ルールのステータスとライフサイクル

ルールのライフサイクル中に、反復的な方法で作成、テスト、承認および公開できるため、ルールを絞り込み、製品仕様に従って実装できます。

図2-1ルールのライフサイクルと各ユーザー・ロールで実行する必要がある操作

ルールのライフサイクルは、ドラフト、テスト、承認および公開が必要なテスト・モードで開始されます。公開後、ルールは本番モードおよびトレーニング・モードでアクティブになります。

ルールはテスト・モードで作成する必要があり、公開前に様々なステージに進みます。ルールは試験バージョンに依存せず、「公開済」ステータスに達するとすべてのモードに適用されます。異なるロールは、ルールのライフサイクルの様々なステージに参加します。

アイコン ステータス 説明

白い文字「D」の灰色の円。

ドラフト ルールが新しく作成され、ルール・デザイナで編集できます。

ドラフトを作成したら、テストおよび承認のためのルールを準備します。構文エラーがなく、期待どおりに動作する場合は、次のステージに移動します。それ以外の場合は、ドラフトのままルールを編集してください。


白い文字「U」の青い円。

UAT ルールに構文エラーがなく、ルール・テスターでテストする準備ができています。

考えられるすべてのシナリオのルールをテストおよび承認します。ルールのテストに失敗した場合は、ルール設計者が必要な編集を行えるようにドラフト・モードに戻すことができます。


白い文字「A」の紫色の丸。

承認済 ルールに構文エラーがなく、期待した結果があり、ルール・パブリッシャが公開する準備ができています。

この時点で、「単一のルールを公開」「フォーム・レベルで複数のルールを公開」または「試験レベルで複数のルールを公開」できます。


白いチェックマークが付いた緑色の丸。

公開済 ルールはルール・パブリッシャによって公開されました。ルールが「公開済」ステータスに達すると、ルールは試験バージョンに関係なくすべてのモードでアクティブになります。

「テスト中」モードで公開済ルールを編集した場合、その状態は「ドラフト」に戻りますが、「本番」および「トレーニング」モードの公開済ルールには影響しません。すべてのモードで更新するには、公開済ルールを変更および再公開する必要があります。

ルールが必要なくなった場合は、ルールを無効にできます。