請求計算

契約の合計金額の計算には、次の式が使用されます。

請求金額 = 請求期間 * 賃貸レート * 数量

請求期間は、「レンタル料単位」、「明細請求開始」および「明細請求終了」の値を使用して計算されます。

たとえば、明細請求開始 = 06/26/14、明細請求終了 = 07/31/14で、要求請求日が31、(レンタル固定情報からの)週別請求日数 = 6のレンタル契約を請求する場合は、次のようになります。

請求開始から請求終了までの日数 = 36

請求開始から請求終了までの作業日数 = 31

請求終了月(7月)の日数 = 31

請求終了月(7月)の作業日数 = 27

前述の値を使用すると、請求期間は次のように計算されます。

レンタル料単位が月次の場合、請求期間 = 請求開始から請求終了までの作業日数/請求終了月の作業日数 = 31/27= 1.14

レンタル料単位が週次の場合、請求期間 = 請求開始から請求終了までの作業日数/(レンタル固定情報からの)週の請求日数 = 31/6= 5.16

レンタル料単位が日次の場合、請求期間 = 請求開始から請求終了までの作業日数 = 31

レンタル固定情報プログラム(P54R01)では、1週間の請求日数を指定するか、請求日数の取得に使用されるカレンダを入力するオプションがあります。「週別請求日数」固定情報を指定した場合、請求日数はその週の作業日数に基づきます。請求日数 = 5の場合、土曜日と日曜日は非請求対象日です。請求日数 = 6の場合、日曜日は非請求対象日です。請求日数 = 7の場合は、すべての曜日が請求対象日です。

「週別請求日数」固定情報を指定せず、かわりにレンタル固定情報プログラム(P54R01)で作業日カレンダを入力した場合は、特定の作業日カレンダを使用して請求期間が計算されます。

月次および日次のレンタル料単位(賃貸レート単位)では、期間全体の作業日カレンダを参照して請求期間が計算されます。週次レンタル料単位では、最後の部分的な週についてのみ作業日カレンダが使用されます。7日間の完全な週については作業日(W)と平日(E)が規則的か不規則かを確認するためにカレンダは使用されません。完全な週の不規則なEおよびWは請求期間に反映されません。