部分入荷の請求

顧客が数回に分けて品目を返却する場合、レンタル契約請求ワークファイルの生成プログラム(R54R300)は、請求書日付から最初の入荷日付まで、前回の入荷日付から次回の入荷日付までなど、複数の期間に渡り、請求終了日付まで契約行を請求します。

たとえば、レンタル契約の請求開始日付が2014年1月1日で、レンタルされた合計数量は43個とします。2014年12月1日に顧客が12個返却します。これが最初の入荷日です。したがって、2014年1月1日から2014年12月1日の期間の43個に対して顧客に請求します。R54R300レポートには、この期間の行がすべての明細とともに表示されます。この時点で、顧客にまだレンタルされている未処理数量は43 - 12 = 31です。

2014年12月10日に顧客がさらに20個返却します。これが2回目の入荷日です。したがって、2014年12月2日から2014年12月10日の期間の31個に対して顧客に請求します。R54R300レポートには、この期間の行がすべての明細とともに表示されます。この時点で、顧客にまだレンタルされている未処理数量は31 - 20 = 11です。

2014年12月25日に顧客が残りの数量を返却します。これが請求最終日です。したがって、2014年12月11日から2014年12月25日の期間の11個に対して顧客に請求します。R54R300レポートには、この期間の行がすべての明細とともに表示されます。未処理数量はゼロとなります。