isStudyVersion( )

指定された演算子を使用して、指定されたバージョンを現在のスタディ・バージョンと比較します。

構文

isStudyVersion(operator, version)
isStudyVersion(operator, version, variable1, variable2, ...)

パラメータ

パラメータ 必須/オプション 説明
operator 必須 現在の試験バージョンを指定の値と比較する演算子。
次のいずれかを指定できます。
  • '<'
  • '>'
  • '='
  • '<='
  • '>='
version 必須 現在の試験バージョンと比較するバージョン番号。
variable オプション true条件が指定されたルール式で使用できる変数(比較シナリオがtrueの場合)。

戻り値

比較結果に応じたブール値(trueまたはfalse)。

例)

例3-79例1

//If Study Version is >= 1.0.0.5, multiply num1 by 10. Otherwise just return num1.
if (isStudyVersion(">=", "1.0.0.5")) {
    return num1*10;
} else {
    // Do something else
    return num1;
}

例3-80例2

If( isStudyVersion(">","10.1.2", variable1, variable2, variable3) ) {
//do something
return variable1 + variable2 + variable3;
} else {
    If( isStudyVersion("<=","10.1.2", variable1, variable2) )
        //do something else
        return variable1 + variable2;
    }
}

ノート:

  • 2つのパラメータを持つisStudyVersion( )は、アイテム・データがクリアされるか、または入力されない状況をカバーしません。変数を空の値と比較し、そのような状況について独自のコードを記述することで、このケースに対処できます。(たとえば、if (var) { //do something})。
  • isStudyVersion( )に2つ以上のパラメータを指定すると、ルールが、データがクリアされたり、入力されなかった場合の標準ルール動作と同じように動作します。この場合、追加のアクションは必要ありません。
  • isStudyVersion( )を2つ以上のパラメータとともに使用する場合は、例2に示すようにelse条件を使用します。