拡張試験バージョンを適用すると、フォームおよびビジット・ステータスが再計算されます

拡張試験バージョン変更を適用すると、フォームおよびビジット・ステータスが自動的に再計算されるようになりました。

拡張試験バージョニング(ASV)を使用して試験変更を実装すると、適用中の変更の影響を受けるすべての症例のフォームおよびビジット・ステータスを再計算する非同期ジョブがトリガーされます。これにより、ユーザーがビジットを開いてフォームおよびビジット・ステータスを強制的に再計算する必要がなくなります。

ジョブが終了する前にビジットをオープンするか、RTSM処理を試行するとどうなりますか。

  • 非同期ジョブがまだ進行中のときにビジットを手動でオープンすると、必要なすべての質問が完了しているかどうかを確認した後、ビジット・ステータス(該当する場合)が更新されます。更新されたビジット・ステータスはビジット・タイルに反映されます。

    ノート:

    ビジットを開くと、フォーム・ペインのフォーム・ステータスは更新されません。この更新は、ジョブの完了後にのみ表示されます。

    また、新規または更新された検証チェックは、質問に赤いアウトラインとして反映されますが、ジョブが完了するまでビジット・ステータスには反映されません。さらに、(検証ルールによって)呼び出された問合せは、ジョブが完了したときにのみ表示されます。詳細は、「問合せを発行するための事前定義済検証ルールの構成」を参照してください。

    非同期ジョブが完了すると、ビジット・タイルに検証失敗が表示されます。

  • ジョブの実行中にユーザーが無作為化およびトライアル・サプライ・マネジメント(RTSM)処理を完了しようとすると、システムは検証を再計算して、RTSM処理が許可されていることを確認します。そうでない場合、システムは予期したとおりにアクションをブロックします。ジョブが完了するまで、ビジット・ステータスおよびOracle Clinical One Analyticsに許可されたアクションは反映されません。

新しい非同期ジョブは、ロックされた症例のフォームおよびビジット・ステータスを再計算しますか。

いいえ。ユーザーは、ビジットおよびフォーム・ステータスを再計算するためにASV変更が適用されたビジットをロック解除してオープンする必要があります。症例をロック解除する行為は再計算をトリガーしません。これは現在のシステム機能です。