期外ビジット日のアラートの構成

デフォルトでは、このフィールドは「オフ」に設定されます。つまり、どのような種類のアラートも表示されず、現在のライブ・スタディのすべての訪問も「オフ」に設定されます。警告または問合せを使用してアラートを選択することで、データ入力エラーを修正し、プロトコルの偏差詳細を収集して、症例が試験に留まる必要があるかどうか、または症例が調査製品分析にまったく含める必要があるかどうかを判断できます。

このリリースが完了するとすぐに、これらのアラートの構成を開始できます。ただし、拡張試験バージョニング(ASV)はサポートされていないため、ドラフト試験バージョンを変更し、更新された試験バージョンをテスト中または承認済に移動してから、その試験バージョンをそれぞれのサイトに適用する必要があります。問合せおよび警告は、試験バージョン変更の適用後に追加または更新された訪問に対してのみ表示されます。

リリース評価環境(RAE)のアップグレード後、『Study Designer User Guide』で追加情報を確認できます。

ビジットの日付に対する手動問合せの呼出し

以前は、Clinical Research Associates(CRA)とデータ・マネージャーは、訪問に関連するいずれかのフォーム内の別の質問を対象とした訪問日に関するクエリを提出しなければならず、追跡と報告が困難でした。この機能改善により、CRAおよびデータ・マネージャは、訪問日フィールドに直接問合せを発行できるようになりました。これにより、データ・レビュー・プロセスが合理化され、問合せが正しい質問に関連付けられ、適切に文書化され、これらの訪問日とその問合せに関する正確な情報が記載されたクリーンなレポートが生成されます。

カスタム・ルールによる訪問日の問合せの呼出し

リリース・アセスメント環境(RAE)のアップグレード後に、様々なタイプのルールおよび使用可能なルール・ヘルパー関数を作成する方法の詳細は、『ルール開発者ガイド』を参照してください。