getStringFromChoice( )

選択した選択ラベルまたはコードを複数選択質問(ドロップダウン、ラジオ・ボタン、チェック・ボックス)からカンマ区切りの文字列に変換します。

構文

getStringFromChoice(variable, [option])

パラメータ

パラメータ 必須/オプション 説明
variable 必須 取得する選択タイプ・フィールドに対応するルール変数。
option オプション 選択肢コントロール値のどの要素を返すかを定義します(引用符は必須です)。
  • "label": 選択した選択制御ラベルを返します。このオプションは、オプションを指定しない場合のデフォルトです。
  • "code": 質問選択肢がコードリストになる場合は、選択した選択制御コードを返します。

戻り値

この関数は、選択した選択コントロール・オプションのラベルを含むカンマ区切りの文字列を返します。値が選択されていない場合は、空の文字列を返します。

例)

例3-91ラベル「はい」および「いいえ」が選択されたドロップダウン(選択)コントロールdd2を指定した場合

// return all selected labels from choice
return getStringFromChoice(dd2);
// if single label is selected, returns "label1"
// If multiple labels are selected, returns "label1,label2"


// return a code from choice:
return getStringFromChoice(dd2, "code");
// returns C1

例3-92コーディング・ターゲット・アイテムとして使用されるコードリスト用語の文字列値への変換

式を使用して、関連するテキスト指定質問のある選択肢質問を使用してコーディング・ターゲットを変換できます。

この例では、「その他」のオプションの選択肢の質問を設計しています。サイト・ユーザーが「その他」を選択すると、別の質問に説明テキストを入力するように求められます。この式コードでは、事前定義済の選択テキストと「その他」の指定テキストを1つの質問に組み合せて、コーディングのコンテキスト項目としてタグ付けできます。これは、1つの質問のみを特定のコンテキスト項目としてタグ付けできるため便利です。

if (ROUTE !== null)
  {
    return (ROUTESP === null ? getStringFromChoice(ROUTE) : (getStringFromChoice(ROUTE) + ': ' + ROUTESP));
  }
else
  {
    return '';
  }