請求計算のバリエーション
例1: 基本通貨が請求通貨と異なる場合、R54R300では契約が海外の契約と見なされ、次のように計算されます。
請求金額 = 請求期間 * (賃貸レート * 請求為替レート) * 数量
固定為替レートを使用する場合、F54R10テーブルの請求為替レートが使用されます。
変動為替レートを使用している場合、R54R300プログラムの「為替レート基準日」処理オプションで指定した値に基づいて請求為替レートが取得されます。
例2: 基本通貨が請求通貨と同じだが取引通貨と異なる場合、R54R300では契約が国内の契約と見なされ、次のように計算されます。
請求金額 = 請求期間 * 品目基本価格ファイル・テーブル(F4106)の単価 * 数量
R54R300レポートには、レンタル契約明細テーブル(F54R11)の賃貸レートの値が表示されますが、この値は計算に使用されません。かわりに、F4106テーブルの単価が使用され請求金額が計算されます。
例3: 基本通貨、請求通貨および取引通貨がすべて異なる場合、R54R300では契約が海外の契約と見なされます。
固定為替レートを使用する場合、R54R300では、F54R10テーブルの請求為替レートが使用され、次のように計算されます。
請求金額 = 請求期間 * (賃貸レート * 請求為替レート) * 数量
変動為替レートを使用している場合、R54R300では、R54R300プログラムの「為替レート基準日」処理オプションで指定した値に基づいて取引為替レートおよび請求為替レートが取得され、次のように計算されます。
請求金額 = 請求期間 * (F4106テーブルの単価 * 取引為替レート * 請求為替レート) * 数量