2 カスタム・ルールの作成および管理
Oracle Clinical One Platformには、JavaScriptを使用してカスタム・ルールを作成するためのユーザー・インタフェースが用意されています。ルールは公開時にすべてのモードで適用されますが、作成、テスト、編集、承認および公開できるのはテスト・モードのみです。
- ルール・ステータスおよびライフサイクル
ルールのライフサイクル中、反復的な方法で作成、テスト、承認および公開できるため、ルールを絞り込み、製品仕様に従って実装できます。 - ルール・インタフェースへのアクセス
Oracle Clinical One Platformには、ルールを作成、テスト、承認および公開するためのユーザー・インタフェースが用意されています。このダイアログにアクセスするには、訪問中のフォームに移動します。 - ルール・エディタを使用したルールの作成
ルール・エディタで変数を定義し、Javascript式を追加してルールを作成します。値の計算、自動問合せの作成、電子メール通知の送信を行うルールを作成できます。ルールが期待どおりに機能しない場合は、ルールをデバッグしてエラーを特定し、ルール・ロジックを修正できます。 - テストおよび承認のためのルールの準備
ルールは各ステータスを順番に移動する必要があり、後でテストで問題が明らかになった場合は再処理のために戻すことができます。ルール設計者は、ルールをUATに移動する前に、ドラフト・モードでテストする必要があります。これにより、将来のやり直しを最小限に抑えることができます。 - ルールのテストおよび承認
ルールを本番に公開する前に、ルールをテストおよび承認する必要があります。テストは、「ドラフト」モードから移動する前に実行し、UATから移動する前に再度実行する必要があります。これにより、本番に移行する前にルールが期待どおりに機能するようになります。 - ルールの公開
承認後にルールを公開します。「公開済」ステータスに達したルールは、試験バージョンに関係なくすべてのモードでアクティブになります。単一のルールまたは複数のルールをフォーム・レベルまたは試験レベルで公開できます。 - 公開済ルールの変更および再公開
公開済ルールを変更し、元のルールの作成に使用したプロセスと同じプロセスを使用して、必要に応じて再公開できます。テスト・モードで公開済ルールを変更した場合、そのルールのステータスを「公開済」に更新するまで、変更は本番モードでは表示されません。 - ルールの無効化
誤ってルールを公開した場合、適切な権限を持つユーザーは、そのルールを無効にして、特定のモードのすべての試験バージョンでの実行を停止できます。 - 「ルール管理」ページへのアクセス
特定の試験の「ルール管理」ページにアクセスし、様々なモードですべてのカスタム・ルールを管理します。 - 「ルール管理」ページからテスト・モードでルールを管理
開発中でテスト・モードですでに公開されているルールを表示および管理します。これには、「ドラフト」、「UAT」、「承認済」、「公開済」および「無効」のすべての状態のルールが含まれます。 - 「ルール管理」ページからの公開済ルールの管理
試験内のすべての公開済カスタム・ルールを本番モードまたはトレーニング・モードで表示および管理します。