ListRFInstances( )
繰返しフォームのすべてのインスタンス番号をリストします。ルール式でこのヘルパー関数を使用して、繰返しフォームの特定の質問値のインスタンスをチェックできます。
これは集計関数です。ターゲットが繰返しフォーム上にある場合、ルールは各フォーム・インスタンスに対して実行されます。
構文
ListRFInstances('variable',includeDeleted)
パラメータ
ノート:
ルール式の他の場所でこの関数に渡された変数を再利用できますが、一重引用符を使用して変数をパラメータとして追加する必要があります。パラメータ | 必須/オプション | 説明 |
---|---|---|
variable |
必須 | 検索する品目変数。一重引用符を使用して渡されます。 |
includeDeleted |
オプション | 削除されたレコードが出力に含まれるかどうかを示します。
|
戻り値
繰返しフォーム・インスタンス番号の配列。
例)
例3-55変数の存在のチェック
フォーム1のアイテム1が「はい」の場合、現在のシステム日付をフォーム1に入力するようにルールが設定されているユース・ケースを考えてみます。フォーム2のアイテム1の値が入力、更新またはクリアされるたびに、このルールを再トリガーする必要があります。ルールが実行されるたびに、フォーム1の現在のシステム日付が更新されます。フォーム2、アイテム1に値が存在するかどうかを確認するには、次の式を使用します。
var form2dt1=ListRFInstances(form2dt1);
例3-56 AEフォーム・インスタンス#3が存在しない場合の問合せの呼出し
// Raise a query if AE form instance #3 does not exist
var arrAE = ListRFInstances('onDate', 0);
return (arrAE.indexOf(2) == -1)?false:true;
ノート:
この例では、配列は位置0から開始するため、.indexOf(2)
は3番目のフォーム・インスタンスと等しくなります。
例3-57指定されたフォーム・インスタンス番号が存在しない場合の問合せの呼出し(変数を使用)
// Raise a query if current form instance number does not exist
var curInst = GetCurrentRFInstance();
var arrAE = ListRFInstances('onDate', 0);
return (arrAE.indexOf(curInst) == -1)?false:true;