5JD Edwards EnterpriseOne在庫管理のプロジェクト・マニュファクチャリング用操作
JD Edwards EnterpriseOne在庫管理のプロジェクト・マニュファクチャリングについて
JD Edwards EnterpriseOne在庫管理はサプライチェーンの基盤です。JD Edwards EnterpriseOneシステムの他のプログラムと効果的に連携させるには、在庫を設定して管理する必要があります。JD Edwards EnterpriseOne在庫管理システムでは個々の在庫品目が定義されるため、サプライチェーン全体での在庫の操作が可能になります。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications在庫管理製品ガイド』の「JD Edwards EnterpriseOne在庫管理の概要」を参照してください。
JD Edwards EnterpriseOne在庫管理システムは、汎用在庫と製造制御在庫の両方を管理します。汎用在庫は、製造番号で制御されていない品目です。製造制御在庫は、品目マスターまたは事業所品目レコードで「製造番号制御」オプションが選択されている品目です。
品目に製造番号を割り当てて、在庫出庫をトラッキングします。在庫トランザクションを直接送信する場合、製造番号は在庫自体の属性となります。
汎用在庫情報は、品目マスター(F4101)、事業所品目(F4102)、品目元帳ファイル(F4111)および品目保管場所ファイル(F41021)テーブルに保存されます。
製造制御品目の情報は、F4101、F4102および品目保管場所タグ・ファイル(F41021T)テーブルに保存されます。F4102テーブルには、事業所品目の製造制御設定が保存されます。F41021Tテーブルは、特定の製造制御品目に割り当てられている手持在庫の量に関する情報を管理します。
F41021Tテーブルのロット保管場所にある製造制御品目の手持数量に、製造番号でラベルが付けられます。1つの品目に複数の製造番号を付けることができます。F41021Tテーブルの手持数量はマイナスにはなりません。在庫状況は、実行時にF41021テーブルから計算されます。
在庫は、在庫調整(P4114)、在庫出庫(P4112)および在庫移動(P4113)プログラムを使用して管理します。
また、品目元帳照会(CARDEX)プログラムを使用して在庫を管理することも可能です。品目元帳テーブル(F4111)は、製造番号が付いている品目の在庫トランザクションをトラッキングします。ただし、F4111テーブルでは、F41021Tテーブルの製造番号による手持消費はトラッキングされません。
F41021Tテーブルで、現在のその保管場所にある手持数量を超える製造制御在庫の出庫は制限されます。
受注オーダーなどのオーダーを完了する際は、製造制御品目で、別の製造番号または汎用在庫の手持数量を消費できます。特定の製造番号から、出庫や転送などの在庫トランザクションを実行する際には、他の製造番号の在庫を使用することはできません。
製造制御在庫の取消しトランザクションでは、トランザクションで使用される製造番号の手持数量が増減します。
製造番号の再割当プログラム(P34404)を使用して汎用に再度割り当てると、F41021Tテーブルで製造番号レコードの数量が0(ゼロ)に設定されます。システムはF4111テーブルを次のように更新します。
既存オーダーまたは在庫に対して、製造番号とロットおよび保管場所レコード別にマイナスのトランザクションを作成します。
オーダーおよび在庫に対して、汎用とロットおよび保管場所レコード別にプラスのトランザクションを作成します。
JD Edwards EnterpriseOne在庫管理システムでは、製造番号が関連付けられている品目の再分類はサポートされていません。製造制御されている品目を再分類すると、その品目の製造番号が変更されます。
製造制御品目の在庫トランザクションでは、電子データ交換(EDI)がサポートされています。
製造制御品目の在庫状況
手持品目、引当済品目および引当可能品目に関する集計や詳細情報を検討するには、在庫状況プログラム(P41202)を使用します。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications在庫管理製品ガイド』の「在庫状況の定義」を参照してください。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications在庫管理製品ガイド』の「数量情報の検索」を参照してください。
手持数量に影響するトランザクションは引当可能数量に影響を与えます。数量情報は、在庫の日常管理に不可欠です。現在および将来の必要数を把握するには、在庫状況の詳細が役立ちます。JD Edwards EnterpriseOne在庫管理システムでは、入庫数量と手持数量の合計から出庫数量を差し引くことで、品目の在庫状況を判断します。事業所ごとの在庫状況の計算方法は、事業所固定情報プログラム(P41001)を使用して定義する必要があります。在庫状況は、システムによるバックオーダー、取消、顧客納入時期の計算方法に影響します。
製造番号は、作業オーダー、購買オーダー、受注オーダーおよび予測に関して製造制御品目の需要と供給をトラッキングします。「製造番号」フィールドは、「在庫状況の処理」フォーム(W41202A)では使用できません。
製造制御品目の手持数量はF41021Tテーブルで管理されます。F41021およびF41021Tテーブルの手持数量間で整合性が管理されます。
製造制御在庫に基づく在庫の割当は推奨されません。
前提条件
JD Edwards EnterpriseOne在庫管理で製造制御品目を処理するには、在庫状況プログラム(P41202)の使用しているバージョン用に処理オプションを設定する必要があります。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications在庫管理製品ガイド』の「在庫状況(P41202)の処理オプションの設定」を参照してください。
製造制御品目の在庫出庫
この項では、製造制御品目の在庫出庫の概要、事前設定、および製造制御品目の在庫の出庫方法について説明します。
製造制御品目の在庫出庫について
在庫を出庫する場合は、その在庫を保管場所から除去します。在庫は、在庫出庫プログラム(P4112)を使用して出庫できます。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications在庫管理製品ガイド』の「在庫出庫」を参照してください。
製造制御品目の在庫を出庫する際は、F41021Tテーブルで、現在のその保管場所にある手持数量を超える製造制御在庫の出庫が制限されます。
汎用在庫の必要数量が使用可能でない場合にのみ、残りの必要数量を製造制御品目から消費できます。非表示モードまたは対話型モードを使用して、残りの必要在庫を消費します。
在庫の非表示出庫を有効化するには、在庫出庫プログラムの「手持製造番号の消費」処理オプションをブランクに設定します。
在庫出庫プログラムを実行して製造制御品目の在庫を非表示モードで出庫する場合、アルゴリズムは次のとおりです。
汎用在庫を割り当てます。
汎用在庫は、製造制御されていないため、製造番号が関連付けられていない品目の在庫です。
非アクティブな製造番号を割り当てます。
製造番号マスター・ファイル・テーブル(F34401)で、「製造番号状況」が「I」に設定されている製造制御品目があります。
親のない製造番号を割り当てます。
需要または供給に関連付けられていない製造制御品目があります。
最終品目の需要日付ごとに製造番号を割り当てます。
これは、製造制御品目の最も遠い将来の需要日付です。需要に合うよう、最終品目が再度計画されます。
「手持製造番号の消費」処理オプションの値を「1」に設定し、対話型モードで在庫を出庫する場合には、「消費する在庫の選択」フォームが表示されます。消費する特定の在庫と数量を選択します。
品目マスター・レコードに2つの単位を設定した品目を出庫する場合は、「2次単位数量」フィールドに値を入力する必要があります。
消費する在庫を選択したら、「消費する在庫の選択」フォームにアクセスして、在庫を検討または再配賦できます。「ロー」メニューの「製造番号消費」オプションにアクセスするには、「数量」フィールドに値を入力しておく必要があります。
製造制御在庫の取消しトランザクションでは、トランザクションで使用される製造番号の手持数量が増減します。
F41021Tテーブルの製造制御在庫の手持数量はマイナスになりません。そのため、製造制御品目の手持数量が不十分な場合は、F41021Tテーブルの手持数量がゼロになり、F41021テーブルの手持数量がマイナスになります。汎用品目の手持数量がマイナスになる前に、製造制御品目のすべての手持数量を消費する必要があります。
在庫を出庫する前に、製造番号ワークベンチ・プログラム(P34403)を介して製造番号在庫を管理できます。
前提条件
製造制御品目の在庫を出庫する前に、次のことを行う必要があります。
在庫出庫プログラム(P4112)の使用しているバージョン用に処理オプションを設定します。
在庫出庫プログラムの「処理」タブで「手持製造番号の消費」処理オプションを設定します。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications在庫管理製品ガイド』の「在庫出庫(P4112)の処理オプションの設定」を参照してください。
製造制御品目の在庫出庫に使用するフォーム
フォーム名 |
フォームID |
ナビゲーション |
用途 |
---|---|---|---|
出庫処理 |
W4112D |
「在庫マスター/トランザクション」(G4111)、「在庫出庫」 |
在庫出庫を検討します。 |
在庫出庫 |
W4112A |
「出庫処理」フォームで、「追加」をクリックします。 |
製造制御品目の在庫を出庫します。 |
消費する在庫の選択 |
W42054A |
「在庫出庫」フォームで、ローを選択し、「ロー」メニューから「製造番号消費」フォームを選択します。 |
製造制御品目の在庫消費を検討および選択します。 |
製造制御品目の在庫出庫
「出庫在庫」フォームにアクセスします。
製造制御品目の在庫を出庫するには、次の手順に従います。
必要な場合は、次のフィールドに入力します。
事業所
元帳日付
トランザクション日付
品目番号
数量
保管場所
ロット/シリアル
「消費する在庫の選択」フォームで、出庫する品目の数量を製造番号ごとに入力します。
「消費する在庫の選択」フォームの見出しに、保管場所とロットの情報が表示されます。
注意: 処理オプションが「1」に設定されていて、品目に汎用在庫がない場合は、「消費する在庫の選択」フォームが表示されます。「OK」をクリックします。
「在庫出庫」フォームで、「OK」をクリックします。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications在庫管理製品ガイド』の「在庫出庫」を参照してください。
製造制御品目の在庫消費の検討
「消費する在庫の選択」フォームにアクセスします。
「手持製造番号の消費」処理オプションの値を「1」に設定し、対話型モードで在庫を出庫する場合には、「消費する在庫の選択」フォームが表示されます。在庫を選択したら、「ロー」メニューの「製造番号消費」オプションを使用して、トランザクション行の在庫の選択を検討できます。
- 必要数量
-
前の「在庫」フォームの「数量」フィールドに示されている必要数量が表示されます。
- 選択合計
-
すべての行で使用可能な数量から選択された合計数量が表示されます。
在庫を選択したら、「必要数量」および「選択合計」フィールドの値が一致している必要があります。
- 数量
-
行に選択された数量を入力します。「数量」フィールドの値を更新すると、「手持残数量」フィールドの値からその数量が減算され、在庫消費の結果が表示されます。
- 2次単位数量
-
行に選択された2次単位数量を入力します。「2次単位数量」フィールドの値を更新すると、「2次手持残数量」フィールドの値からその数量が減算され、在庫消費の結果が表示されます。
品目マスター・レコードに2つの単位を設定した品目を出庫する場合は、「2次単位数量」フィールドに値を入力する必要があります。
- 手持ち残数量
-
行の「数量」フィールドの値が減算され、残りの手持数量が表示されます。
- 2次手持残数量
-
行の「2次単位数量」フィールドの値が減算され、残りの2次手持数量が表示されます。
製造制御品目の在庫の調整
この項では、製造制御品目の在庫調整の概要、事前設定、および製造制御品目の在庫の調整方法について説明します。
製造制御品目の在庫調整について
品目の実地棚卸とシステム上の棚卸間の差異を調整するには、在庫調整を使用します。在庫調整を入力すると、実地棚卸を実施せずに事業所内の手持数量と在庫品目の原価を増減させることができます。たとえば、ある保管場所の記録上の品目数量と実際の数量に相違がある場合、在庫を調整できます。調整を入力するには、在庫調整プログラム(P4114)を使用します。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications在庫管理製品ガイド』の「在庫調整」を参照してください。
「在庫調整」フォームの詳細グリッドに、「製造番号」フィールドが編集可能なフィールドとして表示されます。
製造制御品目の在庫を調整すると、在庫調整により、F41021およびF41021Tテーブルの数量が増加します。
在庫調整にマイナス値を入力すると、製造番号のF41021Tテーブルで使用可能な数量を超えるマイナス数量の入力が制限されます。
マイナスの在庫調整の場合は、汎用在庫の必要数量が使用可能でない場合にのみ、残りの必要数量を製造制御品目から消費できます。非表示モードまたは対話型モードを使用して、残りの必要在庫を消費します。
在庫の非表示選択を有効化するには、在庫調整プログラムの「手持製造番号の消費」処理オプションをブランクに設定します。
在庫調整プログラムを実行して製造制御品目の在庫を非表示モードで調整する場合、アルゴリズムは次のとおりです。
汎用在庫を割り当てます。
汎用在庫は、製造制御されていないため、製造番号が関連付けられていない品目の在庫です。
非アクティブな製造番号を割り当てます。
製造番号マスター・ファイル・テーブル(F34401)で、「製造番号状況」が「I」に設定されている製造制御品目があります。
親のない製造番号を割り当てます。
需要または供給に関連付けられていない製造制御品目があります。
最終品目の需要日付ごとに製造番号を割り当てます。
これは、製造制御品目の最も遠い将来の需要日付です。需要に合うよう、最終品目が再度計画されます。
「手持製造番号の消費」処理オプションの値を「1」に設定し、対話型モードで在庫を調整する場合には、マイナスの在庫調整中に、「消費する在庫の選択」フォームが表示されます。消費する特定の在庫と数量を選択します。
品目マスター・レコードに2つの単位を設定した品目を調整する場合は、「2次単位数量」フィールドに値を入力する必要があります。
消費する在庫を選択したら、「消費する在庫の選択」フォームにアクセスして、在庫を検討または再配賦できます。「ロー」メニューの「製造番号消費」オプションにアクセスするには、「数量」フィールドに値を入力しておく必要があります。
製造制御在庫の取消しトランザクションでは、トランザクションで使用される製造番号の手持数量が増減します。
F41021Tテーブルの製造制御在庫の手持数量はマイナスになりません。そのため、製造制御品目の手持数量が不十分な場合は、F41021Tテーブルの手持数量がゼロになり、F41021テーブルの手持数量がマイナスになります。汎用品目の手持数量がマイナスになる前に、製造制御品目のすべての手持数量を消費する必要があります。
在庫を調整する前に、製造番号ワークベンチ・プログラムを介して製造番号在庫を管理できます。
前提条件
製造制御品目の在庫を調整する前に、次のことを行う必要があります。
在庫調整プログラム(P4114)の使用しているバージョン用に処理オプションを設定します。
在庫調整プログラムの「処理」タブで「手持製造番号の消費」処理オプションを設定します。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications在庫管理製品ガイド』の「在庫調整(P4114)の処理オプションの設定」を参照してください。
製造制御品目の在庫調整に使用するフォーム
フォーム名 |
フォームID |
ナビゲーション |
用途 |
---|---|---|---|
在庫調整の処理 |
W4114B |
「在庫マスター/トランザクション」(G4111)、「在庫調整」 |
在庫調整を検討します。 |
在庫調整 |
W4114A |
「在庫調整の処理」フォームで、「追加」をクリックします。 |
製造制御品目の在庫を調整します。 |
消費する在庫の選択 |
W42054A |
「在庫調整」フォームで、ローを選択し、「ロー」メニューから「製造番号消費」フォームを選択します。 |
製造制御品目の在庫消費を検討および選択します。 |
製造制御品目の在庫の調整
「在庫調整」フォームにアクセスします。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications在庫管理製品ガイド』の「在庫調整」を参照してください。
製造制御品目の在庫の移動
この項では、製造制御品目の在庫移動の概要、事前設定、および製造制御品目の在庫の移動方法について説明します。
製造制御品目の在庫移動について
保管場所間で在庫を移動する必要が生じる場合があります。在庫移動では、出庫および調整と同様のプロセスに従いますが、移動先および移動元の事業所と保管場所を指定する点が異なります。これらの保管場所は、同じ事業所内にしたり、異なる事業所にすることができます。
同じ事業所内で在庫を移動する場合、在庫状況は必ずしも変更されるとはかぎりません。2つの異なる事業所間で在庫を移動する場合は、移動元事業所の手持数量が減少し、移動先事業所の手持数量が増加します。
2つの保管場所間で在庫を移動するには、在庫移動プログラム(P4113)を使用します。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications在庫管理製品ガイド』の「在庫移動」を参照してください。
製造制御品目の在庫を移動する際は、F41021Tテーブルで、現在のその保管場所にある手持数量を超える製造制御在庫の移動が制限されます。
汎用在庫の必要数量が使用可能でない場合にのみ、残りの必要数量を製造制御品目から消費できます。非表示モードまたは対話型モードを使用して、残りの必要在庫を消費します。
在庫の非表示移動を有効化するには、在庫移動プログラムの「手持製造番号の消費」処理オプションをブランクに設定します。
在庫移動プログラムを実行して製造制御品目の在庫を非表示モードで移動する場合、アルゴリズムは次のとおりです。
汎用在庫を割り当てます。
汎用在庫は、製造制御されていないため、製造番号が関連付けられていない品目の在庫です。
非アクティブな製造番号を割り当てます。
これらの製造制御品目は、製造番号マスター・ファイル・テーブル(F34401)で、「製造番号状況」が「I」に設定されています。
親のない製造番号を割り当てます。
これらの製造制御品目は、需要または供給に関連付けられていません。
最終品目の需要日付ごとに製造番号を割り当てます。
これは、製造制御品目の最も遠い将来の需要日付です。需要に合うよう、最終品目が再度計画されます。
「手持製造番号の消費」処理オプションの値を「1」に設定し、対話型モードで在庫を移動する場合には、「消費する在庫の選択」フォームが表示されます。消費する特定の在庫と数量を選択します。
品目マスター・レコードに2つの単位を設定した品目を移動する場合は、「2次単位数量」フィールドに値を入力する必要があります。
消費する在庫を選択したら、「消費する在庫の選択」フォームにアクセスして、在庫を検討または再配賦できます。「ロー」メニューの「製造番号消費」オプションにアクセスするには、「数量」フィールドに値を入力しておく必要があります。
製造制御在庫の取消しトランザクションでは、トランザクションで使用される製造番号の手持数量が増減します。
F41021Tテーブルの製造制御在庫の手持数量はマイナスになりません。そのため、製造制御品目の手持数量が不十分な場合は、F41021Tテーブルの手持数量がゼロになり、F41021テーブルの手持数量がマイナスになります。汎用品目の手持数量がマイナスになる前に、製造制御品目のすべての手持数量を消費する必要があります。
在庫を出庫する前に、製造番号ワークベンチ・プログラムを介して製造番号在庫を管理できます。
前提条件
製造制御品目の在庫を移動する前に、次のことを行う必要があります。
在庫移動プログラム(P4113)の使用しているバージョン用に処理オプションを設定します。
在庫移動プログラムの「処理」タブで「手持製造番号の消費」処理オプションを設定します。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications在庫管理製品ガイド』の「在庫移動(P4113)の処理オプションの設定」を参照してください。
製造制御品目の在庫移動に使用するフォーム
フォーム名 |
フォームID |
ナビゲーション |
用途 |
---|---|---|---|
在庫移動の処理 |
W4113A |
「在庫マスター/トランザクション」(G4111)、「在庫移動」 |
在庫移動を検討します。 |
在庫移動 |
W4113B |
「在庫移動の処理」フォームで、「追加」をクリックします。 |
製造制御品目の在庫を移動します。 |
消費する在庫の選択 |
W42054A |
「在庫移動」フォームで、ローを選択し、「ロー」メニューから「製造番号消費」フォームを選択します。 |
製造制御品目の在庫消費を検討および選択します。 |
製造制御品目の在庫の移動
「在庫移動」フォームにアクセスします。
- 移動元製造番号
-
手持数量を移動する(差し引く)製造番号を入力します。
供給トランザクションと需要トランザクションの関連付けを可能にする英数字の値を入力します。製造番号は、システム生成の30桁の英数字の値です。製造番号は、ユーザー定義セグメントおよびセグメント値に基づいて生成されます。PNSとシステム生成の製造番号が結合され、一意の識別子が管理されます。
また、製造番号を、システム生成値とは異なるユーザー入力値にすることも可能です。ユーザーが製造番号に値を入力すると、PNSと製造番号は結合されません。
製造番号は、受注オーダー入力か予測入力の際に生成または入力されます。資材所要量計画(MRP)により、製造番号付きの需要から生成されたすべてのメッセージが入力されます。製造番号が関連付けられているすべてのトランザクションが、製造番号ワークベンチ・プログラム(P34403)を使用して管理されます。
- 移動先製造番号
-
手持数量の移動先(増加する)製造番号を入力します。「移動先製造番号」フィールドは、編集可能なフィールドではありません。在庫移動プログラムでは、ある製造番号から別の製造番号への手持在庫の移動はできません。
供給トランザクションと需要トランザクションの関連付けを可能にする英数字の値が表示されます。製造番号は、システム生成の30桁の英数字の値です。製造番号は、ユーザー定義セグメントおよびセグメント値に基づいて生成されます。PNSとシステム生成の製造番号が結合され、一意の識別子が管理されます。
また、製造番号を、システム生成値とは異なるユーザー入力値にすることも可能です。ユーザーが製造番号に値を入力すると、PNSと製造番号は結合されません。
製造番号は、受注オーダー入力か予測入力の際に生成または入力されます。資材所要量計画(MRP)により、製造番号付きの需要から生成されたすべてのメッセージが入力されます。製造番号が関連付けられているすべてのトランザクションが、製造番号ワークベンチ・プログラム(P34403)を使用して管理されます。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications在庫管理製品ガイド』の「在庫移動」を参照してください。
製造制御品目の循環棚卸の処理
この項では、製造制御品目の循環棚卸の概要、事前設定、および次の方法について説明します。
製造制御品目の循環棚卸結果を入力します。
製造制御品目の循環棚卸差異を検討します。
製造制御品目の循環棚卸について
循環棚卸は品目に基づく在庫棚卸方法です。在庫棚卸票を印刷して、その用紙に品目番号と記述、保管場所などのデータを記録します。棚卸後、在庫棚卸票を使用してオンラインの在庫レコードを更新します。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications在庫管理製品ガイド』の「循環棚卸の処理」を参照してください。
循環棚卸処理では、製造制御品目の情報が維持されます。「循環棚卸の入力 - 製造番号」フォームおよび「循環棚卸明細 - 製造番号」フォームの詳細グリッドに、「製造番号」フィールドが表示されます。
レポートに製造番号情報を含めるには、棚卸品目の選択プログラム(R41411)の「印刷」タブで、「製造番号在庫詳細の印刷」処理オプションを設定します。
循環棚卸結果を入力する際、F41021Tテーブルの手持数量がF41021テーブルの品目の手持数量を超えている場合は、数量を記録できません。製造番号に入力された数量がF41021テーブルの数量を超える場合は、エラー・メッセージが表示されます。
品目マスター・レコードに2つの単位を設定した品目を循環棚卸する場合は、「2次単位数量」フィールドに値を入力する必要があります。
JD Edwards EnterpriseOneソフトウェアには、製造制御品目に対する循環棚卸の入力プログラム(P4141)内でのトランザクション処理機能が備わっています。製造制御品目に対するトランザクション処理の実装によって、システムは循環棚卸トランザクション・ファイル(F4141)および循環棚卸トランザクション・タグ・ファイル(F4141T)の各テーブルに対する更新を「循環棚卸の入力」フォームから制御します。これによって常時、両方のテーブルが同期するようになります。
トランザクション処理は特定のプログラムおよびテーブルのデータ整合性を保証します。システムによるレコードのデータベースへのコミット中にデータベース・エラーまたはサーバーの不具合が発生する場合、データ整合性を保持するために、トランザクションに関連するすべてのテーブルの更新をデータベースからロールバックする必要があります。トランザクション処理ではコミット・コマンドを発行するまでデータをキューで保管することが可能で、コマンドが発行されるとデータは対応するテーブルに移動されます。
システムではトランザクション処理でカバーされる各プロセスの境界が作成されます。トランザクション境界にはトランザクションを構成するすべてのデータ要素が含まれます。データベース・エラーまたはサーバーの不具合が発生すると、不具合が発生する前の元の状態にシステムが戻ったことを示すワークフロー・メッセージが生成されます。
前提条件
製造制御品目の循環棚卸を実行する前に、循環棚卸の検討プログラム(P41240)の使用しているバージョン用に処理オプションを設定する必要があります。
製造制御品目の循環棚卸の処理に使用するフォーム
フォーム名 |
フォームID |
ナビゲーション |
用途 |
---|---|---|---|
循環棚卸の処理 |
W41240A |
「在庫棚卸(その他)」(G4121)、「循環棚卸の検討」 |
|
循環棚卸の入力 |
W4141A |
「循環棚卸の処理」フォームで、循環棚卸を1つ選択し、「ロー」メニューから「循環棚卸の入力」を選択します。 |
|
循環棚卸の入力 - 製造番号 |
W4141B |
「循環棚卸の入力」フォームで、循環棚卸を選択し、「ロー」メニューから「製造番号入力」を選択します。 |
|
循環棚卸明細の処理 |
W41241A |
「循環棚卸の処理」フォームで、レコードを1つ選択し、「ロー」メニューから「循環棚卸明細」を選択します。 |
循環棚卸差異を確認します。 |
循環棚卸明細 - 製造番号 |
W41241B |
「循環棚卸明細の処理」フォームで、レコードを選択し、「ロー」メニューから「製造番号詳細」を選択します。 |
製造制御品目の循環棚卸差異を検討します。 |
製造制御品目の循環棚卸結果の入力
「循環棚卸の入力 - 製造番号」フォームにアクセスします。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications在庫管理製品ガイド』の「循環棚卸結果の入力」を参照してください。
製造制御品目の循環棚卸差異の検討
「循環棚卸明細 - 製造番号」フォームにアクセスします。