7詳細契約請求契約の作業の設定
詳細契約請求契約の作業マスター・レコードの設定
ここでは、詳細契約請求契約の作業マスター・レコードの概要を示し、事前設定をリストし、詳細契約請求契約の作業マスター・レコードの設定方法について説明します。
詳細契約請求契約の作業マスター・レコードについて
契約およびそれに対応する請求書レベルと資金調達レベルを設定した後で、作業マスター・レコードを設定し、資金調達レベルの適切な契約番号を添付できます。
詳細請求契約に関連付けられている各作業は、関連付けられている資金調達レベルを追跡する必要があり、作業の資金調達レベルに添付されている契約の構造を適用する必要があります。資金調達レベルを追跡するかどうかの決定には、作業マスター・レコードに割り当てられているビジネスユニット・タイプが使用されます。作業マスター・レコードに、サービス請求固定情報プログラム(P48091)で定義したビジネスユニット・タイプが詳細契約請求作業として含まれる場合、「資金調達レベル」フィールドには契約番号を入力する必要があります。対応する番号が「請求書レベル」および「契約レベル」フィールドに移入されます。
前提条件
詳細契約請求作業の作業マスター・レコードを設定する前に、詳細契約請求作業で使用するビジネスユニット・タイプを定義します。
「詳細契約請求作業のビジネスユニット・タイプの設定」を参照してください。
詳細契約請求契約の作業マスター・レコードの設定
「作業マスターの改訂」フォームにアクセスします。
詳細契約請求契約のフィールド
- ビジネスユニット・タイプ
-
有効なビジネスユニット・タイプを選択します。サービス固定情報プログラム(P48091)で定義したビジネスユニット・タイプを詳細契約請求作業タイプとして選択した場合は、「資金調達レベル」フィールドに契約番号を入力する必要があります。
- 資金調達レベル
-
この作業が関連付けられている資金調達レベルの契約番号を入力します。資金調達レベルの契約番号を入力すると、対応する番号が「請求書レベル」および「契約レベル」フィールドに移入されます。
- 関連ビジネスユニット
-
このフィールドは、資金調達レベルの契約の「配賦レベル」フィールドの値に基づいて移入されます。
- 間接費カテゴリ
-
ユーザー定義コード(UDC)テーブル48S/BCからカテゴリを選択して、この作業の勘定科目に課金される費用のタイプを識別します。実績レート計算を実行する際には、このフィールドの値が使用されます。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications一般会計製品ガイド』の「実績レート計算の処理」を参照してください。
- FAR非許容(連邦調達規定非許容)
-
このオプションは、作業が連邦調達規定(FAR)に従って米国連邦政府によって許容されていない費用に対するものであることを指定する場合に選択します。
- 調整のみ
-
作業が調整入力のみに対するものであることを示すには、このオプションを選択します。
- カテゴリ・コード1から50
-
これらのフィールドを使用して、作業に関する追加情報を入力します。「カテゴリ・コード12」フィールドを使用してプール・グループ・コードが取得されるため、このフィールドは他の目的に使用できません。
『JD Edwards EnterpriseOne Applications一般会計製品ガイド』の「プール情報の設定」を参照してください。
注意: これらのフィールドは、作業マスター・リスト・レポート(R51006P)に印刷されます。 - 予定開始日付、予定完了日付
-
契約の資金調達レベルのパフォーマンス期間(POP)日付に該当する日付を入力します。入力した日付がPOP日付範囲内にない場合はエラーが生成されます。
このフィールドをブランクのままにした場合は、資金調達レベル契約のPOP日付が移入されます。