル

上位顧客明細テーブル・コンポーネントには、次の表に示すようにドリルバック機能が含まれています。

機能

ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム

販売先番号

アプリケーションに渡されるテーブル・カラム

販売先番号

呼び出されるアプリケーション

受注オーダー入力(P42101)

呼び出されるフォーム

W42101C

呼び出されるバージョン

ZJDE0001

履歴売上分析

履歴売上分析では、地域情報をフィルタとして使用して、受注残を表示できます。売上合計(顧客別)棒グラフでは、選択した地域内の様々な顧客の履歴売上高を比較できます。売上合計パーセント(顧客別)円グラフでは、選択した地域内の顧客別に売上の割合を表示できます。売上合計(販売カタログ区分別)棒チャートでは、各販売カタログ区分カテゴリ・コード内の品目の合計履歴売上を表示できます。売上合計パーセント(販売カタログ区分別)円グラフでは、販売カタログ区分カテゴリ別の履歴売上の割合を表示できます。品目レコードに関連付けられている別のカテゴリ・コードを使用することもできます。平均売上(補助区分別)棒グラフでは、各補助区分カテゴリ・コード内の品目の平均履歴売上を表示できます。品目レコードに関連付けられている別のカテゴリ・コードを使用することもできます。平均売上率(補助区分別)円グラフでは、補助区分カテゴリ・コード別の履歴売上の割合を表示でき、また、品目レコードに関連付けられている別のカテゴリ・コードを使用することもできます。合計オーダー数量(品目別)棒グラフでは、選択した地域の販売済品目の合計履歴数量を表示できます。売上合計(事業所別)円グラフでは、選択した地域内の事業所別に履歴売上の割合を表示できます。履歴受注オーダー・テーブルには、選択した地域内に含まれていた受注オーダー明細行が表示されます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

  • 売上合計(顧客別)(水平棒グラフ)

  • 売上合計パーセント(顧客別)(ドーナツ・グラフ)

  • 売上合計(販売カタログ区分別)(棒グラフ)

  • 売上合計パーセント(販売カタログ区分別)(円グラフ)

  • 平均売上(補助区分別)(水平棒グラフ)

  • 平均売上率(補助区分別)(ドーナツ・グラフ)

  • 合計正味数量(品目別)(棒グラフ)

  • 売上合計(事業所別)(円グラフ)

  • 履歴売上テーブル

履歴売上テーブル・コンポーネントには、次の表に示すようにドリルバック機能が含まれています。

機能

ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム

オーダー番号

アプリケーションに渡されるテーブル・カラム

販売先番号、品目番号、オーダー番号

呼び出されるアプリケーション

受注オーダー入力(P42101)

呼び出されるフォーム

W42101C

呼び出されるバージョン

ZJDE0001

履歴売上分析レポート 履歴売上分析レポート 履歴売上分析レポート 履歴売上分析レポート

One View累計売上照会(P42272)

「受注オーダー照会」(G42112)メニューのOne View累計売上照会アプリケーション(P42272)にアクセスします。One View累計売上照会を使用して、受注残および履歴受注オーダーをクエリーします。One View累計売上照会では、One View累計売上照会ビジネス・ビュー(V42272A)が使用され、これには、F4211、F42119および会計期間パターン・テーブル(F0008)のカラムが含まれます。V42272Bは、F03012から追加情報をフェッチします。

このアプリケーションでは、期間別顧客売上、期間別品目売上、期間別売上履歴、期間別販売価格、期間別売上原価、期間別平均利益、顧客別売上利益および品目別売上利益などの顧客および品目情報を含む、受注残および履歴(実績)売上についてレポートを作成し実行できます。品目および顧客カテゴリ・コードを使用して追加のレポートを作成でき、たとえば、価格/販売カタログコード別、補助区分別または顧客地域別のレポートを作成できます。

このアプリケーションでは、レポートを作成および実行して、営業商談に関連する受注オーダー、収益、潜在的収益および利益情報を表示することもできます。

処理オプション

処理オプションを使用して、プログラムおよびレポートのデフォルト処理を指定できます。

デフォルト

1. 事業所 - 詳細

受注オーダー明細行をフィルタリングする際のデフォルト値として使用する事業所を指定します。

2. オーダー会社(オーダー番号)

受注オーダー明細行をフィルタリングする際のデフォルト値として使用するオーダー会社を指定します。

3. オーダー・タイプ

受注オーダー明細行をフィルタリングする際のデフォルト値として使用する伝票タイプを指定します。

4. 状況コード - 次の開始

受注オーダー明細行のフィルタリングに使用する、開始次状況のデフォルト値を指定します。

この処理オプションをブランクにすると、受注オーダー行の表示のフィルタリングに、開始次状況の値は使用されません。

5. 状況コード - 次の終了

受注オーダー明細行のフィルタリングに使用する、終了次状況のデフォルト値を指定します。

この処理オプションをブランクにすると、受注オーダー行の表示のフィルタリングに、終了次状況の値は使用されません。

6. 仮定通貨コード

仮定金額を計算する際に使用される通貨コードのデフォルト値を指定します。

処理

1. 基本単位数量変換の実行

基本単位のオーダー数量の処理を行うか否かを指定します。この処理オプションを1に設定した場合、基本単位処理は行われません。

2. 仮定通貨換算の実行

オーダー金額の仮定通貨への処理を行うか否かを指定します。この処理オプションを1に設定した場合、仮定通貨処理は行われません。

バージョン

1. One View受注残照会(P42270)

受注残照会アプリケーションへのアクセスに使用されるOne View受注残照会(P42270)のバージョンを指定します。

この処理オプションをブランクにすると、バージョンZJDE0001が使用されます。

2. One View履歴売上照会(P42271)

履歴売上照会アプリケーションへのアクセスに使用されるOne View履歴売上照会(P42271)のバージョンを指定します。

この処理オプションをブランクにすると、バージョンZJDE0001が使用されます。

3. One View販売価格照会(P42273)

販売価格照会アプリケーションへのアクセスに使用されるOne View販売価格照会(P42273)のバージョンを指定します。

この処理オプションをブランクにすると、バージョンZJDE0001が使用されます。

特殊処理

One View累計売上照会では、すべての数量関連のグリッド・カラムが基本単位に換算されます。ただし、レポートで数量フィールドを使用しない場合は、基本単位処理を行わないように処理オプションを設定できます。

「会社」または「事業所」フィールドの値は必須です。値は、業種別顧客マスターに対するデータ選択の作成に使用されます。事業所がフィルタとして使用されている場合、事業所に関連付けられている会社が取り込まれます。会社のフィルタは、事業所のフィルタリングよりも優先されます。

各受注オーダー明細行の会計期間は、受注オーダー明細行の要求日付に基づいて決定されます。

通貨

通貨関連の金額は、処理オプションで入力された共通通貨、国内通貨、および外貨に表示されます。入力した通貨コードの値が表示されます。次が含まれます。

  • 仮定通貨コード

  • 仮定単価

  • 仮定合計価格

  • 仮定単位原価

  • 仮定合計原価

  • 累計請求額(仮定)

処理オプションで「通貨処理」がオフになっている場合、グリッドにはそのフィールドが表示されず、見出しの「仮定通貨」フィールドが非表示になります。

単価計算

基本単価および基本単位原価を計算するために、仮定通貨コードおよび基本単位が使用されます。「基本単位」および「通貨コード」処理オプションを設定していない場合、グリッドにそのフィールドは表示されません。処理オプションのいずれかを設定した場合、比率1が使用され、欠落している情報が計算されます(たとえば、基本単位にのみ換算する場合は、通貨比率1.00が使用されます。

利益計算

利益計算では、仮定金額が使用され利益および利益率が計算されます。仮定金額を使用しない場合、国内通貨金額が使用されます。また、利益計算には、割合を計算する利益金額も含まれます。この金額は、集計利益金額を示すために、複数のオーダー行にわたって集計できます。

レポート

One View累計売上照会アプリケーションに付属しているレポートは次のとおりです。

  • 顧客売上レポート

  • 品目別売上レポート

  • 販売利益レポート

  • 累計売上分析

  • 商談別売上

  • 商談トレンド

顧客売上レポート

顧客売上レポートでは、顧客情報に基づいて受注残および履歴受注オーダー明細レコードを表示できます。売上合計(顧客および期間別)クラスタ棒グラフでは、期間別に顧客の売上を比較できます。このグラフは、売上サイクルの傾向の評価に役立ちます。合計顧客売上(期間別)円グラフには、期間別の顧客売上の割合が表示されます。顧客売上集計(会計期間別)テーブルには、グラフで使用されている顧客および期間の合計売上額が表示されます。顧客売上(会計期間別)明細テーブルには、顧客、会計年度および会計期間の順に示されたグラフの作成に使用されたすべての受注オーダー明細レコードが表示されます。テーブルには、各顧客の小計が表示されます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

  • 売上合計(顧客および期間別)(棒グラフ)

  • 合計顧客売上(期間別)(円グラフ)

  • 顧客売上集計(会計期間別)(テーブル)

  • 顧客売上(会計期間別)明細テーブル

顧客売上(会計期間別)明細テーブル・コンポーネントには、次の表に示すようにドリルバック機能が含まれています。

機能

ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム

販売先番号

アプリケーションに渡されるテーブル・カラム

販売先番号

呼び出されるアプリケーション

受注オーダー入力(P42101)

呼び出されるフォーム

W42101C

呼び出されるバージョン

ZJDE0001

品目別売上レポート

品目別売上レポートでは、品目情報に基づいて受注残および履歴受注オーダー明細レコードを表示できます。売上合計(品目および期間別)クラスタ棒グラフでは、期間別に品目の売上を比較できます。このグラフは、売上サイクルの傾向の評価に役立ちます。合計品目売上(期間別)円グラフには、期間別の品目売上の割合が表示されます。品目売上集計(会計期間別)テーブルには、グラフで使用されている品目および期間の合計売上額が表示されます。品目売上(会計期間別)明細テーブルには、会計年度および会計期間の順に示されたグラフの作成に使用されたすべての受注オーダー明細レコードが表示されます。テーブルには、各期間の各品目の小計が表示されます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

  • 売上合計(品目および期間別)(棒グラフ)

  • 合計品目売上(期間別)(円グラフ)

  • 品目売上集計(会計期間別)(テーブル)

  • 品目売上(会計期間別)明細テーブル

品目売上(会計期間別)明細テーブル・コンポーネントには、次の表に示すようにドリルバック機能が含まれています。

機能

ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム

品目番号

アプリケーションに渡されるテーブル・カラム

品目番号

呼び出されるアプリケーション

受注オーダー入力(P42101)

呼び出されるフォーム

W42101C

呼び出されるバージョン

ZJDE0001

販売利益レポート

販売利益レポートでは、会計期間情報に基づいて受注残および履歴受注オーダー明細レコードを表示できます。合計利益(会計年度別)棒グラフでは、各期間の売上を比較できます。このグラフは、売上サイクルの傾向の評価に役立ちます。合計売上および合計原価(会計期間別)クラスタ棒グラフには、各会計期間の価格および原価が表示されます。このレポートにより、様々な期間の収益性を比較できます。平均利益率(期間別)円グラフでは、期間別の平均売上利益の割合を比較できます。利益集計(補助区分別)テーブルには、グラフ内で使用されている補助区分カテゴリ・コードの利益が表示されます。利益(補助区分別)明細テーブルには、補助区分カテゴリ・コード、会計期間および会計期間の順に示されたグラフの作成に使用されたすべての受注オーダー明細レコードが表示されます。テーブルには、各補助区分の小計が表示されます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

  • 合計利益(会計期間別)(棒グラフ)

  • 会計期間別合計売上および合計原価(棒グラフ)

  • 平均利益率(期間別)(円グラフ)

  • 利益集計(補助区分別)(テーブル)

  • 利益(補助区分別)明細テーブル

  • 平均利益(補助区分別)明細テーブル

利益(補助区分別)明細テーブル・コンポーネントには、次の表に示すようにドリルバック機能が含まれています。

機能

ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム

品目番号

アプリケーションに渡されるテーブル・カラム

品目番号

呼び出されるアプリケーション

受注オーダー入力(P42101)

呼び出されるフォーム

W42101C

呼び出されるバージョン

ZJDE0001

累計売上分析

累計売上分析では、地域情報をフィルタとして使用して、受注残および履歴受注オーダーを表示できます。利益率ダイアルでは、選択した地域内の様々な補助区分カテゴリ・コードに対する受注オーダーの利益を比較できます。品目レコードに関連付けられている別のカテゴリ・コードを使用することもできます。売上合計(顧客別)棒グラフでは、選択した地域内の顧客別に合計売上を表示できます。売上合計(品目別)棒グラフでは、選択した地域内の品目の合計売上を表示できます。合計利益(顧客別)棒グラフでは、選択した地域内の各顧客への売上の収益性を表示できます。合計利益(会計年度および期間別)円グラフでは、期間別の平均売上利益の割合を比較できます。販売価格と原価(会計年度および期間別)クラスタ棒グラフには、各会計期間の品目の価格および原価が表示されます。様々な期間の収益性を比較できます。売上原価(顧客別)円グラフでは、顧客別に売上原価の割合を表示できます。累計売上明細テーブルには、選択した地域内に含まれていた受注残明細および履歴受注オーダー明細行の両方が表示されます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

  • 利益率(補助区分別)(ゲージ)

  • 売上合計(顧客別)(棒グラフ)

  • 合計売上(品目別)(水平棒グラフ)

  • 合計利益(顧客別)(水平棒グラフ)

  • 合計利益(会計年度および期間別)(ドーナツ・グラフ)

  • 販売価格および原価(会計年度および期間別)(棒グラフ)

  • 売上原価(顧客別)(円グラフ)

  • 累計売上明細テーブル

累計売上明細テーブル・コンポーネントには、次の表に示すようにドリルバック機能が含まれています。

機能

ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム

販売先番号

アプリケーションに渡されるテーブル・カラム

販売先番号、品目番号、オーダー番号

呼び出されるアプリケーション

受注オーダー入力(P42101)

呼び出されるフォーム

W42101C

呼び出されるバージョン

ZJDE0001

累計売上分析レポート 累計売上分析レポート 累計売上分析レポート 累計売上分析レポート 累計売上分析レポート

商談別売上レポート

「商談別売上」レポートでは、商談データに基づいて作成されたオーダー数、生成された販売収益および潜在的収益に関する詳細情報を表示できます。

各種棒グラフを使用して、オーダー、販売収益および潜在的収益を商談別、コスト・センター別に表示できます。

さらに商談別売上集計テーブルを使用すれば、売上集計をコスト・センター別、商談ID別に表示できます。また、「商談の売上明細」テーブルを使用して、商談から生成された売上に関連する明細を分析することも可能です。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

  • 商談別オーダー(棒グラフ)

  • 商談別販売収益(棒グラフ)

  • 商談のコスト・センター別販売収益(棒グラフ)

  • 商談別潜在的収益(棒グラフ)

  • 商談のコスト・センター別潜在的収益(棒グラフ)

  • 商談別売上集計(集計テーブル)

  • 「商談の売上明細」テーブル

One View販売価格照会(P42273)

「受注オーダー照会」(G42112)メニューのOne View販売価格照会アプリケーション(P42273)にアクセスします。One View販売価格照会を使用して、品目価格設定レポートを作成します。One View販売価格照会は、次のビジネス・ビューおよびテーブルを使用します。

ビジネス・ビュー

テーブル

One View販売価格照会(V42273A)

F4106、品目キーIDマスター・ファイル(F40941)および顧客キーIDマスター・ファイル(F40942)

One View顧客マスター(V42273B)

F03012

One View品目マスター(V42273C)

F4101

このアプリケーションでは、顧客別価格リスト、補助区分別品目価格リスト、事業所別品目価格リスト、高価格品目、地域別品目価格、顧客グループ別品目価格リストなどの顧客および品目情報を使用して、販売価格についてのレポートを作成し実行できます。品目および顧客カテゴリ・コードを使用して追加のレポートを作成でき、たとえば、価格/販売カタログコード別、補助区分別または顧客地域別のレポートを作成できます。

処理オプション

処理オプションを使用して、プログラムおよびレポートのデフォルト処理を指定できます。

デフォルト

1. 事業所

受注オーダー明細行をフィルタリングする際のデフォルト値として使用する事業所を指定します。

2. 仮定通貨コード

仮定金額を計算する際に使用される通貨コードのデフォルト値を指定します。

処理

1. 仮定通貨換算の実行

オーダー金額の仮定通貨への処理を行うか否かを指定します。この処理オプションを1に設定した場合、仮定通貨処理は行われません。

バージョン

1. One View受注残照会(P42270)

受注残照会アプリケーションへのアクセスに使用されるOne View受注残照会(P42270)のバージョンを指定します。

この処理オプションをブランクにすると、バージョンZJDE0001が使用されます。

2. One View履歴売上照会(P42271)

履歴売上照会アプリケーションへのアクセスに使用されるOne View履歴売上照会(P42271)のバージョンを指定します。

この処理オプションをブランクにすると、バージョンZJDE0001が使用されます。

3. One View累計売上照会(P42272)

表示されているオーダー番号の追加受注オーダー明細の表示に使用されるOne View累計売上照会(P42272)のバージョンを指定します。

この処理オプションをブランクにすると、バージョンZJDE0001が使用されます。

特殊処理

対象範囲の広い検索によりパフォーマンスに悪影響が出ないように、少なくとも1つの見出しフィールドに値を指定する必要があります。いずれかのフィールドに値を入力します。

  • 品目番号

  • 事業所

  • 品目価格グループ

  • 顧客番号

  • 顧客価格グループ

F4106レコードに品目番号および事業所が含まれている場合、One View販売価格照会は、F4102テーブルからカテゴリ・コード値を取り込みます。事業所がない場合、F4101テーブルからカテゴリ・コード値を取り込みます。F4106レコードに顧客番号が含まれている場合、One View販売価格照会は、F03012テーブルからカテゴリ・コード値を取り込みます。レコードに事業所も含まれる場合、業種ロジックが使用され、F03012レコードが取り込まれます。そうではない場合、会社00000の顧客マスターが取り込まれます。

通貨

通貨関連の金額は、処理オプションで入力された共通通貨、国内通貨、および外貨に表示されます。次に示すような、入力した通貨コードの値が表示されます。

  • 仮定通貨コード

  • 仮定単価

  • 仮定合計価格

  • 仮定単位原価

  • 仮定合計原価

  • 累計請求額(仮定)

処理オプションで「通貨処理」がオフになっている場合、グリッドにはそのフィールドが表示されず、見出しの「仮定通貨」フィールドが非表示になります。

単価および単位原価の計算

基本単価および基本単位原価を計算するために、仮定通貨コードおよび基本単位が使用されます。「基本単位」および「通貨コード」処理オプションを設定していない場合、グリッドにそのフィールドは表示されません。処理オプションのいずれかを設定した場合、比率1が使用され、欠落している情報が計算されます(たとえば、基本単位にのみ換算する場合は、通貨比率1.00が使用されます。

レポート

One View販売価格照会アプリケーションに付属しているレポートは次のとおりです。

  • 顧客別価格表レポート

  • 品目価格リスト・レポート

  • 地域別価格比較レポート

  • 販売価格分析

顧客別価格表レポート

顧客別価格表レポートでは、データ選択内の各顧客の最新の品目基本価格を表示できます。顧客別価格表明細テーブルには、顧客、顧客グループ、品目グループ、品目および事業所ごとの単価が表示されます。有効開始日、有効終了日、およびレポートが作成された日付に基づく最新の価格のみが表示されます。

このレポートには、顧客別の価格表の詳細がリストされたテーブルが含まれます。

このレポートの顧客別価格表明細テーブル・コンポーネントには、次の表に示すようにドリルバック機能が含まれています。

機能

ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム

顧客番号

アプリケーションに渡されるテーブル・カラム

事業所

呼び出されるアプリケーション

基本価格の改訂(P4106)

呼び出されるフォーム

W4106J

呼び出されるバージョン

なし

品目価格リスト・レポート

品目価格リスト・レポートでは、最新の品目基本価格を表示できます。上位5位までの価格品目棒グラフでは、システム内の最も高額な品目を評価できます。品目価格リスト明細テーブルには、品目および事業所ごとの単価が表示されます。有効開始日、有効終了日、およびレポートが作成された日付に基づく最新の価格のみが表示されます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

  • 上位5位までの価格品目(棒グラフ)

  • 品目価格リスト明細テーブル

品目価格リスト明細テーブル・コンポーネントには、次の表に示すようにドリルバック機能が含まれています。

機能

ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム

品目番号

アプリケーションに渡されるテーブル・カラム

品目番号、事業所

呼び出されるアプリケーション

基本価格の改訂(P4106)

呼び出されるフォーム

W4106J

呼び出されるバージョン

なし

地域別価格比較レポート

地域別価格比較レポートでは、販売地域をソート基準として使用して、最新の基本価格を表示できます。品目レコードに関連付けられている別のカテゴリ・コードを使用して、価格情報をソートすることもできます。価格比較(地域別)クラスタ棒グラフでは、地域別に品目の売上を比較できます。このグラフは、売上サイクルの傾向の評価に役立ちます。価格比較(地域別)明細テーブルには、地域カテゴリ、販売カタログ区分カテゴリ・コードの順に示されたグラフの作成に使用された各品目レコードの単価が示されます。有効開始日、有効終了日、およびレポートが作成された日付に基づく最新の価格のみが表示されます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

  • 価格比較(地域別)(水平棒グラフ)

  • 価格比較(地域別)明細テーブル

価格比較(地域別)明細テーブル・コンポーネントには、次の表に示すようにドリルバック機能が含まれています。

機能

ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム

品目番号

アプリケーションに渡されるテーブル・カラム

品目番号

呼び出されるアプリケーション

基本価格の改訂(P4106)

呼び出されるフォーム

W4106J

呼び出されるバージョン

なし

販売価格分析

販売価格分析では、地域情報をフィルタとして使用して、最新の基本価格を表示できます。品目価格(顧客別)クラスタ棒グラフでは、選択した地域内の品目単価を比較できます。品目価格(顧客グループ別)クラスタ棒グラフでは、選択した地域内の様々な顧客グループの品目単価を比較できます。品目価格(事業所別)クラスタ棒グラフでは、選択した地域内の様々な事業所の品目単価を比較できます。品目価格(品目価格グループ別)棒グラフでは、選択した地域内の様々な品目価格グループの単価を表示できます。販売価格明細テーブルには、選択した地域内に含まれていたすべての基本価格レコードが表示されます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

  • 品目価格(顧客別)(棒グラフ)

  • 品目価格(顧客グループ別)(水平棒グラフ)

  • 品目価格(事業所別)(水平棒グラフ)

  • 品目価格(品目価格グループ別)(棒グラフ)

  • 販売価格明細テーブル

販売価格明細テーブル・コンポーネントには、次の表に示すようにドリルバック機能が含まれています。

機能

ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム

品目番号

アプリケーションに渡されるテーブル・カラム

品目番号、事業所

呼び出されるアプリケーション

基本価格の改訂(P4106)

呼び出されるフォーム

W4106J

呼び出されるバージョン

なし

販売価格分析レポート 販売価格分析レポート 販売価格分析レポート