14製造管理のOne View Reporting

「定期処理 - 組立製造」（G3121）メニューからOne View作業オーダー原価分析照会アプリケーション（P48270）にアクセスします。One View作業オーダー原価分析照会を使用して、終了作業オーダーの原価差異を分析します。One View作業オーダー原価分析照会では、One View作業オーダー原価分析照会（F4801、F3102、F3111）ビジネス・ビュー（V48270A）が使用され、これには、作業オーダー・マスター（F4801）、製造原価テーブル（F3102）および作業オーダー部品リスト・テーブル（F3111）のカラムが含まれます。また、作業オーダー作業工程テーブル（F3112）が使用され、追加情報がフェッチされます。このアプリケーションは、豊富なデータを提供し、生成できるレポート・タイプについて極めて高い柔軟性があります。ビジネス・ビューの235を超えるカラムから選択し、品目別に作業オーダーを分析します。さらに、事業所、優先度、日付、数量および原価タイプ別にフィルタできます。付属のレポートとともに、One View作業オーダー原価分析照会は多くの目的でレポートを提供できます。例として、管理者別、監督者別、仕入先別、カテゴリ・コード別、金額別、および差異別の原価分析があります。

One View作業オーダー原価分析照会には、いくつかの事前定義済レポートが用意されています。これらのレポートは、計算済実際差異、計算済設計差異、計算済計画差異および計算済差異分析があります。これらの付属のレポートを使用して、定義された差異が発生している作業オーダーを確認できます。仕掛品または完了作業オーダー差異を確認できます。計算済差異分析対話型レポートでは、事業所、品目および原価タイプ別の様々な差異タイプが比較されます。

処理オプションを使用して、プログラムおよびレポートのデフォルト処理を指定できます。

1. 基本単位数量変換の実行

オーダー数量を基本単位に変換するかどうかを指定します。この処理を省略すると、すべての基本単位のオーダー数量グリッド・カラムは非表示になります。

値は次のとおりです。

ブランク: オーダー数量を基本単位に変換しません。

1: オーダー数量を基本単位に変換します。

2. 差異フラグ

データ選択に使用する差異フラグを指定します。

値は次のとおりです。

ブランク: 作業オーダーは未処理であり、製造会計は実行されていません。

1: 製造会計が実行されている作業オーダーです。

2: 承認済の差異が計算されている作業オーダーです。

3: 終了作業オーダーであり、差異が実行済です。

4: リーン・トランザクションは終了しています。

3. 作業工程情報の表示（F3112）

作業オーダーの作業工程情報（F3112）をグリッドに表示するかどうかを指定します。

値は次のとおりです。

ブランク: 作業オーダーの作業工程情報（F3112）を表示しません。

1: 作業オーダーの作業工程情報をグリッドに表示します。

必要に応じて、処理オプションを使用し、基本単位変換、および順序番号別の作業工程情報を表示します。

また、処理オプションではデータ選択に使用する差異フラグも選択できます。ただし、最適な結果を得るには、差異フラグ = 3をお薦めします。

One View作業オーダー原価分析照会アプリケーションに付属しているレポートは次のとおりです。

• 計算済実際差異

• 計算済設計差異

• 計算済計画差異

• 計算済差異分析

このレポートでは、各事業所または品目/事業所の組合せについて、計画原価と実際原価間の実際の差異が示されます。また、レポートには、作業オーダーの詳細、および原価タイプに基づく差異の内訳も示されます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

• ゼロより大きい計算済実際差異 - 事業所別（円グラフ）

• ゼロより大きい計算済実際差異 - 品目/事業所別（棒グラフ）

• ゼロより小さい計算済実際差異 - 品目/事業所別（棒グラフ）

• 計算済実際差異（テーブル）

計算済実際差異テーブル・コンポーネントには、次の表で説明するドリルバック機能が含まれます。

このレポートでは、各事業所または品目/事業所の組合せについて、凍結原価と現行原価間の設計差異が示されます。また、レポートには、作業オーダーの詳細、および原価タイプに基づく差異の内訳も示されます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

• 設計差異（事業所別）（円グラフ）

• ゼロより大きい設計差異 - 品目/事業所別（棒グラフ）

• ゼロより小さい設計差異 - 品目/事業所別（棒グラフ）

• 設計差異（品目/事業所別）（棒グラフ）

• 計算済設計差異（事業所別）（テーブル）

計算済設計差異（事業所別）テーブル・コンポーネントには、次の表で説明するドリルバック機能が含まれます。

このレポートでは、各事業所または品目/事業所の組合せについて、現行原価と計画原価間の計画差異が示されます。また、レポートには、作業オーダーの詳細、および原価タイプに基づく差異の内訳も示されます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

• 計算済計画差異（事業所別）（円グラフ）

• ゼロより大きい計算済計画差異 - 品目/事業所別（棒グラフ）

• 計算済計画差異（テーブル）

計算済計画差異テーブル・コンポーネントには、次の表で説明するドリルバック機能が含まれます。

このレポートでは、事業所全体における差異を詳細に分析できます。この対話型レポートでは、事業所および品目/事業所でフィルタリングすることで、グラフ、チャートおよびテーブルに表示される情報を完全に制御できます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

• 上位正味差異（事業所および品目番号別）（ゲージ）

• 計算済設計差異（品目/事業所別）（円グラフ）

• 計算済計画差異（品目/事業所別）（円グラフ）

• 計算済実際差異（品目/事業所別）（円グラフ）

• 計算済正味差異（品目/事業所別）（円グラフ）

• すべての計算済差異（極座標グラフ）

• 設計/計画/実際差異（事業所別）（水平棒グラフ）

• 計算済計画差異（品目/事業所別）（棒グラフ）

• 計算済実際差異（品目/事業所別）（棒グラフ）

• 計算済実際差異（テーブル）

計算済実際差異テーブル・コンポーネントには、次の表で説明するドリルバック機能が含まれます。

次のレポートは、データを管理可能なレコード数に制限するために、会社、事業所および作業オーダーの日付のデータ選択を使用して生成されました。

「日次オーダー準備 - 組立製造」（G3111）メニューからOne View製造手配照会アプリケーション（P48280）にアクセスします。One View製造手配照会を使用して、一致する状況別に未処理の作業オーダーを分析します。One View製造手配照会では、One View製造手配照会（F4801、F4801T、F3112）ビジネス・ビュー（V48280）が使用され、これには、F4801、作業オーダー・マスター・タグ・ファイル・テーブル（F4801T）、F3112および伝票タイプ・マスター（F40039）のカラムが含まれます。また、作業オーダー部品リスト（F3111）が使用され、情報がフェッチされます。このアプリケーションは、豊富なデータを提供し、生成できるレポート・タイプについて極めて高い柔軟性があります。ビジネス・ビューの165を超えるカラムから選択し、未処理の作業オーダーをユーザー定義期間、事業所および作業場別などで分析します。作業オーダー番号、作業オーダー状況、親品目、日付、数量、作業場/機械/労務/段取でフィルタすることもできます。

付属のレポートとともに、One View製造手配照会は多くの目的でレポートを提供できます。例として、未処理作業オーダー（カテゴリ別）、未処理作業オーダー（未計上労務/仕損別）、未処理作業オーダー（管理者/監督者別）、および未処理作業オーダー（フラッシュ・メッセージ別）があります。

One View製造手配照会には、いくつかの事前定義済レポートが用意されています。これらのレポートには、未処理作業オーダー（品目番号別）、未処理作業オーダー（作業順序別）、未処理作業オーダー（作業場別）、および未処理作業オーダー労務（作業状況別）分析があります。これらの付属のレポートを使用して、事業所、作業場または品目別に労務がどのように分散しているかを確認できます。また、完了している分、および終了予定の残存分も確認できます。未処理作業オーダー労務（作業状況別）分析対話型レポートでは、事業所、品目、状況、作業場およびオーダー番号別に分類された複数のデータ・ビューを提供することで、労務の幅広いビューが提供されます。

処理オプションを使用して、プログラムおよびレポートのデフォルト処理を指定できます。

1. 数量の計算

残数から仕損数量を減算するかどうかを指定します。

値は次のとおりです。

ブランク: 残数に仕損数量を含めます。

1 残数から仕損数量を減算します。

2. 基本単位変換

オーダー数量を基本単位に変換するかどうかを指定します。この処理を省略すると、すべての基本単位のオーダー数量グリッド・カラムは非表示になります。

値は次のとおりです。

ブランク: オーダー数量を基本単位に変換しません。

1: オーダー数量を基本単位に変換します。

3. 期間当たり使用する日数

各表示期間に使用される日数を指定します。デフォルトは30日間です。

4. 表示する最大日数

表示に使用される最大日数を指定します。デフォルトは120日間です。

5. 最大日数の計算で使用する日付として開始日付または要求日付を選択してください。

最大日数の計算に使用する開始日として使用する日付を指定します。デフォルトは開始日付の使用です。

値は次のとおりです。

ブランク: 開始日付

1: 要求日付

6. 部品リスト情報を表示（F3111）するには1を入力してください

作業オーダー部品リスト情報（F3111）をグリッドに表示するかどうかを指定します。

値は次のとおりです。

ブランク: 作業オーダー部品リスト情報（F3111）を表示しません。

1: 作業オーダー部品リスト情報をグリッドに表示します。

このアプリケーションには、特殊処理がありません。

One View製造手配照会アプリケーションに付属しているレポートは次のとおりです。

• 未処理作業オーダー（品目番号別）

• 未処理作業オーダー（作業状況別）

• 未処理作業オーダー（作業場別）

• 作業オーダー労務（作業状況別）分析

このレポートは、最終品目番号でソートされたすべての未処理作業オーダーのビューを提供し、残っているすべての労務時間とマシン時間を作業別に表示できます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

• 品目に対する残りの労務（作業状況別）（棒グラフ）

• 品目に対する残りの機械労務（作業状況別）（棒グラフ）

• 品目に対する残りの段取労務（作業状況別）（棒グラフ）

• 残りの労務（品目および作業状況別）（3次元棒グラフ）

• 残りの数量（事業所および作業オーダー番号別）（テーブル）

残りの数量（事業所および作業オーダー番号別）テーブル・コンポーネントには、次の表で説明するドリルバック機能が含まれます。

このレポートでは、作業オーダー工程の作業状況別に未処理の作業オーダーをすべて表示できます。作業オーダー数、およびその作業でレポートされているすべての実際時間（労務および機械）を表示できます。また、特定の作業状況の工程ステップの比率に基づいて、非効率的または過負荷な作業の有無を表示できます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

• 作業オーダー数（作業状況別）（棒グラフ）

• 実際実労務（作業状況別）（棒グラフ）

• 実際機械稼働（作業状況別）（棒グラフ）

• 実際段取労務（作業状況別）（棒グラフ）

• 受注残（作業状況別）（円グラフ）

• 実際労務費（事業所、作業オーダー番号および作業状況別）（テーブル）

実際労務費（事業所、作業オーダー番号および作業状況別）テーブル・コンポーネントには、次の表で説明するドリルバック機能が含まれます。

このレポートでは、期間間隔に基づいて作業オーダー工程に定義された作業場別に未処理の作業オーダーをすべて表示できます。そのオーダーの作業場に対してレポートされている実際時間（労務および機械）を表示し、特定の作業場の作業オーダーの比率を表示できます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

• 作業オーダー数（作業場および間隔別）（棒グラフ）

• 作業場実際実労務（間隔別）（棒グラフ）

• 作業場実際機械労務（間隔別）（棒グラフ）

• 作業場実際段取労務（間隔別）（棒グラフ）

• 受注残（作業場別）（円グラフ）

• 実際労務費（作業場、作業オーダー番号別の労務）（テーブル）

実際労務費（作業場、作業オーダー番号別の労務）テーブル・コンポーネントには、次の表で説明するドリルバック機能が含まれます。

このレポートでは、事業所全体における差異を詳細に分析できます。この対話型レポートでは、作業状況、労務/機械時間のタイプおよび品目番号でフィルタリングすることで、グラフ、チャートおよびテーブルに表示される情報を完全に制御できます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

• オーダー数（状況別）（ゲージ）

• 残りの労務（状況別）（棒グラフ）

• 残りの機械労務（状況別）（棒グラフ）

• 残りの段取労務（状況別）（棒グラフ）

• 残りの全労務（状況別）（線グラフ）

• 残りの労務（品目および作業状況別）（3次元棒グラフ）

• 残りの労務（作業場および作業オーダー番号別）（テーブル）

残りの労務（作業場および作業オーダー番号別）テーブル・コンポーネントには、次の表で説明するドリルバック機能が含まれます。

次のレポートは、データを管理可能なレコード数に制限するために、会社、作業場日付、3未満の差異フラグのデータ選択を使用して生成されました。

「DRP日次処理」（G3411）、「MPS日次処理」（G3412）、「MRP日次処理」（G3413）および「複数事業所計画の日次処理」（G3414）メニューからOne View計画分析照会アプリケーション（P48290）にアクセスします。One View計画分析照会を使用して、資材計画トランザクションを分析します。One View計画分析照会では、One View計画分析照会（F3411-F4102）ビジネス・ビュー（V3411N）が使用され、これには、MPS/MRP/DRPメッセージ・ファイル・テーブル（F3411）および事業所品目テーブル（F4102）のカラムが含まれます。このアプリケーションは、豊富なデータを提供し、生成できるレポート・タイプについて極めて高い柔軟性があります。ビジネス・ビューの50を超えるカラムから選択し、供給および需要メッセージを分析します。

One View計画分析照会には、いくつかの事前定義済レポートが用意されています。これらのレポートは、購買担当者別メッセージ、計画担当者別メッセージおよび計画ファミリ別メッセージです。これらの付属のレポートを使用して、次の3つのロール別に編成された供給および需要メッセージを表示できます。

処理オプションを使用して、プログラムおよびレポートのデフォルト処理を指定できます。

1. 表示するメッセージ

需要または供給事業所のメッセージを表示するかどうかを指定します。

値は次のとおりです。

1: 供給事業所のメッセージを表示します。

ブランク: 需要事業所のメッセージを表示します。

このアプリケーションには、次の特殊処理が含まれます。

• リーン製造として定義されている品目のメッセージは表示されません。

• かんばんとして定義されている品目のメッセージは表示されません。

• 日数が、処理オプション値から取り込まれます。最小値は1で、最大値は365です。この値は、直近の期間のサイズを定義します。

• 最大日数が、処理オプション値から取り込まれます。最小値は1で、最大値は365です。この値は、グリッド結果に含めるメッセージの範囲を定義します。

One View計画分析照会アプリケーションに付属しているレポートは次のとおりです。

• メッセージ（購買者別）

• メッセージ（計画担当者別）

• メッセージ（計画ファミリ別）

このレポートでは、購買担当者番号に基づく計画の購買メッセージを表示できます。各購買担当者のメッセージ数、メッセージ・タイプ数、およびメッセージ数の比率を表示できます。また、期間に基づくメッセージ数も表示できます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

• 購買オーダー・メッセージ数（購買者別）（水平棒グラフ）

• 保留アクション（メッセージ・タイプ別）（水平棒グラフ）

• メッセージ数の比率（購買者別）（円グラフ）

• メッセージ・ロード（購買者別、期間別）（棒グラフ）

• メッセージ詳細（購買者別）（テーブル）

このレポートでは、計画担当者番号に基づく計画メッセージを表示できます。各計画担当者のメッセージ数、メッセージ・タイプ数、およびメッセージ数の比率を表示できます。また、期間に基づくメッセージ数も表示できます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

• 購買オーダー・メッセージ数（計画担当者別）（水平棒グラフ）

• 保留アクション（メッセージ・タイプ別）（水平棒グラフ）

• メッセージ数の比率（計画担当者別）（円グラフ）

• メッセージ・ロード（計画担当者別、期間別）（棒グラフ）

• メッセージ詳細（計画担当者別）（テーブル）

このレポートでは、計画ファミリに基づく計画メッセージを表示できます。各計画ファミリのメッセージ数、メッセージ・タイプ数、およびメッセージ数の比率を表示できます。また、期間に基づくメッセージ数も表示できます。

このレポートには、次のコンポーネントが含まれます。

• 購買オーダー・メッセージ数（計画ファミリ別）（水平棒グラフ）

• 保留アクション（メッセージ・タイプ別）（水平棒グラフ）

• メッセージ数の比率（計画ファミリ別）（円グラフ）

• メッセージ・ロード（計画ファミリ別、期間別）（棒グラフ）

• メッセージ詳細（計画ファミリ別）（テーブル）