データを収集するためのベスト・プラクティス
アプリケーションのフォームに記入するプロセスでは、特定の詳細に注意する必要があります。
フォームへの情報の事前入力
フォームには、事前に情報を入力しないことをお薦めします。かわりに、ビジットが発生したときにフォームのデータ入力を開始します。症例のビジットが開始した後に、新しい試験バージョンの使用が施設で開始された場合、新しい試験バージョンによってビジットに変更があったとしても、その症例の開始されたビジットは変更されない可能性があります。
キット交付時の追加の情報の書留め
症例にキットを交付した後、症例番号を確認する必要があります。さらに、書き留めておく必要のある情報があります。
- 交付するキット番号。
- 交付指示。体重などの質問に対する症例の回答に基づいて、試験での症例の投与量を計算する場合、交付指示列には、症例の投与量および投与頻度が表示されます。「盲検」が表示された場合は、薬剤師など、施設の他の誰かが症例に投与量を交付する必要があります。交付指示を表示できるユーザーは、交付ビジットが発生するたびに指示が記載された通知を受け取ります。投与指示はキット交付レポートにあります。
特定の質問タイプへの回答方法
ドロップダウンの質問およびチェックボックスを使用した質問の場合、治験実施計画書によっては複数のオプションを選択できる場合があります。右側の質問のヒントの下に、選択できる回答数に関する説明があるかどうかをチェックしてください。ラジオ・ボタンを使用した質問の場合は、以前に選択したオプションをクリアできます。
ビジット・ブランチ間での症例の移動
症例を前のブランチに戻す必要がある場合は、症例を前のブランチに移動する前に、症例の現在のブランチからすべてのデータをクリアすることをお薦めします。たとえば、症例がブランチBでのビジットを開始した後、ブランチAでのビジットを継続する必要があると判断した場合は、最初にブランチBのビジット・フォームから、収集されたすべてのデータをクリアします。次に、症例をブランチAの規定ビジットに戻します。