22外注管理の運賃の伝票処理について

外注管理の運賃の伝票処理

契約によっては、契約の正しい最終原価目標に対して原価を正確に一貫して適用することが求められる場合があります。運賃の計算は重量や容量といった品目の特性に基づくため、運賃は通常は在庫行の項目にのみ分配されます。ただし、運賃は非在庫品目やサービス行に対しても請求する必要があります。それぞれの非在庫行がサービスに関連する全体の輸送費の一部を吸収するように、請求済の運賃を仕入先から適切なサービス行に配賦します。

2方向または3方向のどちらの伝票照合中に伝票処理を行う場合、該当する行に運賃を比例して適用します。運賃は、在庫インターフェイスAまたはBを持つ行についてのみ、仕入先から異なる元帳勘定に配賦します。配賦可能な各行のジョブに割り当てる金額は、割合または金額をもとに決定します。同じジョブおよび勘定科目コードを基本請求費用として使用するか、同じジョブを基本請求費用からの異なる主科目コードを持つ基本請求費用として使用します。

伝票照合プログラム(P4314)の「バージョン」タブで「運賃配賦(P43147)」処理オプションを選択し、運賃配賦プログラム(P43147)のバージョンを呼び出します。また、「運賃配賦」タブで処理オプションを設定します。

P4314によって呼び出されるP43147のバージョンを処理オプションで設定します。

伝票照合中に、「伝票照合」フォームの「処理コード」(照合処理)フィールドで(UDC 43/VMから)「5」を選択し、行の運賃配賦を有効にします。

運賃配賦プログラムは、運賃行に加えられた変更に対して行が終了すると動的に呼び出されます。運賃配賦プログラムを呼び出すには、「ロー」メニューで「運賃配賦」を選択することもできます。

運賃配賦プログラムを使用すると、伝票照合中に作成された運賃を配賦して、伝票の既存の行にあるジョブに金額を割り当てることができます。在庫インターフェイスAおよびBの既存の伝票行が表示されます。

在庫インターフェイスAの運賃配賦行は、行の数量を受け付けません。金額と有効な勘定科目コードを入力する必要があります。伝票の仕入先番号が運賃行に使用されます。

「運賃配賦の改訂」フォーム(W43147A)で、パーセントまたは金額による配賦を選択します。複数勘定の配賦行については、(F4311テーブルからの)親の行は表示されませんが、(F4316テーブルの)複数勘定行が表示されます。

明細行から移動すると、「配賦済み」と「差額」フィールドの値が再計算されます。合計金額はゼロか、伝票照合の行の金額に等しくなる必要があります。

行の勘定科目または会計AAIで決定された勘定科目である運賃勘定科目は、グリッドに表示されます。フォームではこの勘定科目を一時変更することはできません。

注意: 運賃配賦には会計AAI PCFRTDが使用されます。

「伝票照合」フォームに戻って伝票行の金額を変更した場合、金額によって配賦するのであれば「運賃配賦の改訂」フォームに戻って金額を変更する必要があります。「運賃配賦の改訂」フォームに戻って、一時変更を行うことも可能です。

「伝票照合」フォームに戻って伝票処理のために追加の行を選択する場合は、それらの行にゼロが割り当てられます。「運賃配賦の改訂」フォームを使用して、これらの行の金額や割合を手作業で変更する必要があります。

トランザクションの完了時に、運賃配賦ワークファイル・レコード(F43147)は削除されます。伝票照合中に、運賃行に対して購買オーダー明細テーブル(F4311)レコードは作成されません。元帳レコードおよび買掛金レコードが作成されます。

運賃行では税を使用できます。

運賃配賦を使用する際は、次の機能はサポートされていません。

  • 買掛金照合のためのサービス・ユニット

  • 留保金。

  • 陸揚費用。

「処理コード」フィールドに「5」が入力されている行について伝票照合の戻しを実行するには、F0911テーブルから手作業でレコードを除去する必要があります。出荷確認時には戻しは実行できません。