レポートをスケジュールできるようになりました

Oracle Clinical One Platformユーザー・インタフェースで定義したスケジュールに基づいて、一部のレポートが自動的に実行されるようにスケジュールできるようになりました。

「レポート」タブでは、複数のレポートに「レポートのスケジュール」という新しいサイド・パネルが追加され、権限のあるユーザーはレポートを自動的に生成するスケジュールを定義できます。

将来のリリースでは、スケジュール設定用の追加レポートを使用できます。このリリースでは、次のレポートをスケジュールできます。
  • サブジェクト・データ抽出
  • サブジェクト・データ
  • Kit Chain of Custody (盲検)
  • Kit Chain of Custody (非盲検)
  • サブジェクト・イベント
  • 被験者訪問(盲検)
  • 被験者訪問(盲検解除)

この機能を使用する前に

「実行するレポートのスケジュール」権限は、Clinical Supply Manager、CRA、Data Manager、ODM Extract、Production Admin、Study Manager、Unblinded Depot User、User AdministratorおよびView Only for Unblinded Support Userのテンプレート・スタディ・ロールに含まれています。

ユーザー管理者またはグローバル・ユーザー・マネージャとして、この機能を利用するには、カスタム・ロールに手動で権限を追加する必要があります。

レポートをスケジュールするための新しい設定

レポートをスケジュールするときに、次の設定を構成できます。
  • 開始日
  • タイム・ゾーン
  • 頻度
  • 通知
  • ファイル・タイプ

選択したレポートごとに、既存のレポート設定(ファイル名、スタディ・バージョン、ユーザー名、イベント・タイプなど)を構成できます。

レポート出力に関する情報

生成されたレポートはすべて、Oracle Clinical One Platform「レポートのダウンロード」サイド・パネルでダウンロードできます。必要に応じて、事前定義済のsFTPフォルダにレポートを提供することもできます。このオプションを使用するには、追加の設定ステップが必要です。

注意:

sFTPに配信するように設定されたスケジュール済レポートは、試験ごとに1日当たり7個のスケジュール済レポートを超えることはできません。

この機能改善の詳細については、『スポンサーおよびCROユーザー・ガイド』ガイドを参照してください。