Javascriptの使用に関するヒント
Oracle Clinical One PlatformではJavascriptをルールのプログラミング言語として使用していますが、特に経験豊富なJavascript開発者である場合、ルール開発を開始する前に知っておくべき使用上の注意事項と制限事項があります。
ルール処理注意事項
ルールを効率的に処理するには、次のガイドラインに従ってください。
- 文書化されたヘルパー関数を使用して、データに対して特定の照合操作および比較操作を実行するときに、繰り返されるインスタンスをループ処理する必要性を減らします。これにより、ルールのパフォーマンスが向上します。
- ECMAScript 5で一般的なJavascript関数を使用します。たとえば、filter( )、reduce( )などの要素の配列を処理して、特定の目的で配列をループできます。これにより、コーディングが簡素化されます。
Javascriptの制限
次の一般的なJavascriptおよびHTMLコーディング操作は、どのルール式でも許可されていません:
- コンソール操作
- 印刷操作
- ファイル操作(load( )やopen( )など)
- DOM操作(documentやwindowなど)
- メッセージの表示(alertなど)
- スクリプト処理の中断(exit( )やquit( )など)
- デバッガ・コマンド
- ループ操作(forやwhileなど)
- ルール・エンジンによって内部的に制限される単語:
- 式
- ウィンドウ
また、通常JavaScriptでは許可されない予約語もあります。完全なリストは、JavaScript予約語を参照してください。
親トピック: ルール開発を開始する前に