18安全衛生インシデント管理のOne View Reporting
One Viewインシデント集計照会(P54HS220)
One Viewインシデント集計照会アプリケーション(P54HS220)には、「安全衛生インシデント管理」、「日時処理」メニュー(G54HS10)からアクセスします。One Viewインシデント集計照会を使用して、安全衛生インシデントを分析および集計します。このアプリケーションでは、インシデントおよびBU結合 - One Viewビジネス・ビュー(V54HS01J)が使用され、これには、インシデント・マスター(F54HS01)およびビジネスユニット・マスター(F0006)のカラムが含まれます。
このアプリケーションでは、インシデントの共通の特質または傾向を判断できます。たとえば、タイプ別またはその他の要因(関係者、セキュリティ、環境、設備、資産の破損など)別にインシデントを表示できます。インシデント原価を分析して、属性または特質に基づいてインシデントを比較することもできます。これらのレポートには、可能性のある原因因子およびインシデントの情報が月別に表示されます。グリッドにある287のカラムから選択します。そのうちの48個はグリッドの特殊計算カラムです。これらのカラムでは、情報を集めて計算を実行し、レポートで使用できるようにグリッドに表示します。このフォームで使用可能な情報は、JD Edwards EnterpriseOneのその他のフォームでは使用できません。
One Viewインシデント集計照会には、2つの事前定義済レポートが用意されています。これらのレポートは、インシデント属性とインシデント原価です。これらの付属レポートを使用して、組織、インシデントの日付、原因因子、サードパーティ関連のインシデント、重大度、状況、インシデントのタイプ、ならびに実際原価および見積原価などのインシデントのキー属性に関連する分析を表示できます。
特殊処理
見出しでの特殊処理
One Viewインシデント集計照会アプリケーションでは、見出しフィールドおよびグリッド・カラムで次の特殊処理が行われます。
インシデント日付 - 開始、およびインシデント日付 - 終了
One Viewインシデント集計照会アプリケーションの見出しには、インシデントの分析対象の日付範囲が表示されます。日付範囲は、編集することも、開始日付または終了日付を未設定のままにすることも可能です。
仮定通貨コードおよび基準通貨日付
One Viewインシデント集計照会アプリケーションでは、インシデント原価金額が共通通貨でレポートされます。「仮定通貨コード」フィールドおよび「基準通貨日付」フィールドを使用して、原価金額を国内通貨から共通通貨に換算できます。「仮定通貨コード」フィールドに有効な値がある場合にのみ、換算後にグリッドの「仮定」のカラムが自動入力されます。為替レートを取得して換算を実行する際には、「基準通貨日付」フィールドが使用されます。「仮定通貨コード」フィールドおよび「基準通貨日付」フィールドは、グリッド・カラムのフィルタではありません。これらのフィールドを使用しない場合、換算は実行されず、「仮定」のカラムはグリッドに表示されません。共通通貨に換算できるのは、見積インシデント原価および実際インシデント原価の金額です。換算済原価金額の「仮定」のカラムは18あります。
インシデント・タイプ
「潜在インシデント」、「安全統計から除外」、「資産/設備の破損」、「自動車関連」、「環境影響」、「傷害/疾病」、「セキュリティ」および「その他」のボックスを選択して、どのタイプのインシデントを含めるかをフィルタすることもできます。「安全統計から除外」とマークされたインシデントは、このアプリケーションに含まれます。これらのチェック・ボックスは追加式で、インシデント集計照会アプリケーションの見出しで、これらの属性すべてが選択されているインシデントがグリッドおよびレポートに含まれます。すべてのインシデントを含めるには、これらのチェック・ボックスの選択を解除します。これらの属性に基づいてインシデントを除外するには、属性ごとに例示照会プログラム(QBE)を使用し、チェック・ボックスが選択されているインシデントのみを表示する場合は1、チェック・ボックスが選択されていないインシデントのみを表示する場合は0を入力します。
レコード・タイプ(リリース9.2更新)
「レコード・タイプ」フィールドを使用してインシデントをフィルタ処理できます。
計算済グリッド・カラムでの特殊処理
グリッド・カラムには、見出しでの特殊処理の考慮事項に関連する情報が記録されます。これらのカラムにより、データベースにないデータのレポートを、使用しやすいフォームで簡単に作成できます。これらのカラムがあるため、アプリケーションに付属しているレポートを使用することができます。カスタム・レポートを定義する際に、これらを使用することもできます。
One Viewインシデント集計照会アプリケーションでは、グリッドの計算カラムで次の特殊処理が行われます。
インシデント日付 - 開始
見出しの日付範囲に入力するインシデントの開始日付です。この日付とインシデント・レコードのインシデント日付が比較され、適格性が判断されます。この日付も範囲に含まれます。これはカラムに表示され、レポートで使用されます。
インシデント日付 - 終了
見出しの日付範囲に入力するインシデントの終了日付です。この日付とインシデント・レコードのインシデント日付が比較され、適格性が判断されます。この日付も範囲に含まれます。これはカラムに表示され、レポートで使用されます。
インシデント年
報告対象インシデントに関連付けられるカレンダ年です。「インシデント日付」(HSIDT)フィールドに基づきます。
仮定通貨コード
アプリケーションの見出しフィールドに入力する通貨コードです。このカラムは、レポートでコードを使用できるようにするために必要です。
基準通貨日付
アプリケーションの見出しフィールドに入力する基準日です。このカラムは、基準通貨日付をレポートで使用できるようにするために必要です。通貨コードが入力されたが、この日付がブランクのままの場合は、システム日付が使用されます。
仮定為替レート
通貨金額の換算に使用される為替レートです。「仮定通貨コード」フィールドおよび「基準通貨日付」フィールドに基づいて取得されます。
見積原価 - 傷害/疾病
「傷害/疾病」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられたすべての見積原価の合計です。「合計インシデント見積原価」(HSITEC)に基づきます。「傷害/疾病」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
実際原価 - 傷害/疾病
「傷害/疾病」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられたすべての実際原価の合計です。「合計インシデント実際原価」(HSITAC)に基づきます。「傷害/疾病」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
仮定見積原価 - 傷害/疾病
「傷害/疾病」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられた別の通貨のすべての見積原価の合計です。インシデントで「傷害/疾病」チェック・ボックスが選択されている場合、このフィールドには、仮定通貨に換算された合計インシデント見積原価(HSITEC)が自動入力されます。「傷害/疾病」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
仮定実際原価 - 傷害/疾病
「傷害/疾病」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられた別の通貨のすべての実際原価の合計です。インシデントで「傷害/疾病」チェック・ボックスが選択されている場合、このフィールドには、仮定通貨に換算された合計インシデント実際原価(HSITAC)が自動入力されます。「傷害/疾病」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
見積原価 - セキュリティ
「セキュリティ」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられたすべての見積原価の合計です。「合計インシデント見積原価」(HSITEC)に基づきます。「セキュリティ」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
実際原価 - セキュリティ
「セキュリティ」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられたすべての実際原価の合計です。「合計インシデント実際原価」(HSITAC)に基づきます。「セキュリティ」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
仮定見積原価 - セキュリティ
「セキュリティ」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられた別の通貨のすべての見積原価の合計です。インシデントで「セキュリティ」チェック・ボックスが選択されている場合、このフィールドには、仮定通貨に換算された合計インシデント見積原価(HSITEC)が自動入力されます。「セキュリティ」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
仮定実際原価 - セキュリティ
「セキュリティ」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられた別の通貨のすべての実際原価の合計です。インシデントで「セキュリティ」チェック・ボックスが選択されている場合、このフィールドには、仮定通貨に換算された合計インシデント実際原価(HSITAC)が自動入力されます。「セキュリティ」チェック・ボックスが選択されていない場合、この値は0になります。
見積原価 - 設備
「資産/設備の破損」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられたすべての見積原価の合計です。「合計インシデント見積原価」(HSITEC)に基づきます。「資産/設備の破損」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
実際原価 - 設備
「資産/設備の破損」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられたすべての実際原価の合計です。「合計インシデント実際原価」(HSITAC)に基づきます。「資産/設備の破損」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
仮定見積原価 - 設備
「資産/設備の破損」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられた別の通貨のすべての見積原価の合計です。インシデントで「資産/設備の破損」チェック・ボックスが選択されている場合、このフィールドには、仮定通貨に換算された合計インシデント見積原価(HSITEC)が自動入力されます。「資産/設備の破損」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
仮定実際原価 - 設備
「資産/設備の破損」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられた別の通貨のすべての実際原価の合計です。インシデントで「資産/設備の破損」チェック・ボックスが選択されている場合、このフィールドには、仮定通貨に換算された合計インシデント実際原価(HSITAC)が自動入力されます。「資産/設備の破損」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
見積原価 - 自動車
「自動車関連」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられたすべての見積原価の合計です。「合計インシデント見積原価」(HSITEC)に基づきます。「自動車関連」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
実際原価 - 自動車
「自動車関連」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられたすべての実際原価の合計です。「合計インシデント実際原価」(HSITAC)に基づきます。「自動車関連」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
仮定見積原価 - 自動車
「自動車関連」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられた別の通貨のすべての見積原価の合計です。インシデントで「自動車関連」チェック・ボックスが選択されている場合、このフィールドには、仮定通貨に換算された合計インシデント見積原価(HSITEC)が自動入力されます。「自動車関連」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
仮定実際原価 - 自動車
「自動車関連」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられた別の通貨のすべての実際原価の合計です。インシデントで「自動車関連」チェック・ボックスが選択されている場合、このフィールドには、仮定通貨に換算された合計インシデント実際原価(HSITAC)が自動入力されます。「自動車関連」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
見積原価 - 環境
「環境影響」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられたすべての見積原価の合計です。「合計インシデント見積原価」(HSITEC)に基づきます。「環境影響」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
実際原価 - 環境
「環境影響」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられたすべての実際原価の合計です。「合計インシデント実際原価」(HSITAC)に基づきます。「環境影響」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
仮定見積原価 - 環境
「環境影響」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられた別の通貨のすべての見積原価の合計です。インシデントで「環境影響」チェック・ボックスが選択されている場合、このフィールドには、仮定通貨に換算された合計インシデント見積原価(HSITEC)が自動入力されます。「環境影響」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
仮定実際原価 - 環境
「環境影響」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられた別の通貨のすべての実際原価の合計です。インシデントで「環境影響」チェック・ボックスが選択されている場合、このフィールドには、仮定通貨に換算された合計インシデント実際原価(HSITAC)が自動入力されます。「環境影響」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
見積原価 - その他
「その他」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられたすべての見積原価の合計です。「合計インシデント見積原価」(HSITEC)に基づきます。「その他」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
実際原価 - その他
「その他」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられたすべての実際原価の合計です。「合計インシデント実際原価」(HSITAC)に基づきます。「その他」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
仮定見積原価 - その他
「その他」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられた別の通貨のすべての見積原価の合計です。インシデントで「その他」チェック・ボックスが選択されている場合、このフィールドには、仮定通貨に換算された合計インシデント見積原価(HSITEC)が自動入力されます。「その他」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
仮定実際原価 - その他
「その他」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられた別の通貨のすべての実際原価の合計です。インシデントで「その他」チェック・ボックスが選択されている場合、このフィールドには、仮定通貨に換算された合計インシデント実際原価(HSITAC)が自動入力されます。「その他」チェック・ボックスが選択されていない場合、この値は0になります。
見積原価 - 潜在
「潜在インシデント」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられたすべての見積原価の合計です。「合計インシデント見積原価」(HSITEC)に基づきます。「潜在インシデント」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
実際原価 - 潜在
「潜在インシデント」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられたすべての実際原価の合計です。「合計インシデント実際原価」(HSITAC)に基づきます。「潜在インシデント」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
仮定見積原価 - 潜在
「潜在インシデント」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられた別の通貨のすべての見積原価の合計です。インシデントで「潜在インシデント」チェック・ボックスが選択されている場合、このフィールドには、仮定通貨に換算された合計インシデント見積原価(HSITEC)が自動入力されます。「潜在インシデント」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
仮定実際原価 - 潜在
「潜在インシデント」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられた別の通貨のすべての実際原価の合計です。インシデントで「潜在インシデント」チェック・ボックスが選択されている場合、このフィールドには、仮定通貨に換算された合計インシデント実際原価(HSITAC)が自動入力されます。「潜在インシデント」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
見積原価 - サードパーティ
「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられたすべての見積原価の合計です。「合計インシデント見積原価」(HSITEC)に基づきます。「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
実際原価 - サードパーティ
「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられたすべての実際原価の合計です。「合計インシデント実際原価」(HSITAC)に基づきます。「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
仮定見積原価 - サードパーティ
「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられた別の通貨のすべての見積原価の合計です。インシデントで「契約者/サードパーティ」チェック・ボックスが選択されている場合、このフィールドには、仮定通貨に換算された合計インシデント見積原価(HSITEC)が自動入力されます。「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
仮定実際原価 - サードパーティ
「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されているインシデントに関連付けられた別の通貨のすべての実際原価の合計です。インシデントで「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されている場合、このフィールドには、仮定通貨に換算された合計インシデント実際原価(HSITAC)が自動入力されます。「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は0になります。
見積原価 - 会社
「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されていないインシデントに関連付けられるすべての見積原価の合計です。「合計インシデント見積原価」(HSITEC)に基づきます。「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されている場合、このカラムの値は0になります。
実際原価 - 会社
「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されていないインシデントに関連付けられるすべての実際原価の合計です。「合計インシデント実際原価」(HSITAC)に基づきます。「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されている場合、このカラムの値は0になります。
仮定見積原価 - 会社
「契約者/サードパーティ」チェック・ボックスが選択されていないインシデントに関連付けられる別の通貨のすべての見積原価の合計です。インシデントで「契約者/サードパーティ」チェック・ボックスが選択されていない場合、このフィールドには、仮定通貨に換算された合計インシデント見積原価(HSITEC)が自動入力されます。「契約者/サードパーティ」チェック・ボックスが選択されている場合、このカラムの値は0になります。
仮定実際原価 - 会社
「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されていないインシデントに関連付けられる別の通貨のすべての実際原価の合計です。インシデントで「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されていない場合、このフィールドには、仮定通貨に換算された合計インシデント実際原価(HSITAC)が自動入力されます。「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されている場合、このカラムの値は0になります。
仮定合計インシデント見積原価
別の通貨の合計見積インシデント原価です。仮定通貨に換算された合計見積インシデント原価(HSITEC)に基づいた見積原価の合計です。
仮定合計インシデント実際原価
別の通貨の合計実際インシデント原価です。仮定通貨に換算された合計実際インシデント原価(HSITAC)に基づいた実際原価の合計です。
会社の管轄
会社がインシデントを管轄し、契約者またはサードパーティが関連しないことを示します。「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は1になります。この値は、会社が管轄するインシデント数のカウントに使用されます。
契約者/サードパーティ記述
レポート用に使用する記述を示します。インシデントの「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されているかどうかに基づいて、「サードパーティの管轄」または「会社の管轄」のいずれかが表示されます。
「フォーマット済インシデント時刻」および「フォーマット済インシデント報告時刻」
これらの2つのカラムには、フォーマット済時刻が表示されます。例示照会プログラム(QBE)は、これらのカラムでは使用できません。ただし、検索やフィルタリングを実行しやすいよう、これらのフォーマット済時刻のカラムでは、時、分、秒を読みやすい形式で時刻が表示されます。
レポート
One Viewインシデント集計照会アプリケーションに付属しているレポートは次のとおりです。
インシデント属性
インシデント原価
これらのレポートでは、ビジネスユニット・カテゴリ・コード1(部門)、事業所、および重大度に基づいて、リストが上部に表示されます。このリストを使用すると、対話型モードでレポートを実行する際にレポート・データをフィルタできます。
インシデント属性
このレポートを使用して、キー属性でインシデントを分析します。このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。
インシデント・タイプ(縦棒グラフ)
インシデント重大度(円グラフ)
インシデント状況(円グラフ)
月別インシデント(線グラフ)
年別インシデント(線グラフ)
原因因子 - 全インシデント(縦棒グラフ)
会社インシデントの原因因子(この円グラフには、「契約者/サードパーティ」が選択されていないインシデントのみが表示されます。)
インシデントの管轄(円グラフ)
保険金請求(この円グラフには、請求番号が入力されているインシデントのみが表示されます。)
事業所別インシデント(縦棒グラフ)
ビジネスユニット別インシデント(縦棒グラフ)
地域別インシデント(縦棒グラフ)
プロジェクト別インシデント(縦棒グラフ)
事業所別インシデント・タイプ - 上位5(縦集合棒グラフ)
セキュリティ・インシデントのタイプ(この円グラフには、「セキュリティ分類」が選択されているインシデントのみが表示されます。)
その他のインシデントのタイプ(この円グラフには、「その他の分類」が選択されているインシデントのみが表示されます。)
インシデント情報 - プロジェクト集計(事業所、プロジェクト別のテーブル)
インシデント情報 - 詳細(テーブル)
事業所、ビジネスユニット、地域、プロジェクト、重大度、状況、その他の分類、セキュリティ分類およびインシデント番号の記述を含む参照テーブル。
このレポートには、次の表で説明するドリルバック機能が含まれます。
機能 |
値 |
---|---|
ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム |
インシデント番号 |
アプリケーションに渡されるテーブル・カラム |
インシデント番号 |
呼び出されるアプリケーション |
インシデント・マスター(P54HS00) |
呼び出されるフォーム |
W54HS00B |
呼び出されるバージョン |
ZJDE0001 |
インシデント原価
このレポートを使用して、インシデントの実際原価および見積原価を分析します。このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。
インシデント・タイプ別実際原価(横棒グラフ)
インシデント・タイプ別原価差異(横棒グラフ)
平均実際原価(ゲージ)
原価の高い上位10のインシデント(縦棒グラフ)
管轄別実際原価(円グラフ)
重大度別実際原価(円グラフ)
月別実際原価(線グラフ)
年別実際原価(線グラフ)
事業所別実際インシデント原価(縦棒グラフ)
ビジネスユニット別実際インシデント原価(縦棒グラフ)
地域別実際インシデント原価(縦棒グラフ)
プロジェクト別実際インシデント原価(縦棒グラフ)
契約者別実際インシデント原価(縦棒グラフ)
プロジェクト・インシデント集計原価(事業所、プロジェクト別)(テーブル)
インシデント詳細原価(テーブル)
事業所、ビジネスユニット、地域、プロジェクト、契約者、重大度およびインシデント番号の記述を含む参照テーブル。
このレポートには、次の表で説明するドリルバック機能が含まれます。
機能 |
値 |
---|---|
ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム |
インシデント番号 |
アプリケーションに渡されるテーブル・カラム |
インシデント番号 |
呼び出されるアプリケーション |
インシデント・マスター(P54HS00) |
呼び出されるフォーム |
W54HS00B |
呼び出されるバージョン |
ZJDE0001 |











One Viewインシデント関係者照会(P54HS230)
One Viewインシデント関係者照会アプリケーションには、「安全衛生インシデント管理」、「日時処理」メニュー(G54HS10)からアクセスします。One Viewインシデント関係者照会アプリケーションを使用して、安全衛生インシデントの関係者、ならびにその関係者の傷害および疾病を分析および集計します。このアプリケーションでは、インシデント関係者および傷害結合 - OVRビジネス・ビュー(V54HS01K)が使用され、これには、インシデント・マスター(F54HS01)、インシデント関係者テーブル(F54HS02)およびインシデント疾病/傷害テーブル(F54HS021)のカラムが含まれます。これら3つのテーブル間のこの結合ビューでは、関係者が関連付けられているすべてのインシデントが識別されます。また、インシデントのビジネスユニットに関連付けられている50個のビジネスユニット・カテゴリ・コードをビジネスユニット・マスター(F0006)から取り込みます。関連付けられている関係者がいないインシデントは、グリッドに表示される結果には含まれません。
インシデント関係者テーブル(F54HS02)およびインシデント疾病/傷害テーブル(F54HS021)の違いを理解することが重要です。個人がインシデントに関連付けられるたびに、この個人のロールおよび傷害に関係なく、新規レコードとしてF54HS02テーブルに入力されます。個人が負傷しているか、または病気にかかっており、複数の傷害または疾病がある場合、報告対象傷害/疾病がF54HS02テーブルの傷害/疾病のフィールドに入力されます。後続のすべての傷害または疾病は、インシデント・アプリケーション(P54HS00)の「傷害/疾病詳細の追加」ボタンを使用して、F54HS021テーブルに入力されます。たとえば、傷害が3つある場合は、最も重大度の高い傷害がF54HS02テーブルに入力され、その他2つの傷害がF54HS021テーブルに入力されます。この情報は、One Viewインシデント関係者照会アプリケーションに3つのグリッド・ローとして表示されます。これら3つの傷害を反映するために、「関係者詳細レベル」フィールドがどのように使用されるかを理解するには、このフィールドに関する後述の説明を参照してください。F54HS02テーブルのレコードは、インシデントおよび個人ごとにそれぞれ1つのみです。
グリッド・レコードには、インシデントの関係者ごとの情報が表示されます。複数の傷害または疾病がある場合、グリッドには、傷害または疾病ごとにレコードが表示されます。主要な傷害は、重大度が最も高い傷害で、通常は、従業員が負傷していることを報告する必要がある傷害です。主要な傷害の詳細は、インシデント関係者テーブル(F54HS02)に、その他の傷害または疾病はインシデント疾病/傷害テーブル(F54HS021)に入力できます。このアプリケーションでは、すべての傷害を報告でき、それがグリッドでどのように表されるかを理解しておくことが重要です。これらを区別する特殊カラムの「関係者詳細レベル」があります。インシデントでその他の傷害がシステムに入力されていない場合、詳細のレベルは1になります。1つのインシデントにその他の傷害を記録する必要がある複雑な傷害を負った関係者の場合、最初の主要な傷害およびその他の傷害が同じグリッド・ローにレポートされるため、グリッド・ローでは、それらの傷害に詳細レベル2が使用されます。後続の傷害はすべて追加のグリッド・ローに記録され、詳細レベル3で表されます。
たとえば、次のインシデント番号123を考えてみます。インシデントには、そのインシデントの関係者が5人(3人の従業員と2人の非従業員)います。2人の従業員と1人の非従業員が事故で負傷しました。それ以外のインシデントの関係者2人の内訳は、1人が監督者で、もう1人は、その事故を目撃者した非従業員です。負傷した従業員の1人のBob Greenは複数の傷害を負い、最初の2つの傷害が1つ目のグリッド・ローにレポートされ、3番目の傷害が2つ目のグリッド・ローにレポートされます。Bobの最も重大な傷害はF54HS02テーブルに記録され、その他2つの傷害はF54HS021テーブルに記録されます。負傷したそれ以外の従業員は名前を伏せるように依頼され、グリッドには「プライバシ・ケース」として代替傷害記述とともに示されます。これらの関係者はすべてこのインシデントに関連付けられるため、グリッドに表示されてレポートが可能になります。このインシデントでは、次のイメージに示すようにグリッドに6つのローが表示されます。特定の関係者または関係者のタイプ(特定のロールや非従業員など)をレポートしない場合は、グリッドのQBE(例示照会プログラム)セルまたは上級クエリーを使用してフィルタします。

このアプリケーションでは、インシデントの関係者、そのロール、および発生している傷害または疾病のタイプを把握して、インシデントの傾向を特定できます。たとえば、あるタイプの傷害が他のタイプの傷害より頻繁に発生している場合は、もっとトレーニングが必要であること、または安全装置が必要であることを示します。レポートには、関係者、従業員、サードパーティ、傷害の原因となったインシデントのタイプ、報告された傷害の分析、および傷害または疾病の詳細の情報が表示されます。グリッドにある357のカラムから選択します。そのうちの10個はレポートしやすくするための計算カラムです。このアプリケーションでは、関係者がインシデントでプライバシ・ケースとして識別されていることを示すために、プライバシ・ケースのフィルタが使用されます。名前は「プライバシ・ケース」として表示され、代替傷害記述が表示されますが、個人IDは表示されません。プライバシ・ケースのフィルタを確実に機能させるため、「個人ID」、「個人名」および「傷害/疾病記述」の例示照会プログラム(QBE)のセルは無効になります。
One Viewインシデント関係者照会には、4つの事前定義済レポートが用意されています。これらのレポートには、「人員関連のインシデント」、「傷害人員集計」、「記録可能傷害/疾病集計」および「詳細傷害/疾病集計」があります。これらの付属レポートでは、インシデントの関係者に関連する分析、ならびに傷害および疾病の情報を表示できます。
処理オプション
このアプリケーションには処理オプションはありません。
特殊処理
One Viewインシデント関係者照会アプリケーションでは、見出しフィールドおよびグリッド・カラムで次の特殊処理が行われます。
インシデント日付 - 開始、およびインシデント日付 - 終了
One Viewインシデント関係者照会アプリケーションの見出しには、インシデントの分析対象の日付範囲が表示されます。日付範囲を編集することも、「インシデント日付 - 開始」または「インシデント日付 - 終了」を未設定のままにすることもできます。「インシデント日付 - 終了」を「インシデント日付 - 開始」より前にすることはできません。
インシデント・タイプ
「潜在インシデント」、「安全統計から除外」、「資産/設備の破損」、「自動車関連」、「環境影響」、「傷害/疾病」、「セキュリティ」および「その他」のボックスを選択して、どのタイプのインシデントを含めるかを選択することもできます。特定の属性でマークされたインシデントのみが含まれるように、インシデントをフィルタできます。たとえば、「傷害/疾病」チェック・ボックスを選択すると、その属性が選択されたインシデントのみが検索結果に含まれます。これらのチェック・ボックスは追加式で、インシデント関係者照会アプリケーションの見出しで選択したすべての属性を含むインシデントが表示されます。すべてのインシデントを報告するには、これらのチェック・ボックスの選択をすべて解除します。
レコード・タイプ(リリース9.2更新)
「レコード・タイプ」フィールドを使用してインシデントをフィルタ処理できます。
計算カラム
次の計算カラムが表示されます。
関係者数
このカラムには、インシデントの関係者の数が表示されます。1人の関係者の傷害が複数ある場合、グリッド・ローが複数になるため、レポートではこの数が重要になります。
インシデント数
このカラムには、関係者のインシデントの数が表示されます。1つのインシデントに関係者が複数人いる場合があるため、レポートではこの数が重要になります。
傷害数
このカラムには、インシデントの関係者の傷害の数が表示されます。これは、個人レコードの「傷害Y/N」チェック・ボックスに基づいており、複雑な傷害のその他の傷害または疾病が考慮されます。
合計損失日数
このカラムには、従業員ごとの合計損失日数(傷害または疾病により、勤務できなかった日数または勤務に制限が出た日数)が表示されます。
ケース数
このカラムには、報告対象ケースの数(OSHA Y/N = Y)が表示されます。
関係者詳細レベル
このカラムでは、各グリッド・ローが表す情報を指定します。1は、個人のレコードがF54HS02のみで、その他の傷害がないことを表します。2は、個人にF54HS02およびF54HS021の両方のレコードがあることを表します。3は、グリッド・ローの情報が、最初のその他の傷害レコードに続く、その他の傷害または疾病レコード(F54HS021)であることを表します。このアプリケーション・レポートには、様々なレベルの関係者情報の各種レポートが付属しており、このフィールドは、各レポートでどのレコードを考慮するかを制御するのに不可欠です。
会社の管轄
このカラムは、会社がインシデントを管轄していることを示します。「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は1になります。この値は、会社が管轄するインシデント数のカウントに使用されます。
インシデント日付 - 開始、およびインシデント日付 - 終了
これらのカラムは、見出し日付範囲に入力されたインシデント開始日付およびインシデント終了日付です。これらの日付とインシデント・レコードのインシデント日付が比較され、適格性が判断されます。これらの日付も範囲に含まれます。
フォーマット済勤務開始時刻
このカラムには、表示されたインシデントの日に勤務を開始した時刻が表示されます。時:分:秒の形式で表示されます。このフィールドは、フィルタすることもクエリー(一緒に表示されている「勤務開始時刻」カラムを使用)を実行することもできませんが、フォーマット済の日付フィールドの方が読みやすく、レポート用に提供されます。
レポート
One Viewインシデント関係者照会アプリケーションに付属しているレポートは次のとおりです。
人員関連のインシデント
傷害人員集計
記録可能傷害/疾病集計
詳細傷害/疾病集計
これらのレポートでは、レポートの上部のリストを使用して、後述の対話モードでのフィルタリングが可能です。
人員関連のインシデント
このレポートを使用して、すべての人員に関連するインシデントをキー属性で分析します。このレポートは、「事業所」フィールドおよび「サードパーティ関連」フィールドを使用してフィルタできます。このレポートでは、「関係者詳細レベル」の値が3のグリッド・ローが除外されます。このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。
関連する人員のロール(円グラフ)(関係者の数をカウントします)
従業員対非従業員(円グラフ)(関係者の数をカウントします)
傷害/疾病数(円グラフ)(関係者の数をカウントします)
インシデント重大度(円グラフ)(インシデントの数をカウントします)
サードパーティの管轄(円グラフ)(インシデントの数をカウントします)
インシデント状況(円グラフ)(インシデントの数をカウントします)
インシデント・タイプ別インシデント数(縦棒グラフ)
インシデント・タイプ別人員数(縦棒グラフ)
事業所別インシデント数(縦棒グラフ)
プロジェクト別インシデント数(縦棒グラフ)
月/年別インシデント(積上げ面グラフ)
状態別インシデント数(縦棒グラフ)
インシデント・タイプ別の人員関連のインシデント数(事業所、プロジェクト別)(テーブル)
人員関連のインシデント(事業所、プロジェクト別)(事業所別に繰返し)(テーブル)
人員関連のインシデント詳細(事業所、プロジェクト、インシデント数別)(事業所別に繰返し)(テーブル)
事業所、プロジェクト、インシデント重大度、およびインシデント状況の記述を含む参照テーブル
このレポートには、次の表で説明するドリルバック機能が含まれます。
機能 |
値 |
---|---|
ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム |
インシデント番号 |
アプリケーションに渡されるテーブル・カラム |
インシデント番号 |
呼び出されるアプリケーション |
インシデント・マスター(P54HS00) |
呼び出されるフォーム |
W54HS00B |
呼び出されるバージョン |
ZJDE0001 |
傷害人員集計
このレポートを使用して、傷害または疾病のあるインシデントの関係者を分析します。このレポートには、傷害または疾病のある関係者のみが含まれます。このレポートには、傷害ごとの特定の詳細(インシデント/疾病テーブル - F54HS021に含まれる情報)は表示されません。それよりも、傷害または疾病のあるインシデントに関係する傾向(インシデント関係者テーブル - F54HS02の情報)があるかどうかが調べられます。このレポートでは、傷害の数ではなく、傷害のある関係者の数がカウントされるため、複雑な傷害のある関係者は、その傷害を詳細に記したグリッド・ローが複数ある場合でも、1人の負傷者としてカウントされます。このレポートには、「傷害Y/N」チェック・ボックスがY(HSIINJD F54HS02)の関係者が含まれます。このレポートでは、「関係者詳細レベル」の値が3のグリッド・ローが除外されます。
インシデント関係者レコードは、従業員かどうか、傷害がOSHA記録可能傷害かどうかの他、ロール別にもフィルタできます。このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。
傷害/疾病の重大度(円グラフ)
傷害/疾病従業員(円グラフ)
OSHA記録可能ケース(円グラフ)
傷害身体部位(円グラフ)
傷害/疾病の分類(円グラフ)
職業性傷害/疾病タイプ(円グラフ)
性別/年齢グループ記述(積上げ横棒)
薬物/アルコールの結果(縦棒グラフ)(このグラフには、テスト済の薬物/アルコールの結果のみが表示されます。個人の詳細に基づきます。)
上位5の複数回負傷した被害者(横棒グラフ)(複数のインシデントで負傷した上位5の関係者が表示されます)
重要性(傷害分類別合計日数)(バブル・グラフ)(傷害の分類ごとに、負傷者の人数および傷害による合計損失日数の両方が表示されます。合計損失日数は、勤務できなかった日数および勤務に制限が出た日数を集計するアプリケーションの計算カラムです。)
事業所別傷害/疾病 - 上位5(横棒グラフ)
プロジェクト別傷害/疾病 - 上位5(横棒グラフ)
詳細傷害/疾病集計(事業所、プロジェクト別)(テーブル)
プロジェクト別傷害/疾病の詳細(事業所、プロジェクト別)(事業所別に繰返し)(テーブル)
プロジェクト、事業所および個人の記述を含む参照テーブル
このレポートには、次の表で説明するドリルバック機能が含まれます。
機能 |
値 |
---|---|
ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム |
インシデント番号 |
アプリケーションに渡されるテーブル・カラム |
インシデント番号 |
呼び出されるアプリケーション |
インシデント・マスター(P54HS00) |
呼び出されるフォーム |
W54HS00B |
呼び出されるバージョン |
ZJDE0001 |
記録可能傷害/疾病集計
このレポートを使用して、「OSHA Y/N」 = Y(記録可能)としてマークされたインシデントの関係者の疾病または傷害を分析します。インシデントに関連する傷害が多数の場合、通常は最も重大度が高い傷害を報告する必要があるため、最も重大度の高い傷害のみがF54HS02テーブルに記録されます。その他の傷害の詳細は、F54HS021テーブルのその他の傷害に表示されます。このレポートは、報告対象のレポート(F54HS02テーブルに記録され、「関係者詳細レベル」が3のグリッド・ローが含まれないレポート)のみを対象にします。このレポートでは、インシデントではなくケースをカウントし、インシデントに複数のケースを含めることができます。
レポートの上部のリストを対話モードで使用すると、「事業所」、「傷害分類」および「職業性傷害/疾病」フィールドを使用してフィルタできます。このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。
発生場所別ケース数 - 上位5(縦棒グラフ)
曜日別ケース数 - 上位5(縦棒グラフ)
月別ケース数(線グラフ)
傷害分類別職業性傷害(積上げ縦棒グラフ)
プロジェクト別損失時間 - 上位5(積上げ横棒グラフ)
事業所別1インシデント当たりのケース - 上位5(縦棒グラフ)
1インシデント当たりの平均ケース数(すべての事業所)(ゲージ)
傷害/疾病集計(事業所、プロジェクト別)(テーブル)
傷害/疾病の分類(傷害分類、職業性傷害/疾病別)(テーブル)
傷害/疾病の詳細(事業所、インシデント番号別)(事業所別に繰返し)(テーブル)
事業所およびプロジェクトの記述を含む参照テーブル
このレポートには、次の表で説明するドリルバック機能が含まれます。
機能 |
値 |
---|---|
ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム |
インシデント番号 |
アプリケーションに渡されるテーブル・カラム |
インシデント番号 |
呼び出されるアプリケーション |
インシデント・マスター(P54HS00) |
呼び出されるフォーム |
W54HS00B |
呼び出されるバージョン |
ZJDE0001 |
詳細傷害/疾病集計
このレポートを使用して、インシデントの関係者の疾病および傷害を分析します。複雑の傷害のある関係者で、その関係者の傷害または疾病の詳細がインシデント/疾病テーブル(F54HS021)に記録される関係者のみが、このレポートに含まれます。このレポートでは、特定の傷害および疾病の詳細を表示し、傷害の数をカウントするため、複雑な傷害のある個人が複数回カウントされる場合があります。このレポートには、「関係者詳細レベル」が2または3のグリッド・ローのみが含まれます。
従業員かどうかに基づいてインシデント関係者疾病/傷害レコードをフィルタできるだけでなく、傷害がOSHA記録可能傷害かどうかに基づいてレコードをフィルタすることもできます。このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。
その他の傷害/疾病の上位5の傷害/疾病のイベント(縦棒グラフ)
その他の傷害/疾病の上位5の傷害/疾病のソース(縦棒グラフ)
その他の傷害/疾病の上位5の傷害/疾病の特性(縦棒グラフ)
その他の傷害/疾病の上位5の関連する身体部位(縦棒グラフ)
すべての傷害/疾病に基づいた上位5の事業所の複雑性の率(ゲージ)(複雑性の率は、傷害または疾病数の合計数を傷害または疾病関係者の数で除算した数です。)
傷害/疾病集計(事業所、プロジェクト別)(テーブル)(このテーブルでは、F54HS02およびF54HS021テーブルの傷害を含むすべての傷害をカウントします。少なくとも1つの傷害または疾病を含むすべてのインシデントをカウントします。複雑性の率は、傷害または疾病のある個人1人当たりの傷害または疾病の合計数です。)
疾病/傷害分類、事業所、プロジェクト、イベント、ソース、疾病/傷害の数および身体部位の記述を含む参照テーブル







One Viewインシデント設備照会(P54HS240)
One Viewインシデント設備照会アプリケーションには、「安全衛生インシデント管理」、「日時処理」メニュー(G54HS10)からアクセスします。One Viewインシデント設備照会アプリケーションを使用して、安全衛生インシデントに関連する設備、資産および自動車を分析および集計します。One Viewインシデント設備照会アプリケーションでは、インシデントおよび設備結合 - One Viewビジネス・ビュー(V54HS03C)が使用され、これには、インシデント・マスター(F54HS01)、インシデント設備テーブル(F54HS03)および資産マスター(F1201)のカラムが含まれます。また、インシデントのビジネスユニットに関連付けられている50個のビジネスユニット・カテゴリ・コードをビジネスユニット・マスター(F0006)から取り込みます。設備マスター拡張テーブル(F1217)の一部のフィールドもグリッドに表示されますが、ビジネス・ビューには含まれません。これらのフィールドはレポート用に使用できますが、ビジネス・ビューには含まれないため、クエリーを実行することもフィルタすることもできません。これらのテーブル間の結合ビューでは、設備が関連付けられているすべてのインシデントが識別されます。関連付けられている設備がないインシデントは、グリッドに表示される結果には含まれません。
グリッド・レコードには、インシデントに関連する設備ごとの情報が表示されます。インシデントに複数の設備が含まれる場合、設備ごとのレコードがそれぞれのグリッド・ローに表示されます。インシデント設備テーブル(F54HS03)には、損傷またはインシデントに関連する設備、自動車または資産の情報を取得するためのフィールドが表示されます。このドキュメントで、設備という用語は、設備、資産、自動車(自動車集計レポートを除く)の3つの用語のいずれかを意味します。
このアプリケーションでは、インシデントに関連する損傷資産または自動車を把握できます。設備の交換を検討している場合、特定タイプの設備でもっとトレーニングが必要かどうか、または特定タイプの設備がインシデントに関連する傾向があるかどうかを把握するのに、この情報が役立ちます。グリッドにある408のカラムから選択します。
One Viewインシデント設備照会には、4つの事前定義済レポートが用意されています。これらのレポートには、「資産/設備集計」、「自動車集計」、「自動車以外の集計」および「オペレータ/ドライバ集計」が含まれます。これらの付属レポートを使用して、インシデントに関係した設備に関する分析、およびオペレータまたはドライバの情報を表示できます。
処理オプション
このアプリケーションには処理オプションはありません。
特殊処理
One Viewインシデント設備照会アプリケーションでは、見出しフィールドおよびグリッド・カラムで次の特殊処理が行われます。
インシデント日付 - 開始、およびインシデント日付 - 終了
One Viewインシデント設備照会アプリケーションの見出しには、インシデントの分析対象の日付範囲が表示されます。日付範囲を編集することも、「インシデント日付 - 開始」および「インシデント日付 - 終了」を未設定のままにすることもできます。「インシデント日付 - 終了」を「インシデント日付 - 開始」より前にすることはできません。
インシデント・タイプ
「潜在インシデント」、「安全統計から除外」、「資産/設備の破損」、「自動車関連」、「環境影響」、「傷害/疾病」、「セキュリティ」および「その他」のボックスを選択して、どのタイプのインシデントを含めるかを選択することもできます。特定の属性でマークされたインシデントのみが含まれるように、インシデントをフィルタできます。レコードで「安全統計から除外」チェック・ボックスが選択されたインシデントは、このアプリケーションに含まれます。これらのチェック・ボックスは追加式で、インシデント設備照会アプリケーションの見出しで選択したすべての属性を含むインシデントがグリッドに表示されます。設備レコードを含むすべてのインシデントを報告するには、これらのチェック・ボックスの選択をすべて解除します。
レコード・タイプ(リリース9.2更新)
「レコード・タイプ」フィールドを使用してインシデントをフィルタ処理できます。
計算済グリッド・カラム
次の計算カラムが表示されます。
フォーマット済インシデント時刻およびフォーマット済報告時刻
これらの2つのカラムには、フォーマット済時刻が表示されます。例示照会プログラム(QBE)は、これらのカラムでは使用できません。ただし、検索やフィルタリングを実行しやすいよう、これらのフォーマット済時刻のカラムでは、時:分:秒という読みやすい形式で時刻が表示されます。
インシデント年
報告対象インシデントに関連付けられるカレンダ年です。「インシデント日付」フィールド(HSIDT)に基づきます。
インシデント日付 - 開始、およびインシデント日付 - 終了
これらのカラムには、見出し日付範囲に入力されたインシデント開始日付およびインシデント終了日付が表示されます。これらの日付とインシデント・レコードのインシデント日付が比較され、適格性が判断されます。これらの日付も範囲に含まれます。
レポート
One Viewインシデント設備照会アプリケーションに付属しているレポートは次のとおりです。
資産/設備集計
自動車集計
自動車以外の集計
オペレータ/ドライバ集計
これらのレポートでは、すべてレポートの上部のリストを使用して、後述の対話モードでのフィルタリングが可能です。これら4つのレポートは、「事業所」フィールドを使用します。各レポートは、後述の追加のフィルタを使用します。
資産/設備集計レポート
このレポートを使用して、設備に関連するインシデントをキー属性で分析します。事業所別にインシデント設備レコードをフィルタできるだけでなく、設備カテゴリ・コード番号2(設備クラス)およびプロジェクトに基づいて、設備レコードをフィルタできます。このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。
設備イベント・タイプ(円グラフ)
視界(円グラフ)
道路状況(円グラフ)
故障(円グラフ)
サードパーティ設備(円グラフ)
サードパーティ設備に対するサードパーティ請求(円グラフ)
破損設備(円グラフ)
破損重大度(円グラフ)
自動車(円グラフ)
月別年度別設備関連のインシデント(積上げ面グラフ)
状況別設備関連のインシデント(縦棒グラフ)
インシデント・タイプ別設備関連のインシデント(縦棒グラフ)
設備クラス別設備関連のインシデント- 上位5(縦棒グラフ)
会社別設備関連のインシデント - 上位5(横棒グラフ)
プロジェクト別設備関連のインシデント - 上位5(横棒グラフ)
設備イベント詳細(テーブル)
設備詳細(テーブル)
事業所、プロジェクト、設備イベント・タイプ、視界状況、路面状況、設備クラス、設備状況および破損重大度の記述を含む参照テーブル
このレポートには、次の表で説明するドリルバック機能が含まれます。
機能 |
値 |
---|---|
ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム |
インシデント番号 |
アプリケーションに渡されるテーブル・カラム |
インシデント番号 |
呼び出されるアプリケーション |
インシデント・マスター(P54HS00) |
呼び出されるフォーム |
W54HS00B |
呼び出されるバージョン |
ZJDE0001 |
自動車集計レポート
このレポートを使用して、自動車に関連するインシデントを分析します。これには、「自動車Y/N」フィールドがYに設定されている設備レコードが含まれます。事業所別にインシデント設備レコードをフィルタできるだけでなく、設備カテゴリ・コード番号2(設備クラス)およびプロジェクトに基づいて、設備レコードをフィルタできます。このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。
設備イベント・タイプ(円グラフ)
視界(円グラフ)
道路状況(円グラフ)
故障(円グラフ)
サードパーティ設備(円グラフ)
サードパーティ設備に対するサードパーティ請求(円グラフ)
破損設備(円グラフ)
破損重大度(円グラフ)
月別年度別自動車関連のインシデント(積上げ面グラフ)
状況別自動車関連のインシデント(縦棒グラフ)
インシデント・タイプ別自動車関連のインシデント(縦棒グラフ)
設備クラス別自動車関連のインシデント- 上位5(縦棒グラフ)
会社別自動車関連のインシデント - 上位5(横棒グラフ)
プロジェクト別自動車関連のインシデント - 上位5(横棒グラフ)
設備イベント詳細(テーブル)
設備詳細(テーブル)
事業所、プロジェクト、設備イベント・タイプ、視界状況、路面状況、設備クラス、設備状況および破損重大度の記述を含む参照テーブル
このレポートには、次の表で説明するドリルバック機能が含まれます。
機能 |
値 |
---|---|
ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム |
インシデント番号 |
アプリケーションに渡されるテーブル・カラム |
インシデント番号 |
呼び出されるアプリケーション |
インシデント・マスター(P54HS00) |
呼び出されるフォーム |
W54HS00B |
呼び出されるバージョン |
ZJDE0001 |
自動車以外の集計レポート
このレポートを使用して、自動車に関連しないインシデントを分析します。これには、「自動車Y/N」フィールドがNに設定されている設備レコードが含まれます。事業所別にインシデント設備レコードをフィルタできるだけでなく、設備カテゴリ・コード番号2(設備クラス)およびプロジェクトに基づいて、設備レコードをフィルタできます。このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。
設備イベント・タイプ(円グラフ)
視界(円グラフ)
道路状況(円グラフ)
故障(円グラフ)
サードパーティ設備(円グラフ)
サードパーティ設備に対するサードパーティ請求(円グラフ)
破損設備(円グラフ)
破損重大度(円グラフ)
月別年度別設備関連(自動車以外)のインシデント(積上げ面グラフ)
状況別設備関連(自動車以外)のインシデント(縦棒グラフ)
インシデント・タイプ別設備関連(自動車以外)のインシデント(縦棒グラフ)
設備クラス別設備関連(自動車以外)のインシデント - 上位5(縦棒グラフ)
製品ファミリ別設備関連(自動車以外)のインシデント - 上位5(縦棒グラフ)
会社別設備関連(自動車以外)のインシデント - 上位5(横棒グラフ)
プロジェクト別設備関連(自動車以外)のインシデント - 上位5(横棒グラフ)
設備イベント詳細(テーブル)
設備詳細(テーブル)
事業所、プロジェクト、設備イベント・タイプ、視界状況、路面状況、設備クラス、設備状況および破損重大度の記述を含む参照テーブル
このレポートには、次の表で説明するドリルバック機能が含まれます。
機能 |
値 |
---|---|
ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム |
インシデント番号 |
アプリケーションに渡されるテーブル・カラム |
インシデント番号 |
呼び出されるアプリケーション |
インシデント・マスター(P54HS00) |
呼び出されるフォーム |
W54HS00B |
呼び出されるバージョン |
ZJDE0001 |
オペレータ/ドライバ集計レポート
このレポートを使用して、設備に関連するインシデントを分析し、ドライバまたはオペレータの詳細にドリルダウンします。事業所別にインシデント設備レコードをフィルタできるだけでなく、「契約者/サードパーティ関連」および「故障」基づいて、設備レコードをフィルタすることもできます。このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。
サードパーティ所有対会社所有(円グラフ)
故障(円グラフ)
インシデント原因因子(円グラフ)
薬物/アルコールのテスト済(円グラフ)
薬物/アルコールの結果(円グラフ)(この円グラフには、テスト対象のテスト結果のみが表示されます)
運転許可(円グラフ)
上位5の続発の会社オペレータ/ドライバ(横棒グラフ)
保険金請求(円グラフ)(設備レコードの請求フィールドを参照します)
インシデント・タイプ別会社設備(縦棒グラフ)
インシデント・タイプ別サードパーティ設備(縦棒グラフ)
設備詳細(テーブル)
オペレータ/ドライバ詳細(テーブル)
事業所、プロジェクト、設備イベント・タイプ、視界状況、路面状況、設備クラス、設備状況および破損重大度の記述を含む参照テーブル
このレポートには、次の表で説明するドリルバック機能が含まれます。
機能 |
値 |
---|---|
ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム |
インシデント番号 |
アプリケーションに渡されるテーブル・カラム |
インシデント番号 |
呼び出されるアプリケーション |
インシデント・マスター(P54HS00) |
呼び出されるフォーム |
W54HS00B |
呼び出されるバージョン |
ZJDE0001 |






One View環境インシデント照会(P54HS250)
One View環境インシデント照会アプリケーション(P54HS250)には、「安全衛生インシデント管理」、「日時処理」メニュー(G54HS10)からアクセスします。環境インシデント照会アプリケーションを使用して、インシデントの環境影響を分析および集計します。このアプリケーションでは、インシデントおよび環境詳細結合ビジネス・ビュー(V54HS08B)が使用され、これには、インシデント・マスター(F54HS01)、インシデント環境テーブル(F54HS08)およびビジネスユニット・マスター(F0006)のカラムが含まれます。これらのテーブル間の結合ビューでは、環境影響レコードのあるすべてのインシデントが識別されます。インシデントは存在するが、関連付けられている環境レコードがない場合は、インシデントの「環境影響分類」チェック・ボックスが選択されているかどうかに関係なく、結果はグリッドに表示されません。
グリッド・レコードには、インシデントに関連する環境影響ごとの情報が表示されます。インシデントに複数の環境影響が含まれる場合は、環境影響レコードごとに1つのレコードがグリッドに表示されます。インシデント環境テーブル(F54HS08)には、インシデントが原因でリリースまたは除外される製品や物質の情報を取得するためのフィールドが表示されます。
このアプリケーションでは、インシデントの環境影響を把握し、他の製品よりも多くのインシデントに関連している製品があるかどうかを確認できます。製品の処理手順を変更する必要があるかどうか、また、もっとトレーニングが必要かどうかを判断する際に、この情報が役立ちます。グリッドにある236のカラムから選択します。そのうちの8個はグリッドの特殊計算カラムです。これらのカラムでは、レポートしやすいよう、情報を一緒に取得します。
One View環境インシデント照会には、1つの事前定義済レポート(環境インシデント)が付属しています。環境インシデント・レポートでは、インシデントに関連する製品および環境影響に関連する分析を表示できます。
処理オプション
このアプリケーションには処理オプションはありません。
特殊処理
One View環境インシデント照会アプリケーションでは、見出しフィールドおよびグリッド・カラムで次の特殊処理が行われます。
インシデント日付 - 開始、およびインシデント日付 - 終了
One View環境インシデント照会アプリケーションの見出しには、インシデントの分析対象の日付範囲が表示されます。日付範囲を編集することも、インシデント開始日付およびインシデント終了日付を未設定のままにすることもできます。インシデント終了日付をインシデント開始日付より前にすることはできません。
インシデント・タイプ
「潜在インシデント」、「安全統計から除外」、「資産/設備の破損」、「自動車関連」、「環境影響」、「傷害/疾病」、「セキュリティ」および「その他」のボックスを選択して、どのタイプのインシデントを含めるかをフィルタすることもできます。特定の属性でマークされたインシデントのみが含まれるように、インシデントをフィルタできます。たとえば、「安全統計から除外」チェック・ボックスを選択すると、その属性が選択されたインシデントのみが検索結果に含まれます。これらのチェック・ボックスは追加式で、アプリケーションの見出しで選択したすべての属性を含むインシデントが表示されます。すべてのインシデントを報告するには、これらのチェック・ボックスの選択をすべて解除します。
インシデント・レコードで「安全統計から除外」としてマークされたインシデントは、例示照会プログラム(QBE)または上級クエリー機能を使用して除外されていないかぎり、このアプリケーションに含まれます。すべてのインシデントを含めるには、見出しのボックスの選択を解除します。これらの属性に基づいてインシデントを除外するには、属性ごとにQBEを使用し、チェック・ボックスが選択されているインシデントのみを表示する場合は1、チェック・ボックスが選択されていないインシデントのみを表示する場合は0を入力します。
レコード・タイプ(リリース9.2更新)
「レコード・タイプ」フィールドを使用してインシデントをフィルタ処理できます。
計算済グリッド・カラム
次の計算カラムが表示されます。
インシデント年
報告対象インシデントに関連付けられるカレンダ年です。「インシデント日付」(HSIDT)フィールドに基づきます。
フォーマット済インシデント時刻
このカラムには、フォーマット済時刻が表示されます。例示照会プログラム(QBE)は、このカラムでは使用できません。ただし、フォーマット済時刻では、時、分、秒を読みやすい形式で時刻が表示されます。
インシデント日付 - 開始
見出しの日付範囲に入力するインシデントの開始日付です。この日付とインシデント・レコードのインシデント日付が比較され、適格性が判断されます。この日付も範囲に含まれます。これはレポート用として使用されます。
インシデント日付 - 終了
見出しの日付範囲に入力するインシデントの終了日付です。この日付とインシデント・レコードのインシデント日付が比較され、適格性が判断されます。この日付も範囲に含まれます。これはレポート用として使用されます。
会社の管轄
このカラムは、会社がインシデントを管轄し、契約者またはサードパーティが関連しないことを示します。「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されていない場合、このカラムの値は1になります。この値は、会社が管轄するインシデント数のカウントに使用されます。
会社/サードパーティ記述
このカラムには、レポート用に使用する記述が表示されます。インシデントの「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されているかどうかに基づいて、「サードパーティの管轄」または「会社の管轄」のいずれかが表示されます。
環境イベント数
このカラムには、環境レコードの数が表示されます。これはレポート用として使用されます。
インシデント数
このカラムには、インシデントの数が表示されます。これはレポート用として使用されます。
レポート
One View環境インシデント照会アプリケーションに付属しているレポートは、環境インシデント・レポートです。
このレポートでは、レポートの上部のリストを使用して、対話モードでのフィルタリングを可能にします。レポートでは、「事業所」、「インシデント重大度」および「契約者/サードパーティ」のフィールドを使用します。
環境インシデント
このレポートを使用して、環境影響または潜在的な環境影響のあるインシデントを分析します。環境影響レコードのあるインシデントのみが含まれます。このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。
環境分類(円グラフ)
環境重大度(円グラフ)
環境状況(円グラフ)
サードパーティの管轄対会社の管轄(円ぐラグ)
流出した製品(円グラフ)
警告された関係当局(円グラフ)
上位5の原因因子(横棒グラフ)
インシデント・タイプ(縦棒グラフ)
状態別(縦棒グラフ)
上位5の環境イベント別会社(横積上げ棒グラフ)
上位5の環境イベント別プロジェクト(横積上げ棒グラフ)
上位5の環境イベント別契約者(横積上げ棒グラフ)
月別環境インシデント(線グラフ)
年別環境インシデント(線グラフ)
製品情報(テーブル)
会社/プロジェクト別環境イベント分類(テーブル)
環境詳細(テーブル)
会社、プロジェクト、契約者、環境分類、環境状況および環境重大度の記述を含む参照テーブル
このレポートには、次の表で説明するドリルバック機能が含まれます。
機能 |
値 |
---|---|
ドリルバック・リンクを含むテーブル・カラム |
インシデント番号 |
アプリケーションに渡されるテーブル・カラム |
インシデント番号 |
呼び出されるアプリケーション |
インシデント・マスター(P54HS00) |
呼び出されるフォーム |
W54HS00B |
呼び出されるバージョン |
ZJDE0001 |






One View安全統計照会(P54HS260)
One Viewインシデント安全統計照会アプリケーションには、「安全衛生インシデント管理」、「日時処理」メニュー(G54HS10)からアクセスします。One View安全統計照会アプリケーション(P54HS260)を使用して、インシデント頻度およびインシデント影響率を計算およびレポートします。このアプリケーションでは、インシデント・マスター - 安全統計ビジネス・ビュー(V54HS01D)が使用され、これには、インシデント・マスター(F54HS01)のカラムが含まれます。また、インシデントのビジネスユニットまたはプロジェクトに関連付けられている50個のビジネスユニット・カテゴリ・コードをビジネスユニット・マスター(F0006)から取り込みます。安全時間グループがビジネスユニットの場合、50個のビジネスユニット・カテゴリ・コードはインシデントのビジネスユニットに関連付けられているカテゴリ・コードです。安全時間グループがプロジェクトの場合、50個のビジネスユニット・カテゴリ・コードはインシデントでプロジェクトに関連付けられているカテゴリ・コードです。グリッドに50個のビジネスユニット・カテゴリ・コードが表示されるのは、安全時間グループがビジネスユニットまたはプロジェクトの場合のみです。
このアプリケーションでは、インシデントの発生頻度を確認できます。たとえば、月ごと、従業員ごと、または安全時間ごと、およびインシデント原価や損失日数などのインシデントの影響ごとに確認が可能です。OSHAへの報告が必要なインシデントなど、報告対象インシデントにドリルダウンし、インシデント・タイプ別に分析します。グリッドにある427のカラム(すべての特殊計算カラム)から選択します。これらのカラムでは、情報を集めて計算を実行し、レポートで使用できるようにグリッドに表示します。この情報は、JD Edwards EnterpriseOneのどのフォームにも存在しません。このアプリケーションは、計算が必要でデータベースに格納する必要のない頻度および影響率を対象にします。グリッド・ローには、報告対象として選択したレベルの集計データが表示されます。たとえば、会社別に安全統計を分析している場合、グリッド・ローには、会社ごとの集計が表示されます。分析対象の会社が5つの場合、グリッド・ローは5つになります。グリッド・ローごとのデータの確認を目的として集計が行われるため、取得データを表示するだけのカラムはありません。したがって、例示照会プログラム(QBE)を使用できるカラムはありません。
One View安全統計照会アプリケーションでは、単一の組織ビジネスユニットをレポート用に選択できます。レポート処理オプションを使用すると、単一の事業所、会社、ビジネスユニット、プロジェクトまたは契約者をレポート用に選択できるため、その組織ユニットのみについて安全統計を分析することが可能です。
One View安全統計照会には、4つの事前定義済レポートが用意されています。これらのレポートには、「月次インシデント安全統計」、「記録可能ケースの安全統計」、「インシデント・タイプ別安全統計」および「インシデント影響率」があります。これらの付属レポートを使用して、組織、インシデントの日付、サードパーティ関連のインシデント、インシデントのタイプ、インシデント原価、勤務できなかった日数などのインシデントのキー属性に関連する分析を表示できます。
処理オプション
処理オプションを使用して、プログラムおよびレポートのデフォルト処理を指定できます。
安全時間および平均従業員数の取得先を指定します。
- ブランク: インシデント安全時間(F54HS20)テーブル
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この処理オプションを使用して、安全時間の合計および年間平均従業員数をインシデント安全時間テーブル(F54HS20)から取得します。
- 1: 従業員トランザクション履歴(F0618)テーブル
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この処理オプションを使用して、給与計算時間を取得し、年間平均従業員数を従業員トランザクション履歴テーブル(F0618)から計算します。
- 2: インシデント安全時間(F54HS20)テーブルを従業員トランザクション履歴(F0618)テーブルの支払レコードの一時変更として使用する
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この処理オプションを使用して、インシデント安全時間テーブル(F54HS20)の安全時間の合計および年間平均従業員数を、従業員トランザクション履歴(F0618)の支払レコードの一時変更とみなします。
この処理オプションをブランクのままにすると、インシデント安全時間テーブルの情報のみが使用されます。このテーブルには、それぞれの安全時間グループの分析対象である年ごとに、月次安全時間と年間平均従業員数を入力する必要があります。
1を選択すると、給与計算レコードのみを使用して、F0618テーブルの安全時間および年間平均従業員数が判断されます。安全時間とみなされない休暇または休職時間は、PDBAコードを使用して表されます。
2を選択すると、インシデント安全時間テーブルのデータの中から、分析対象の安全時間グループおよび日付範囲のレコードが最初に検索されます。一致するものが見つかると、そのテーブルの情報が使用されます。そうでない場合は、従業員トランザクション履歴テーブルでデータが検索されます。
- 2. デフォルト安全時間グループ
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この処理オプションを使用して、One View安全統計照会アプリケーションの見出しに安全時間グループ(54HS/HG)のデフォルト値を指定します。
- 3. 安全統計の計算時に使用される「頻度率固定情報」
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この処理オプションは頻度率の計算に使用されるので、ゼロ(0)よりも大きい値を入力します。頻度率は通常、インシデントの数に固定情報を乗算し、それを合計安全時間で除算した値です。この値は固定情報として使用され、世界各国で異なります。これを使用することで、頻度率の計算方法を制御できます。
- 4. 1つの場所を分析
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この処理オプションを使用して、インシデント分析時にデフォルトとして使用される事業所を指定します。この処理オプションをブランクにすると、すべての事業所のインシデントが分析されます。
- 5. 1つの会社を分析
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この処理オプションを使用して、インシデント分析時にデフォルトとして使用される会社を指定します。この処理オプションをブランクにすると、すべての会社のインシデントが分析されます。
- 6. 1つのビジネスユニットを分析
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この処理オプションを使用して、インシデント分析時にデフォルトとして使用されるビジネスユニットを指定します。この処理オプションをブランクにすると、すべてのビジネスユニットのインシデントが分析されます。
- 7. 1つのプロジェクトを分析
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この処理オプションを使用して、インシデント分析時にデフォルトとして使用されるプロジェクトを指定します。この処理オプションをブランクにすると、すべてのプロジェクトのインシデントが分析されます。
- 8. 1人の契約者を分析
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この処理オプションを使用して、インシデント分析時にデフォルトとして使用される契約者を指定します。この処理オプションをブランクにすると、すべての契約者のインシデントが分析されます。
特殊処理
見出しでの特殊処理
One View安全統計照会アプリケーションでは、見出しフィールドおよびグリッド・カラムで次の特殊処理が行われます。
安全時間グループ
One View安全統計照会アプリケーションの見出しでは、選択した安全時間グループの集計を取得できます。選択肢には、「事業所」、「会社」、「ビジネスユニット」および「契約者」が含まれます。事業所別に分析する場合は、「事業所」を選択します。グリッドには、事業所ごとに単一のローが表示され、事業所に関連するすべてのインシデントで集計した情報が表示されます。「事業所」、「会社」、「ビジネスユニット」および「プロジェクト」のフィールドはすべて、インシデント・マスター・プログラムの「場所/組織」サブフォームの「インシデント詳細」タブにあります。「契約者」フィールドは、「契約者/サードパーティ」(契約者の「住所録番号」フィールド)というフィールドを使用する「管轄」サブフォームの「インシデント詳細」タブにあります。契約者を住所録に設定し、このアプリケーションに含めるインシデントに契約者の住所録番号を設定しておく必要があります。
安全メトリック基準
安全メトリックの値を示すコード(54HS/MB)。OSHAレポートには時間が使用されますが、走行距離(キロメートル)や実施済配送も使用されます。この値はデフォルトで「時間」に設定されます。従業員トランザクション履歴テーブルから情報を取得する場合は、「時間」に設定する必要があります。安全時間テーブルから情報を取得する場合は、選択した安全メトリック基準のデータを設定しておく必要があります。安全メトリックは、インシデント頻度および影響率に使用される基準です。
開始月/年および終了月/年
One View安全統計照会アプリケーションの見出しには、インシデントの分析対象の日付範囲が表示されます。日付範囲は、月および年単位で、デフォルトで現行年度の1月から今日の日付までに設定されます。日付フィールドを編集することも、開始日付または終了日付を未設定のままにすることもできます。開始月/年を終了月/年より前にすることはできません。
仮定通貨コードおよび基準通貨日付
One View安全統計照会アプリケーションでは、インシデント原価金額を共通通貨でレポートできます。「仮定通貨」フィールドおよび「基準日」フィールドを使用して、原価金額を国内通貨から共通通貨に換算できます。「仮定通貨コード」フィールドに有効な値がある場合にのみ、換算後にグリッドの「仮定」のカラムが自動入力されます。為替レートを取得して換算を実行する際には、「基準日」フィールドが使用されます。「仮定通貨」フィールドおよび「基準日」フィールドは、グリッド・カラムのフィルタではありません。これらのフィールドを使用しない場合、換算は実行されず、「仮定」のカラムはグリッドに表示されません。共通通貨に換算できるのは、見積インシデント原価および実際インシデント原価の金額です。換算済原価金額の「仮定」のカラムは3つあります。
フィルタ
このアプリケーションの見出しのインシデント・タイプのチェック・ボックスに基づいて、インシデントのフィルタリング機能を制御します。「組込み」と「除外」の2つの選択肢があります。「組込み」を選択すると、見出しで選択したインシデント・タイプの分類がフィルタとして使用され、チェック・ボックスが選択されているインシデントが組み込まれます。これは追加式であり、2つの分類を選択した場合、インシデントを組み込むには、両方の分類が選択されている必要があります。このアプリケーションの見出しで選択されていないインシデント・タイプの分類はフィルタとして使用されず、それらの分類が含まれるインシデントは、その他の基準を満たしてれば組み込まれます。このフィルタを「除外」に設定すると、見出しで選択したインシデント・タイプの分類がフィルタとして使用され、チェック・ボックスが選択されているインシデントが除外されます。同様に、アプリケーションの見出しで選択されていない分類はフィルタとして使用されません。
インシデント・タイプのチェック・ボックス
「潜在インシデント」、「資産/設備の破損」、「自動車関連」、「環境影響」、「傷害/疾病」、「セキュリティ」および「その他」(「フィルタ」が「組込み」に設定されている場合)のボックスを選択して、どのタイプのインシデントを含めるかを選択することもできます。特定の属性でマークされたインシデントのみが含まれるように、インシデントをフィルタできます。たとえば、「自動車関連」チェック・ボックスを選択すると、その属性が選択されているインシデントのみが検索結果に含まれます。これらのチェック・ボックスは追加式で、インシデント安全統計照会アプリケーションの見出しで選択したすべての属性を含むインシデントが表示されます。すべてのインシデントを報告するには、これらのチェック・ボックスの選択をすべて解除します。ただし、「安全統計から除外」とマークされたインシデントは、例外としてこのレポートから除外されます。これらは、その他の属性が選択されているかどうかに関係なく、組み込まれません。
「インシデント・カテゴリ・コード」タブの1-10と11-20
これらのフィールドを使用して、分析対象に含めるインシデントを詳細に絞り込むことができます。複数のカテゴリ・コードに値を設定すると、インシデントが対象に含まれるには、すべてのカテゴリ・コードがこれらのタブの値と一致する必要があります。
レコード・タイプ(リリース9.2更新)
「レコード・タイプ」フィールドを使用してインシデントをフィルタ処理できます。
インシデント頻度率およびインシデント影響率について
インシデント頻度率
インシデント頻度率は、安全メトリック(通常は時間)ごとのインシデントの合計数に基づきます。組織全体で頻度率を比較するには、計算式を拡張する必要があります。そうしないと、率が非常に小さくなり、大きな違いの検出が難しくなる可能性があります。これは、分子(インシデントの数)に処理オプションの頻度率固定情報を乗算して実行されます。インシデント頻度率の計算式は(インシデントの数 * 処理オプションの頻度率固定情報/合計安全メトリック)です。これは業界標準の計算式です。
インシデント影響率
インシデント影響率は、インシデントの総影響(合計原価や損失日数の合計など)に基づきます。
損失日数の合計に基づく
組織全体で頻度率を比較するには、計算式を拡張する必要があります。そうしないと、率が非常に小さくなり、大きな違いの検出が難しくなる可能性があります。これは、分子(インシデントの影響)に処理オプションの頻度率固定情報を乗算して実行されます。計算式は、(損失日数 * 処理オプションの頻度率固定情報/合計安全メトリック)です。
合計原価に基づく
インシデント原価の影響率は損失日数ではなく原価に基づいているため、拡張する必要はありません。式は、(合計インシデント原価/合計安全メトリック)です。
月ごとの平均
月ごとのインシデントの平均数、または月ごとのインシデントの平均の影響を確認するためにインシデントを分析する際は、この測定方法も便利です。影響は、インシデントの合計原価またはインシデントの合計損失日数を使用して測定できます。平均を計算する式は、判明している分析対象の月数と、分析対象の月数に渡る件数または影響(損失日数)に基づきます。たとえば、2年間を対象とした場合、月数は24になります。計算式は次のとおりです。
月ごとの平均頻度: インシデントの合計数/分析対象の月数
月ごとの平均影響: インシデントの合計影響/分析対象の月数
従業員ごとの平均
従業員ごとのインシデントの平均数、または従業員ごとのインシデントの平均の影響を確認するためにインシデントを分析する際は、この測定方法も便利です。影響は、インシデントの合計原価またはインシデントの合計損失日数を使用して測定できます。平均を計算する式は、判明している年間平均従業員数(前述)と、インシデント数またはインシデント影響に基づきます。計算式は次のとおりです。
従業員ごとの平均頻度: インシデントの合計数/年間平均従業員数
従業員ごとの平均影響: インシデントの総影響/年間平均従業員数
計算済グリッド・カラムでの特殊処理
グリッド・カラムには、見出しでの特殊処理の考慮事項に関連する情報が記録されます。これらのカラムにより、データベースにないデータのレポートを、使用しやすいフォームで簡単に作成できます。これらのカラムがあるため、アプリケーションに付属しているレポートを使用することができます。カスタム・レポートを定義する際に、これらを使用することもできます。
One View安全統計照会アプリケーションでは、グリッドの計算カラムで次の特殊処理が行われます。
すべてのレポートで使用されるカラム
開始月および開始年
これらは、インシデントの「開始月/年」フィールドで、見出し日付範囲に入力されます。この日付とインシデント・レコードのインシデント日付が比較され、対象にするかどうかの適格性が判断されます。これらも範囲に含まれます。これらは、レポートで使用するカラムに表示されます。
終了月および終了年
これらは、インシデントの「終了月/年」フィールドで、見出し日付範囲に入力されます。この日付とインシデント・レコードのインシデント日付が比較され、対象にするかどうかの適格性が判断されます。これらも範囲に含まれます。これらは、レポートで使用するカラムの列に表示されます。
仮定通貨コード
アプリケーションの見出しフィールドに入力する通貨コードです。このカラムは、レポートでコードを使用できるようにするために必要です。
基準通貨日付
アプリケーションの見出しフィールドに入力する基準日です。このカラムは、「基準日」をレポートで使用できるようにするために必要です。通貨コードが入力されたが、この日付がブランクのままの場合は、システム日付が使用されます。
安全時間グループおよび安全時間グループ記述
インシデントの分析に使用される、選択した安全時間グループです。選択肢には、「事業所」、「会社」、「ビジネスユニット」および「契約者」が含まれます。
安全時間グループの一意のID
分析対象の安全時間グループの一意のID番号です。たとえば、事業所別に集計する場合は、事業所番号になります。様々なフィールド別に集計できるため、このカラムは、グラフで単一のカラムを参照する場合に必要です。
注意: カラム・タイトルは、ここで選択した安全時間グループ・タイプおよび関連記述カラムに基づいて変更されます。一意の安全時間グループ記述
分析対象の安全時間グループの単位の関連記述です。たとえば、事業所別に集計する場合は、事業所名になります。様々なフィールド別に集計できるため、このカラムは、グラフで単一のカラムを参照する場合に使用されます。
合計インシデント
特定の安全時間グループで選択した日付範囲のインシデントの合計数です。「安全統計から除外」としてマークされたインシデントは、このアプリケーションに含まれません。
合計安全時間
特定の安全時間グループで選択した日付範囲の安全単位の合計数です(通常は安全時間ですが、見出しの「安全メトリック基準」フィールドで定義されます)。安全時間には、休暇または休職として記録された時間は含まれません。これらは、従業員が特定の作業に従事し、その作業に伴う職務上のリスクにさらされる時間を表します。
分析対象月数
アプリケーションの見出しの日付範囲で示される月数です。12か月を超える日付範囲を選択する場合は、実際の月数がカウントされます。たとえば、2011年1月から2012年12月までを選択すると、分析対象月数は24になります。
年間平均従業員数
支払期間ごとの従業員の平均人数です。JD Edwards EnterpriseOne給与計算システムから計算できますが、安全時間の入力アプリケーションを使用して手動で入力することもできます。この値の取得元は、処理オプションで決定します。この値には、フルタイム、パートタイム、一時雇用、季節労働、定額給および時間給の給与計算のすべての従業員が含まれます。支払期間ごとに、支払対象の人数がカウントされて合計されます。次に、この合計を支払期間で割り、整数に切り上げます。その支払期間に給与計算の対象者がいない場合でも、すべての支払期間がカウントされます。
安全メトリック基準および記述
このコードは、見出しで選択された安全メトリック単位の値を示します。後続の他のカラムの記述では、「安全時間」の用語が使用されますが、時間以外のものが見出しで選択されていると、計算式では、時間ではなくこれらの単位が使用されます。
月次インシデント安全統計レポートで使用される計算カラム
これらは、カレンダ月ごとのインシデントに基づきます。
1月 - 12月のインシデント(月ごとに1つのカラム)
特定の月のインシデント日付を持つインシデントの合計数です。見出しの日付範囲に含まれる期間が1年を超える場合は、月別のこの合計に1年を超えるインシデントが反映される可能性があります。これは、月ごとの傾向を調べる場合に使用します。
1月 - 12月の安全時間(月ごとに1つのカラム)
特定の月の安全時間の合計数です。見出しの日付範囲に含まれる期間が1年を超える場合は、月別のこの合計に1年を超える安全時間が反映される可能性があります。
インシデント率
安全時間グループごとのインシデント頻度率です。(インシデントの合計数 × 処理オプションの頻度率固定情報)/(合計安全メトリック)として計算されます。
記録可能ケースの安全統計レポートで使用される計算カラム
これらは、インシデントではなくケースに基づきます。インシデントに複数のケースが含まれる場合があります。ケースは、「OSHA Y/N」フィールド = Yとして定義されます。
死亡ケース
従業員が死亡したケースの合計数です。インシデントに複数のケースが含まれる場合があります。これは、インシデント関係者レコード(F54HS02)の「傷害分類」フィールド(HSIICの値が「死亡」)を使用して確認されます。
制限が出た勤務ケース
従業員が「制限が出た勤務」としてリストされたケースの合計数です。インシデントに複数のケースが含まれる場合があります。これは、インシデント関係者レコード(F54HS02)の「傷害分類」フィールド(HSIICの値が「制限が出た勤務」)を使用して確認されます。
勤務できなかった日があるケース
従業員が「勤務できなかった日数」としてリストされたケースの合計数です。インシデントに複数のケースが含まれる場合があります。これは、インシデント関係者レコード(F54HS02)の「傷害分類」フィールド(HSIICの値が「勤務できなかった日数」)を使用して確認されます。
その他の記録可能ケース
従業員が「その他の記録可能傷害」としてリストされたケースの合計数です。インシデントに複数のケースが含まれる場合があります。これは、インシデント関係者レコード(F54HS02)の「傷害分類」フィールド(HSIICの値が「その他の記録可能傷害」)を使用して確認されます。
応急処置ケース
従業員が「応急処置」としてリストされたケースの合計数です。インシデントに複数のケースが含まれる場合があります。これは、インシデント関係者レコード(F54HS02)の「傷害分類」フィールド(HSIICの値が「応急処置」)を使用して確認されます。
疾病ケース
従業員に傷害ではなく疾病があるとしてリストされたケースの合計数です。インシデントに複数のケースが含まれる場合があります。これは、インシデント関係者レコード(F54HS02)の「職業性傷害/疾病」フィールドを使用して確認されます(HSIOIの値が「皮膚異常」、「呼吸系疾病」、「中毒」、「聴力損失」または「その他すべての疾病」。「傷害」としてマークされているものは除外されます)。
疾病ケース率
安全時間グループごとの疾病ケース頻度率です。(疾病ケースの合計数 * 処理オプションの頻度率固定情報)/(合計安全メトリック)として計算されます。「疾病ケース」計算カラムに基づきます。
傷害ケース
従業員に疾病ではなく傷害があるとしてリストされたケースの合計数です。インシデントに複数のケースが含まれる場合があります。これは、インシデント関係者レコード(F54HS02)の「職業性傷害/疾病」フィールドを使用して確認されます(HSIOIの値が「傷害」。「皮膚異常」、「呼吸系疾病」、「中毒」、「聴力損失」または「その他すべての疾病」としてマークされているものは除外されます)。
傷害ケース率
安全時間グループごとの傷害ケース頻度率です。(傷害ケースの合計数 * 処理オプションの頻度率固定情報)/(合計安全メトリック)として計算されます。「傷害ケース」計算カラムに基づきます。
記録可能ケース
記録可能ケースの合計数です。インシデントに複数のケースが含まれる場合があります。これは、インシデント関係者テーブル(F54HS02)の「OSHA Y/N」チェック・ボックス(Y)を使用して確認されます。
記録可能ケース率
安全時間グループごとの記録可能ケース頻度率です。(記録可能ケースの合計数 * 処理オプションの頻度率固定情報)/(合計安全メトリック)として計算されます。「記録可能ケース」計算カラムに基づきます。
損失時間ケース
従業員が時間を損失したケースの合計数です。インシデントに複数のケースが含まれる場合があります。これは、インシデント関係者レコード(F54HS02)の「傷害分類」フィールド(HSIICの値が「制限が出た勤務」または「勤務できなかった日数」)を使用して確認されます。
損失時間ケース率
安全時間グループごとの損失時間ケース頻度率です。(損失時間ケースの合計数 * 処理オプションの頻度率固定情報)/(合計安全メトリック)として計算されます。「損失時間ケース」計算カラムに基づきます。
皮膚異常ケース
従業員に傷害ではなく皮膚異常の疾病があるとしてリストされたケースの合計数です。インシデントに複数のケースが含まれる場合があります。これは、インシデント関係者レコード(F54HS02)の「職業性傷害/疾病」フィールド(HSIOIの値が「皮膚異常」)を使用して確認されます。
呼吸系疾病ケース
従業員に傷害ではなく呼吸系疾病の疾病があるとしてリストされたケースの合計数です。インシデントに複数のケースが含まれる場合があります。これは、インシデント関係者レコード(F54HS02)の「職業性傷害/疾病」フィールド(HSIOIの値が「呼吸系疾病」)を使用して確認されます。
中毒ケース
従業員に傷害ではなく中毒の疾病があるとしてリストされたケースの合計数です。インシデントに複数のケースが含まれる場合があります。これは、インシデント関係者レコード(F54HS02)の「職業性傷害/疾病」フィールド(HSIOIの値が「中毒」)を使用して確認されます。
聴力損失ケース
従業員に傷害ではなく聴力損失があるとしてリストされたケースの合計数です。インシデントに複数のケースが含まれる場合があります。これは、インシデント関係者レコード(F54HS02)の「職業性傷害/疾病」フィールド(HSIOIの値が「聴力損失」)を使用して確認されます。
その他すべての疾病ケース
従業員に傷害ではなくその他の疾病があるとしてリストされたケースの合計数です。インシデントに複数のケースが含まれる場合があります。これは、インシデント関係者レコード(F54HS02)の「職業性傷害/疾病」フィールド(HSIOIの値が「その他すべての疾病」)を使用して確認されます。
記録可能傷害ケース
従業員に記録可能傷害があるとしてリストされたケースの合計数です。インシデントに複数のケースが含まれる場合があります。これは、インシデント関係者レコード(F54HS02)の「傷害分類」フィールド(HSIICの値が「死亡」、「制限が出た勤務」、「勤務できなかった日数」または「その他の記録可能ケース」)を使用して確認されます。
記録可能傷害率
安全時間グループごとの記録可能傷害ケース頻度率です。(記録可能傷害ケースの合計数 * 処理オプションの頻度率固定情報)/(合計安全メトリック)として計算されます。「記録可能傷害ケース」計算カラムに基づきます。
インシデント・タイプ別安全統計レポートで使用される計算カラム
これらは、インシデントのキー属性ごとのインシデントに基づきます。
潜在インシデント
「潜在インシデント」チェック・ボックスが選択されているインシデントの合計数です(HSINM、インシデント・マスターF54HS01の見出しにあります)。この属性よりも多くの属性がインシデントで選択されている場合があります。このカウントでは、複数の属性が選択されているインシデントは除外されません。
その他のインシデント
「その他」チェック・ボックスが選択されているインシデントの合計数です(HSIOT、インシデント・マスターF54HS01の見出しにあります)。この属性よりも多くの属性がインシデントで選択されている場合があります。このカウントでは、複数の属性が選択されているインシデントは除外されません。
セキュリティ・インシデント
「セキュリティ」チェック・ボックスが選択されているインシデントの合計数です(HSISEC、インシデント・マスターF54HS01の見出しにあります)。この属性よりも多くの属性がインシデントで選択されている場合があります。このカウントでは、複数の属性が選択されているインシデントは除外されません。
セキュリティ・インシデント率
安全時間グループごとのセキュリティ・インシデント頻度率です。(セキュリティ・インシデントの合計数 × 処理オプションの頻度率固定情報)/(合計安全メトリック)として計算されます。「セキュリティ・インシデント」計算カラムに基づきます。
環境インシデント
「環境影響」チェック・ボックスが選択されているインシデントの合計数です(HSIENV、インシデント・マスターF54HS01の見出しにあります)。この属性よりも多くの属性がインシデントで選択されている場合があります。このカウントでは、複数の属性が選択されているインシデントは除外されません。
環境インシデント率
安全時間グループごとの環境インシデント頻度率です。(環境インシデントの合計数 × 処理オプションの頻度率固定情報)/(合計安全メトリック)として計算されます。「環境インシデント」計算カラムに基づきます。
資産破損インシデント
「資産/設備破損」チェック・ボックスが選択されているインシデントの合計数です(HSIPED、インシデント・マスターF54HS01の見出しにあります)。この属性よりも多くの属性がインシデントで選択されている場合があります。このカウントでは、複数の属性が選択されているインシデントは除外されません。
資産破損インシデント率
安全時間グループごとの資産/設備破損インシデント頻度率です。(資産破損インシデントの合計数 × 処理オプションの頻度率固定情報)/(合計安全メトリック)として計算されます。「資産破損インシデント」計算カラムに基づきます。
自動車インシデント
「自動車関連」チェック・ボックスが選択されているインシデントの合計数です(HSIMV、インシデント・マスターF54HS01の見出しにあります)。この属性よりも多くの属性がインシデントで選択されている場合があります。このカウントでは、複数の属性が選択されているインシデントは除外されません。
自動車インシデント率
安全時間グループごとの自動車関連インシデント頻度率です。(自動車インシデントの合計数 × 処理オプションの頻度率固定情報)/(合計安全メトリック)として計算されます。「自動車インシデント」計算カラムに基づきます。
傷害/疾病以外のインシデント
「傷害/疾病」チェック・ボックスが選択されていないインシデントの合計数です(HSIINJ、インシデント・マスターF54HS01の見出しにあります)。この属性よりも多くの属性がインシデントで選択されている場合があります。このカウントでは、複数の属性が選択されているインシデントは除外されません。
傷害/疾病以外のインシデント率
安全時間グループごとの傷害/疾病以外のインシデント頻度率です。(傷害/疾病以外のインシデントの合計数 × 処理オプションの頻度率固定情報)/(合計安全メトリック)として計算されます。「傷害/疾病以外のインシデント」計算カラムに基づきます。
傷害/疾病インシデント
「傷害/疾病」チェック・ボックスが選択されているインシデントの合計数です(HSIINJ、インシデント・マスターF54HS01の見出しにあります)。この属性よりも多くの属性がインシデントで選択されている場合があります。このカウントでは、複数の属性が選択されているインシデントは除外されません。
傷害/疾病インシデント率
安全時間グループごとの傷害/疾病インシデント頻度率です。(傷害/疾病インシデントの合計数 × 処理オプションの頻度率固定情報)/(合計安全メトリック)として計算されます。「傷害/疾病インシデント」計算カラムに基づきます。
サードパーティの管轄インシデント
「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されているインシデントの合計数です(HSICR、「インシデント詳細」タブF54HS01の「管轄」サブフォームにあります)。
会社の管轄インシデント
「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが選択されていないインシデントの合計数です(HSICR、「インシデント詳細」タブF54HS01の「管轄」サブフォームにあります)。サードパーティまたは契約者ではなく、会社が管轄していることを前提とします。
インシデント影響率レポートで使用される計算カラム
これらは、原価や損失時間などの主要な影響単位ごとのインシデントに基づきます。
勤務できなかった合計日数
安全時間グループのインシデントに関連するすべての関係者レコードで示される、勤務できなかった日数の合計です。これは、インシデント関係者レコード(F54HS02)の「勤務できなかった日数」フィールド(NDAW)に基づきます。
勤務に制限が出た合計日数
安全時間グループのインシデントに関連するすべての関係者レコードで示される、配置転換または勤務に制限が出た合計日数です。これは、インシデント関係者レコード(F54HS02)の「勤務活動に制限が出た日数」フィールド(NDWA)に基づきます。
合計損失日数
安全時間グループのインシデントに関連するすべての関係者レコードで示される、損失日数の合計です。「勤務できなかった合計日数」および「勤務に制限が出た合計日数」または「配置転換」計算カラムの合計です。
合計損失日数率
安全時間グループごとの合計損失日数影響率です。(インシデントの合計損失日数 * 処理オプションの頻度率固定情報)/(合計安全メトリック)として計算されます。「合計損失日数」計算カラムに基づきます。
インシデントの見積原価
安全時間グループのすべてのインシデントの合計見積原価です。この情報は、インシデント・マスター(HSITEC、F54HS01)からレポートされますが、インシデントごとの個別の原価レコードに記録されるすべての見積原価の合計を表します。
インシデントの実際原価
安全時間グループのすべてのインシデントの合計実際原価です。この情報は、インシデント・マスター(HSITAC、F54HS01)からレポートされますが、インシデントごとの個別の原価レコードに記録されるすべての実際原価の合計を表します。
実際原価率
安全時間グループごとの合計実際原価影響率です。(インシデントの合計実際原価)/(合計安全メトリック)として計算されます。「インシデントの実際原価」計算カラムに基づきます。
インシデントの仮定見積原価
共通通貨で示されるすべてのインシデントの合計見積原価です。「仮定通貨コード」および「基準日」に変換された合計見積原価(HSITEC)の合計です。
インシデントの仮定実際原価
共通通貨で示されるすべてのインシデントの合計実際原価です。「仮定通貨コード」および「基準日」に変換された合計実際原価(HSITAC)の合計です。
仮定実際原価率
「仮定通貨コード」および「基準日」に変換され、共通通貨で示される安全時間グループごとの合計実際原価影響率です。(インシデントの仮定実際原価)/(合計安全メトリック)として計算されます。「インシデントの仮定実際原価」計算カラムに基づきます。
使用可能なその他のカテゴリ・コード
ビジネスユニット・カテゴリ・コードとビジネスユニット記述
これらの50個のカテゴリ・コードは、インシデントでビジネスユニットまたはプロジェクトに関連付けられているビジネスユニット・カテゴリ・コードです。これらは取り込まれるため、例示照会プログラム(QBE)は使用できません。これらのフィールドを使用して絞り込むには、One Viewレポートのリスト機能を使用するか、レポート・コンポーネントにフィルタ・ロジックを組み込みます。これらのビジネスユニット・カテゴリ・コードのカラムは、安全時間グループがビジネスユニットまたはプロジェクトの場合に表示されます。
使用可能なその他の計算カラム
次のカラムは、各カレンダ月の「傷害分類」フィールドを使用して、従業員と契約者の傷害/疾病に関する詳細レポートで使用できます。これらは関係者レコードに基づきます。
従業員の傷害(死亡) - (1月から12月)
これは、死亡した傷害従業員の月別人数です。(「従業員」チェック・ボックス(HSIEM) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IN」、「傷害分類」(HSIIC) = 「死亡」、各カレンダ月(HSIDM))
従業員の傷害(勤務不可) - (1月から12月)
これは、勤務不可日を伴った傷害従業員の月別人数です。(「従業員」チェック・ボックス(HSIEM) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IN」、「傷害分類」(HSIIC) = 「勤務不可」、各カレンダ月(HSIDM))
従業員の傷害(勤務制限) - (1月から12月)
これは、勤務が制限された傷害従業員の月別人数です。(「従業員」チェック・ボックス(HSIEM) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IN」、「傷害分類」(HSIIC) = 「勤務制限」、各カレンダ月(HSIDM))
従業員の傷害(その他の記録可能ケース) - (1月から12月)
これは、その他の記録可能対象となった傷害従業員の月別人数です。(「従業員」チェック・ボックス(HSIEM) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IN」、「傷害分類」(HSIIC) = 「その他の記録可能対象」、各カレンダ月(HSIDM))
従業員の傷害(応急処置ケース) - (1月から12月)
これは、応急処置ケースとなった傷害従業員の月別人数です。(「従業員」チェック・ボックス(HSIEM) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IN」、「傷害分類」(HSIIC) = 「応急処置ケース」、各カレンダ月(HSIDM))
従業員の疾病(死亡) - (1月から12月)
これは、死亡した疾病従業員の月別人数です。(「従業員」チェック・ボックス(HSIEM) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IL」、「傷害分類」(HSIIC) = 「死亡」、各カレンダ月(HSIDM))
従業員の疾病(勤務不可) - (1月から12月)
これは、勤務不可日を伴った疾病従業員の月別人数です。(「従業員」チェック・ボックス(HSIEM) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IL」、「傷害分類」(HSIIC) = 「勤務不可」、各カレンダ月(HSIDM))
従業員の疾病(勤務制限) - (1月から12月)
これは、勤務が制限された疾病従業員の月別人数です。(「従業員」チェック・ボックス(HSIEM) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IL」、「傷害分類」(HSIIC) = 「勤務制限」、各カレンダ月(HSIDM))
従業員の疾病(その他の記録可能ケース) - (1月から12月)
これは、その他の記録可能対象となった疾病従業員の月別人数です。(「従業員」チェック・ボックス(HSIEM) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IL」、「傷害分類」(HSIIC) = 「その他の記録可能対象」、各カレンダ月(HSIDM))
従業員の疾病(応急処置ケース) - (1月から12月)
これは、応急処置ケースとなった疾病従業員の月別人数です。(「従業員」チェック・ボックス(HSIEM) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IL」、「傷害分類」(HSIIC) = 「応急処置ケース」、各カレンダ月(HSIDM))
契約者の傷害(死亡) - (1月から12月)
これは、死亡した傷害契約者の月別人数です。(「契約者」チェック・ボックス(HSICON) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IN」、「傷害分類」(HSIIC) = 「死亡」、各カレンダ月(HSIDM))
契約者の傷害(勤務不可) - (1月から12月)
これは、勤務不可日を伴った傷害契約者の月別人数です。(「契約者」チェック・ボックス(HSICON) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IN」、「傷害分類」(HSIIC) = 「勤務不可」、各カレンダ月(HSIDM))
契約者の傷害(勤務制限) - (1月から12月)
これは、勤務が制限された傷害契約者の月別人数です。(「契約者」チェック・ボックス(HSICON) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IN」、「傷害分類」(HSIIC) = 「勤務制限」、各カレンダ月(HSIDM))
契約者の傷害(その他の記録可能ケース) - (1月から12月)
これは、その他の記録可能対象となった傷害契約者の月別人数です。(「契約者」チェック・ボックス(HSICON) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IN」、「傷害分類」(HSIIC) = 「その他の記録可能対象」、各カレンダ月(HSIDM))
契約者の傷害(応急処置ケース) - (1月から12月)
これは、応急処置ケースとなった傷害契約者の月別人数です。(「契約者」チェック・ボックス(HSICON) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IN」、「傷害分類」(HSIIC) = 「応急処置ケース」、各カレンダ月(HSIDM))
契約者の疾病(死亡) - (1月から12月)
これは、死亡した疾病契約者の月別人数です。(「契約者」チェック・ボックス(HSICON) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IL」、「傷害分類」(HSIIC) = 「死亡」、各カレンダ月(HSIDM))
契約者の疾病(勤務不可) - (1月から12月)
これは、勤務不可日を伴った疾病契約者の月別人数です。(「契約者」チェック・ボックス(HSICON) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IL」、「傷害分類」(HSIIC) = 「勤務不可」、各カレンダ月(HSIDM))
契約者の疾病(勤務制限) - (1月から12月)
これは、勤務が制限された疾病契約者の月別人数です。(「契約者」チェック・ボックス(HSICON) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IL」、「傷害分類」(HSIIC) = 「勤務制限」、各カレンダ月(HSIDM))
契約者の疾病(その他の記録可能ケース) - (1月から12月)
これは、その他の記録可能対象となった疾病契約者の月別人数です。(「契約者」チェック・ボックス(HSICON) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IL」、「傷害分類」(HSIIC) = 「その他の記録可能対象」、各カレンダ月(HSIDM))
契約者の疾病(応急処置ケース) - (1月から12月)
これは、応急処置ケースとなった疾病契約者の月別人数です。(「契約者」チェック・ボックス(HSICON) = 選択、傷害または疾病に関連(IN/IL) = 「IL」、「傷害分類」(HSIIC) = 「応急処置ケース」、各カレンダ月(HSIDM))
レポート
One View安全統計照会アプリケーションに付属しているレポートは次のとおりです。
月次インシデント安全統計
記録可能ケースの安全統計
インシデント・タイプ別安全統計
インシデント影響率
これらの各レポートでは、対話モードで実行する場合にフィルタとして使用可能な安全時間グループ記述に基づいて、上部のリストを使用します。
月次インシデント安全統計
このレポートを使用して、月ごとのインシデントを分析して、インシデント頻度率を比較します。このレポートは、各月のインシデントの数および月ごとの合計安全単位(通常は時間)の2つの主要な値に基づきます。このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。
インシデント頻度率(組織ユニット別)(縦棒グラフ)
合計インシデント率(すべての組織ユニット用)(ゲージ)
インシデント/月(組織ユニット別)(縦棒グラフ)
合計インシデント/月(すべての組織ユニット用)(ゲージ)
月別インシデント(すべての組織ユニット用)(縦棒グラフ)
1従業員当たりのインシデント(組織ユニット別)(縦棒グラフ)
1従業員当たりの合計インシデント(すべての組織ユニット用)(ゲージ)
インシデント合計数(組織ユニット別)(縦棒グラフ)
合計安全時間(組織ユニット別)(縦棒グラフ)
月次インシデント頻度率(テーブル)
安全統計合計(テーブル)
月別インシデント合計数(組織ユニット別)(テーブル)
月次安全時間(テーブル)
組織ユニット記述別の安全時間グループの参照テーブル
記録可能ケースの安全統計
このレポートを使用して、ケースの頻度率を分析します。このレポートは、インシデントではなくケースに基づきます。インシデントに複数のケースが含まれる場合があります。ケースは、「OSHA Y/N」フィールド = Yとして定義されます。このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。
記録可能ケース数(組織ユニット別)(縦棒グラフ)
記録可能ケース頻度率(組織ユニット別)(縦棒グラフ)
記録可能ケース頻度率(すべての組織ユニット用)(ゲージ)
合計報告対象傷害頻度率(組織ユニット別)(縦棒グラフ)
合計報告対象傷害頻度率(すべての組織ユニット用)(ゲージ)
損失時間の傷害頻度率(組織ユニット別)(縦棒グラフ)
損失時間の傷害頻度率(すべての組織ユニット用)(ゲージ)
職業性傷害頻度率(組織ユニット別)(縦棒グラフ)
職業性傷害頻度率(すべての組織ユニット用)(ゲージ)
職業性疾病頻度率(組織ユニット別)(縦棒グラフ)
職業性疾病頻度率(すべての組織ユニット用)(ゲージ)
ケース分類別ケース合計数(テーブル)
ケース分類別ケース頻度率(テーブル)
職業性傷害/疾病タイプ別ケース合計数(テーブル)
職業性傷害/疾病タイプ別ケース頻度率(テーブル)
組織ユニット記述別の安全時間グループの参照テーブル
インシデント・タイプ別安全統計
このレポートを使用して、頻度率を分析し、安全時間グループごとのインシデント・タイプ別にインシデントの数を比較します。このレポートはインシデントに基づきます。インシデント・タイプには、インシデント・マスターの見出しの属性チェック・ボックス(「設備/資産の破損」、「傷害/疾病」、「セキュリティ」、「その他」、「環境影響」、「自動車」および「潜在インシデント」)および管轄セクションの「契約者/サードパーティ関連」チェック・ボックスが含まれます。このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。
インシデント・タイプ別合計インシデント(すべての組織ユニット用)(横棒グラフ)
設備/資産破損インシデント(組織ユニット別)(横棒グラフ)
自動車関連インシデント(組織ユニット別)(横棒グラフ)
傷害/疾病インシデント(組織ユニット別)(横棒グラフ)
傷害/疾病以外のインシデント(組織ユニット別)(横棒グラフ)
環境影響インシデント(組織ユニット別)(横棒グラフ)
セキュリティ・インシデント(組織ユニット別)(横棒グラフ)
潜在インシデント(組織ユニット別)(横棒グラフ)
その他のインシデント(組織ユニット別)(横棒グラフ)
会社の管轄インシデント(組織ユニット別)(横棒グラフ)
サードパーティの管轄インシデント(組織ユニット別)(横棒グラフ)
インシデント合計数(テーブル)
インシデント頻度率(テーブル)
インシデントの平均数/月(テーブル)
1従業員当たりのインシデントの平均数(テーブル)
組織ユニット記述別の安全時間グループの参照テーブル
インシデント影響率
このレポートを使用して、インシデント影響率を分析します。このレポートはインシデントに基づきます。インシデント影響率では、インシデントによる損失時間または原価に関するインシデントの影響を測定します。このレポートは、損失時間の影響率および原価の影響率の2つの部分に分割されています。このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。
合計損失日数(すべての組織ユニット用)(ゲージ)
合計損失日数(組織ユニット別)(横棒グラフ)
合計損失日数影響率(組織ユニット別)(横棒グラフ)
平均損失日数/従業員(組織ユニット別)(横棒グラフ)
平均損失日数/月(組織ユニット別)(横棒グラフ)
損失日数の合計(テーブル)
損失日数に基づくインシデントの影響率(テーブル)
損失日数の影響の平均(テーブル)
合計実際原価(すべての組織ユニット用)(ゲージ)
合計実際原価(組織ユニット別)(横棒グラフ)
合計実際原価影響率(組織ユニット別)(横棒グラフ)
平均実際原価/従業員(組織ユニット別)(横棒グラフ)
平均実際原価/月(組織ユニット別)(横棒グラフ)
インシデント原価合計(テーブル)
原価に基づくインシデント影響率(テーブル)
原価の影響の平均(テーブル)
組織ユニット記述別の安全時間グループの参照テーブル










