試験のロールと権限が翻訳されました

ユーザー権限とデータ分類が割り当てられた試験ロールは、使用可能な任意の言語でOracle Clinical One Platformを操作するときにローカライズされるようになりました。

言語プリファレンスを英語以外の言語に設定すると、選択した言語に翻訳された学習ロールおよび権限が表示されるようになりました。このローカライゼーションは、試験ロール、権限およびデータ分類を含むすべてのタスクに適用されます。これには、(グローバルおよび試験レベルの)試験ロール管理、試験ユーザー管理およびレポートが含まれます。

ノート:

テンプレートおよびカスタム試験ロール情報は両方ともローカライズされますが、ユーザーが入力したデータは翻訳されません。つまり、試験ロール名および摘要は、テンプレート・ロールに対してのみローカライズされます。カスタム・ロールの場合、このデータは手動で入力され、最初に入力されたとおりに常に表示されます。

試験ロール管理への影響

試験ロール管理とは、試験ロールとその割当済データ分類を表示、作成および変更するプロセスのことです。これは、「グローバル設定」ページからグローバル・レベルにするか、試験の設定から試験レベルにすることができます。どちらの場合も、「学習ロール」タブで作業している場合、次のUI領域には、言語プリファレンス設定に従ってローカライズされた学習ロールの詳細、権限およびデータ分類情報が表示されます:
  • 「Study Roles」タブのメイン画面に、使用可能な試験ロールのリストが表示されます。テンプレート試験ロールの名前はローカライズされ、すべての試験ロール(テンプレートおよびカスタム)のロール・タイプ(「デザイン」「スポンサ」または「サイト」)とともにローカライズされます。
  • 試験ロールごとに、選択時に、サイドバーの「権限」セクションで試験ロールのローカライズされた権限を表示できます。このセクションから、試験ロールの説明を表示することもできます。この説明はローカライズされますが、テンプレート・スタディ・ロール専用です。
  • 同様に、選択時に、サイドバーの「データ分類」セクションで、各試験ロールに割り当てられたローカライズ済データ分類を表示できます。
  • 試験ロールを作成すると、「試験ロールの作成」ダイアログで、「タイプ」ドロップダウンにローカライズされたオプション、および作成する試験ロールを選択および割り当てるローカライズされた権限が表示されます。
また、「試験ロール名」フィールドでは、説明フィールドでサポートされているのと同じ方法で国際文字がサポートされるようになりました。これにより、優先名と言語でカスタム試験ロールを作成または更新できます。

試験ユーザー管理への影響

試験の設定内の「ユーザー」タブを操作する場合、言語プリファレンス設定に従って、次のUI領域にローカライズされた試験ロールが表示されます:
  • 選択すると、サイドバーの対応するセクションで、各試験ユーザーに割り当てられた試験ロールを表示できます。
  • ユーザーを作成または編集するときに、「ユーザーの作成」または「ユーザーの編集」ダイアログでそれぞれ、各モードで使用可能な「スタディ・ロール」ドロップダウンに、テンプレート・スタディ・ロールのローカライズされたオプションが表示されます。

レポートへの影響

同様に、テンプレート試験ロール、試験ロール・タイプおよびレポートに含まれる権限もローカライズされます。これらのレポートは次のとおりです。
  • ユーザー割当レポート
  • 試験全体のユーザー割当レポート(グローバル・レベル)
  • 研究別研究ロール・レポート(グローバル・レベル)
  • グローバル・スタディ・ロール・レポート(グローバル・レベル)