デポが他のデポを供給することを許可
臨床供給マネージャは、試験実施期間中に他のデポにキットを供給するデポを作成できるようになりました。
ユーザー管理者およびグローバル・ユーザー・マネージャの詳細
ワークフローは変更されていませんが、認識する必要がある新しい権限がいくつかあります。これらの新しい権限は、試験レベルで作成された(または既存の)試験ロールに追加することをお薦めします。組織試験ロールへの新しい権限の割当ては許可されますが、更新は試験レベルの試験ロールには反映されません。
権限 | 研究役割(Oracleによって事前定義) |
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デポへの出荷の作成 |
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デポへの再供給戦略の割当 |
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デポでの新規出荷の受入 |
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隔離から出荷をリリース |
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デポ出荷の通知の受入 |
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臨床用サプライ・マネージャの詳細
デポの作成に関してワークフローで変更される内容は次のとおりです。
- 「デポの作成」ダイアログで、デポが出荷に含めることができるキット・タイプを指定するときに、供給デポを指定することもできます。新しい「供給デポ」列で、作成するデポを供給するデポを選択できます。
- 「デポ」タブでは、デポに対応する列が「デポ事業所」、「担当者」、「供給国」および「再供給戦略」など、異なるようになりました。「再供給戦略」列では、供給デポに対する再供給戦略を指定できます。
- 新しい「再供給グループの作成」ボタンを使用して、「最小/最大再供給グループの作成」ダイアログにアクセスします。この新しいダイアログでは、再供給戦略がサイト用かデポ用かを指定し、キット・タイプごとに最小および最大バッファを指定することで、供給デポ用の新しい再供給グループを構成できます。このダイアログを使用して作成した再供給戦略は、「供給設定」タブの「最小/最大再供給」サイド・パネルに表示されます。
- 「出荷の作成」ダイアログで、出荷の正確な搬送先、サイトまたはデポを指定できます。
- 2つのデポ間のサプライ・チェーンに変更が発生するたびに、システム内の権限に応じて複数の通知を受け取る場合があります。デポ出荷が作成されるたびに受信するデポ出荷という新しい通知もあります。
デポ・ユーザーの詳細
ワークフローに関しては、次のような新機能があります。
- 「出荷」タブで、デポ出荷を作成するときに、搬送先デポとソース・デポを指定できます。
- 受入デポは、別のデポから供給出荷を受け取ったことを確認する必要があります。
- サイトの出荷と同様に、デポ・ユーザーは、デポ・オーダー・フォームでキットが欠落しているか破損しているかを示すことができます。温度遠足が発生したかどうか、およびオーダーに関連付けられたキットを隔離する必要があるかどうかも指定できます。
- 在庫のキットを廃棄保留としてマークし、廃棄のためにデポ出荷に追加できます。
- 「出荷」タブで、「出荷の作成」をクリックすると、「廃棄の出荷」という2番目のオプションが表示されます。その出荷には、「破棄保留」とマークされたすべてのキットが自動的に含まれます。
- すべての出荷がソースと搬送先を示すようになりました。
すでにライブ・スタディで作業していますか。
このリリースのアップグレードが完了するとすぐに、デポからデポへの出荷をライブ・スタディに作成できます。既存のデポはこの新機能の影響を受けません。
親トピック: 無作為化と治験薬供給の管理