レンタル契約の取消
関連オーダーがあるレンタル契約明細行を取り消す場合、先に関連オーダーが取り消され、次に契約が取り消されます。関連オーダーを取り消すための検証とプロセスが実行されます。たとえば、関連受注オーダーが、受注オーダー入力プログラム(P4210)の「変更に対する状況コードの限度」処理オプションで指定された状況未満の状況であるかどうかがチェックされます。受注オーダーの状況が、処理オプションで指定された状況を超えている場合、明細行を取り消すことはできません。受注オーダーは、取消の検証が行われた後、取消状況に移行されます。
関連作業オーダーの取消が正常に終了した場合、作業オーダーの状況は、作業オーダーの改訂プログラム(P17714)の「契約行取消後の状況」処理オプションで指定されている状況に移行されます。作業オーダーがこの状況に割り当てられると、作業オーダー処理規則プログラム(P4826)の「ロック・フラグ」フィールドに状況のロック・オプションを指定している場合、作業オーダーがロックされます。
参照:
『JD Edwards EnterpriseOne Applicationsサービス管理製品ガイド』の「作業オーダーの改訂プログラム(P17714)の処理オプションの設定」
『JD Edwards EnterpriseOne Applicationsサービス管理製品ガイド』の「作業オーダーへの処理規則の添付」
レンタル契約に関連付けられているすべての関連オーダーの取消でエラーが検出されなかった場合のみ、明細行を取り消すことができます。