研究ロールのデータ分類の指定
データ分類を使用すると、ユーザーが試験で表示または編集できるデータのタイプを制御できます。試験ロールに定義されたデータ分類によって、表示権限または編集権限を使用して試験ロールがアクセス権を付与するデータのタイプが決まります。
フォーム設計では、データ分類のラベルが非表示フォーム質問に割り当てられ、様々なタイプのデータとして分類されます。試験設計者は、非表示の質問を定義するときにこれらのデータ分類ラベルを割り当てます。試験デザイナを操作し、「非表示の質問のデータ分類の定義」を参照してください。
ユーザー管理タスクの一部として、各データ分類の表示権限または編集権限を許可するように、試験ロールのデータ分類を定義します。これらの試験ロール・データ分類は、グローバル・ユーザー・マネージャまたは試験ユーザー管理者が定義できますが、学習レベルでのみ定義されます。
データ分類の仕組みたとえば、試験設計者は、症例の社会保障番号の質問をフォームに追加および非表示にし、データを個人識別可能情報(PII)データとして分類できます。ユーザー管理側から、PIIデータを表示または編集する権限を持つサイト・ユーザーおよび非盲検データ・マネージャ・スタディ・ロールに割り当てます。結果として、そのフィールドは、サイト・ユーザーおよび盲検解除されたデータ・マネージャを除くすべてのユーザーに非表示になります。
- ホーム・ページで、試験の設定を開きます。
- 「Study Roles」タブに移動します。
- データ分類を指定する研究ロールを選択します。
- 右ペインで、「データ分類」を展開します。
- 適切なチェック・ボックスを選択して、使用可能なデータ分類の表示権限または編集権限を付与します。
- 裁決データ:判定イベントまたは安全性と有効性の臨床エンドポイントから判定者によって生成されるデータ結果。
- 盲検データ:試験の情報バイアスを明らかにできるデータ。
- PIIデータ:個人識別可能情報データ。
- スポンサ・データ:スポンサ・ユーザーがアクセスできるデータ。
- パブリック・データ:サイトまたは他のユーザーがアクセスできるデータ。
- 「保存」をクリックします。