レンタル契約請求ワークファイル・レポートの情報

R54R300レポートには、次の情報が含まれます。

  • F54R10およびF54R11テーブルからのレンタル契約番号、行番号および行タイプ

  • 処理オプションで指定した住所番号(顧客、出荷先、請求先または配送先)

  • F54R11テーブルからの請求開始日付および終了日付

    請求終了日付がF54R11テーブルで使用可能でない場合は、F54R11テーブルの実際終了日付が使用されます。実際終了日付がF54R11テーブルで使用可能でない場合は、予定終了日付が使用されます。

  • 請求方式(1(定期契約請求)または2(One-Off契約請求))

  • 明細請求開始および明細請求終了の日付(請求開始日付と請求終了日付から、またはR54R300プログラムの「請求終了日付」処理オプションから取得)

    たとえば、請求開始日付が2014年8月20日で、請求終了日付が2014年12月12日の場合でも、「請求終了日付」処理オプション値が2014年8月31日であれば、明細請求開始は2014年8月20日で、明細請求終了は2014年8月31日です。

    One-Off請求(請求方式2)では、「明細請求開始」、「明細請求終了」および「請求期間」カラムの値はブランクです。

  • F54R11テーブルの「レンタル料単位」、「明細請求開始」および「明細請求終了」カラムを使用して計算される請求期間

  • レンタル契約見出しテーブル(F54R10)からの要求請求日(値がF54R10テーブルに存在する場合)

    そうでない場合、請求終了月の最終日が要求請求日として使用されます。

    ノート: 要求請求日が請求終了日付処理オプションで指定した日付より大きい場合、請求は処理されません。たとえば、要求請求日が31で、請求終了日付が2014年6月18日の場合、期間6(6月)の請求は処理されません。
  • 請求方式が1の場合、レンタル契約入力プログラム(P54R10)の「未処理数量」フィールドの数量

    請求方式が2の場合、数量はレンタル契約入力プログラムの「数量」フィールドから取得されます。

  • 「元帳日付」処理オプションからの期間と会計年度。

    期間と会計年度は、請求明細ワークファイル・テーブル(F4812)および請求制御マスター(F1794)に書き込まれます。

  • レンタル契約見出しテーブル(F54R10)からの請求頻度コード

    請求終了日付(処理オプションで指定)または請求終了日より前の要求請求日(F54R10テーブルで指定)に請求します。

  • F54R11テーブルからの賃貸レート

  • 会社固定情報テーブル(F0010)からの会社の基本通貨であるレンタル通貨。基本通貨が「通貨コード」フィールドで指定された取引の通貨と異なる場合、レンタル通貨は「通貨コード」フィールドの通貨になります。

  • F54R11テーブルからのレンタル請求単位(レンタル料単位)

    請求方式が1(定期請求)の場合、レンタル料単位は54R/UM UDCテーブルの値(週次、月次または日次)です。

    請求方式が2(One-Off契約請求)の場合、レンタル料単位は価格設定単位(00/UM)UDCテーブルの値です。

  • 各レンタル契約について計算された合計請求金額

  • F54R11テーブルからの請求通貨

  • F54R11テーブルの品目の税率/税域を使用してR53R300プログラムにより計算された税込み金額

    税金は、品目がF54R11テーブルで課税対象として指定され、顧客が課税対象顧客である場合にのみ計算されます。

  • AAIからのビジネスユニット、主科目および補助科目

  • 請求明細ワークファイル・テーブル(F4812)からの請求ID

    ノート: R54R300レポートには出力されない資産番号などのその他のレンタル契約データで請求明細ワークファイル・テーブル(F4812)が更新されます。F54R11テーブルの請求先住所番号は、F4812テーブルの「所有者/売掛金」フィールドに記録されます。
  • 取引為替レートおよび請求為替レートを為替レート・プログラム(P0015A)から取得するために使用される為替レート日付

    レンタル契約入力プログラム(P54R10)で「固定為替レート」オプションを選択した場合、この日付はP54R10プログラムの「為替レート日付」フィールドから取得されます。

    「固定為替レート」オプションを選択していない場合、この日付は、R54R300プログラムの「為替レート基準日」処理オプションの値に基づきます。

  • 品目マスター(F4101)からの第2品目番号

  • レンタル契約見出しテーブル(F54R10)からの取引為替レート(固定為替レートの使用を選択した場合)

    変動為替レートの使用を選択した場合、R54R300プログラムの「為替レート基準日」処理オプションの値に基づいて取引為替レートが取得されます。

    これは、金額を基本通貨から取引通貨に換算するために使用される為替レートです。

  • レンタル契約見出しテーブル(F54R10)からの請求為替レート(固定為替レートの使用を選択した場合)

    変動為替レートの使用を選択した場合、R54R300プログラムの「為替レート基準日」処理オプションの値に基づいて請求為替レートが取得されます。

    これは、レンタル契約金額を取引通貨から請求通貨に換算するために使用される為替レートです。