3JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングの設定

プロジェクト・マニュファクチャリングの設定要件について

JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングを使用するには、JD Edwards EnterpriseOneシステムで使用する情報を定義する設定タスクを実行する必要があります。JD Edwards EnterpriseOne在庫管理、JD Edwards EnterpriseOne受注管理、JD Edwards EnterpriseOne予測管理、JD Edwards EnterpriseOne所要量計画、JD Edwards EnterpriseOne製造現場管理およびJD Edwards EnterpriseOne調達管理の情報を設定します。

JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングを使用する前に、次の内容を実行する必要があります。

  • システム固定情報を有効にします。

  • 自動採番の設定を確認します。

  • 品目を製造制御として設定します。

  • 計画のユーザー定義コード(UDC)を確認します。

  • 製造番号構造を定義します。

  • 製造番号を生成します。

前提条件

ここで説明されているタスクの前提条件を、次に示します。

JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングの有効化

この項では、JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングの有効化の概要、およびJD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングを有効化する方法について説明します。

JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングの有効化

製造制御品目を設定および処理するには、JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングを有効化する必要があります。プロジェクト・マニュファクチャリングを有効にすると、オラクル社のJD Edwards EnterpriseOneシステム間にリンクが作成されます。JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト管理では、システム・コード31を使用します。システム・コード31を使用して、JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングを有効にするには、OneWorldシステム制御ファイル・テーブル(F99410)に次のデータを含むレコードが存在する必要があります。

  • 「データ項目」フィールドにSY31MPと入力します。

  • 「使用モジュール」フィールドに「はい」と入力します。

EnterpriseOneシステム制御プログラム(P99410)を使用して、システム・コード31を有効にします。JD Edwards EnterpriseOneシステムでは、F99410テーブルにシステム固定情報が保存されます。

JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングの有効化に使用するフォーム

フォーム名

フォームID

ナビゲーション

用途

EnterpriseOneシステム・コントロールの処理

W99410A

「略式コマンド」フィールドにP99410と入力し、[Enter]を押します。

JD Edwards EnterpriseOneシステムを有効にするフォームにアクセスします。

EnterpriseOneシステム制御 - 改訂

W99410B

「EnterpriseOneシステム・コントロールの処理」フォームで、データ項目SY31MPを含むローを選択し、「選択」をクリックします。

JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングを有効にします。

JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングの有効化

「EnterpriseOneシステム制御 - 改訂」フォームにアクセスします。

JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングを有効にするには、次の手順に従います。

  1. 「データ項目」フィールドに値SY31MPがあることを確認します。

    SY31MPに関連付けられたシステム固定情報の記述である「製造プロジェクト管理の使用」が「記述」フィールドに表示されます。

  2. 「モジュールの存在」オプションで、「はい」を選択します。

  3. 「OK」をクリックして、JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングを有効にします。

データ項目

情報単位を識別および定義するコードが表示されます。最大8文字の英数字コードで、ブランクおよび特殊文字(%、&、+など)は使用できません。新しいデータ項目を作成するには、システム・コード55から59までを使用します。エイリアスは変更できません。

名称記述

データ項目の記述を表示します。大文字と小文字でテキストを入力します。この名称を使用して、類似したデータ項目が検索されます。名称記述を入力するには、次の規則に従います。

日付: すべての日付フィールドは、「日付」という語で始まるようにします。

金額: すべての金額フィールドは、「金額」という語で始まるようにします。

単位: 単位、数量および量のフィールドはすべて、「単位」という語で始まるようにします。

名称: すべての30バイトの記述フィールドは、「名称」という語で始まるようにします。

プロンプト: Y/Nの入力が要求されるすべてのフィールドは、「プロンプト」という語で始まるようにします。

住所番号: すべての住所番号(従業員、顧客、所有者)は、「住所番号」という語で始まるようにします。

モジュールの存在

特定のモジュールがシステムにインストールされているかどうかを示すオプションを選択します。

プロジェクト・マニュファクチャリング自動採番の設定の検証

この項では、プロジェクト・マニュファクチャリング自動採番の設定に関する概要、およびプロジェクト・マニュファクチャリング自動採番の設定を確認する方法について説明します。

プロジェクト・マニュファクチャリング自動採番の設定について

JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングで、システム・コードごとに製造番号に標準の自動採番を設定します。JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングでは、JD Edwards EnterpriseOne所要量計画にシステム・コード34が使用されます。JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングの標準の自動採番は、F34401 PNSとして設定されます。システムでは、このJD Edwards EnterpriseOne所要量計画の自動採番を使用して、製造番号(略式)の自動採番が割り当てられます。

注意: 自動採番は、JD Edwards EnterpriseOneシステムの中枢です。自動採番を変更する前に、その細部まで理解しておく必要があります。

自動採番によって、製造番号(略式)が自動的に割り当てられます。自動採番プログラム(P0002)では、10桁の数字を使用して、伝票タイプごとに独自の番号が割り当てられます。自動採番テーブル(F0002)から次に使用可能な番号が取得され、伝票に割り当てられます。

自動採番の注意点:

  • 自動採番の値を省略しないでください。

  • 取引の処理を開始した後は、自動採番の値を変更しないでください。

伝票番号は、システム別自動採番または会社/会計年度別自動採番によって割り当てることができます。

JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングでは、システム番号別に自動採番を設定します。

『JD Edwards EnterpriseOne Applications Financial Managementの基礎製品ガイド』の「自動採番の設定」を参照してください。

プロジェクト・マニュファクチャリング自動採番の設定の検証に使用するフォーム

フォーム名

フォームID

ナビゲーション

用途

自動採番の処理

W0002A

「略式コマンド」フィールドに「nn」と入力します。

自動採番が必要なシステムの一覧を検討します。

システム別自動採番の設定

W0002C

「自動採番の処理」フォームで、自動採番を設定するシステム(34など)を選択します。

システムで使用する自動採番の設定を確認します。

プロジェクト・マニュファクチャリング自動採番の設定の検証

「システム別自動採番の設定」フォームにアクセスします。

注意: 自動採番F34401 PNSがシステム34に設定され、製造番号(略式)で自動採番がサポートされていることを確認します。

製造制御品目の設定

この項では、製造制御品目の設定の概要、事前設定、および次の方法について説明します。

  • 製造制御品目を設定します。

  • 事業所ごとに製造制御品目を設定します。

製造制御品目の設定について

JD Edwards EnterpriseOne在庫管理システムでは個々の在庫品目が定義されるため、サプライチェーン全体での在庫の操作が可能になります。品目という用語は、在庫内のすべての構成品、原材料、組立品および完成品を指します。また、購買して在庫には入れない消耗品も該当します。在庫の処理を実行する前に、在庫にある品目に関する情報を指定する必要があります。品目情報、売上および購買原価、保管場所別の使用可能数量などの情報を指定することで、サプライチェーン全体で各品目を追跡および処理できます。

『JD Edwards EnterpriseOne Applications在庫管理製品ガイド』の「JD Edwards EnterpriseOne在庫管理の概要」を参照してください。

JD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングでは、製造制御されている品目がサポートされています。品目マスターおよび事業所の情報を設定する際は、製造制御品目の作成と管理に必要な情報をJD Edwards EnterpriseOneプロジェクト・マニュファクチャリングに入力します。品目または事業所品目ごとの製造番号制御を有効にするには、「製造番号制御」オプションを使用します。

「製造番号制御」オプションを有効にする機能は、品目の在庫タイプに基づきます。次の在庫タイプの品目では、製造番号制御はサポートされていません。

  • B: バルク在庫品

  • G: プロジェクト製造品目

    JD Edwards EnterpriseOne受注設計生産システムで使用されるプロジェクト固有の製造品目。

  • H: プロジェクト購買品目

    JD Edwards EnterpriseOne受注設計生産システムで使用されるプロジェクト固有の購買品目。

  • R: 処理

マトリックス品目およびスタイル品目では、製造番号制御はサポートされていません。

品目マスター・プログラム(P4101)で品目を定義したら、事業所品目プログラム(P41026)を使用して、事業所レベルでさらに細かく品目を定義できます。事業所レベルで、製造番号制御として品目を定義できます。

注意: 事業所品目レベルでの製造制御設定により、品目マスター・レベルでの設定が一時変更されます。資材所要量計画(MRP)ロジックは、事業所品目レコードの設定を参照します。

品目に製造番号を関連付けられるのは、その品目に「製造番号制御」オプションが設定されている場合のみです。

JD Edwards EnterpriseOne在庫管理システムでは、製造番号が関連付けられている品目の再分類はサポートされていません。製造制御されている品目を再分類すると、その品目の製造番号が変更されます。

製造番号制御されている品目の作成では、電子データ交換(EDI)がサポートされています。

前提条件

この項のタスクを開始する前に、JD Edwards EnterpriseOneシステムに品目および事業所のレコードが存在することを確認してください。

製造制御品目の設定に使用するフォーム

フォーム名

フォームID

ナビゲーション

用途

品目マスターの処理

W4101E

「在庫マスター/トランザクション」(G4111)、「品目マスター」

品目を検討します。

品目マスターの改訂

W4101A

「品目マスターの処理」フォームで、レコードを選択して「選択」をクリックします。

製造制御品目を設定します。

事業所品目の処理

W41026E

「在庫マスター/トランザクション」(G4111)、「事業所品目」

事業所品目を検討します。

品目/事業所情報

W41026A

「事業所品目の処理」フォームで、レコードを選択して「選択」をクリックします。

事業所ごとに製造制御品目を設定します。

製造制御品目の設定

「品目マスターの改訂」フォームにアクセスします。

『JD Edwards EnterpriseOne Applications在庫管理製品ガイド』の「品目情報の設定」を参照してください。

製造制御品目を設定するには、次の手順に従います。

  1. 「追加情報」タブを選択します。

  2. 「製造番号制御」オプションを選択します。

  3. 「OK」をクリックします。

  4. 「品目マスターの処理」フォームで「閉じる」をクリックします。

製造番号制御

品目の製造番号制御の有効化を選択します。品目マスター(P4101)または事業所品目(P41026)プログラムを使用して、品目ごとに製造番号制御を有効にできます。

このオプションの選択を解除すると、品目は製造番号制御されなくなります。

このオプションを選択すると、品目は製造番号制御されます。

事業所ごとの製造制御品目の設定

「品目/事業所情報」フォームにアクセスします。

『JD Edwards EnterpriseOne Applications在庫管理製品ガイド』の「事業所への品目の割当」を参照してください。

プロジェクト・マニュファクチャリングに、事業所ごとに品目を設定するには、次の手順に従います。

  1. 「追加情報」タブを選択します。

  2. 「製造番号制御」オプションを選択します。

  3. 「OK」をクリックします。

  4. 「事業所品目の処理」フォームで、「閉じる」をクリックします。

製造番号構造の定義

この項では、製造番号構造の定義の概要と次の方法について説明します。

  • 製造番号構造の定義(P34402)に対する処理オプションの設定します。

  • 製造番号構造を定義します。

製造番号構造の定義について

製造制御品目の製造番号構造を定義するには、製造番号構造の定義プログラム(P34402)を使用します。各製造番号タイプと会社の組合せに対して、次のことを実行できます。

  • 区切り文字の定義。

  • 製造番号へのセグメントの定義。

  • 製造番号内におけるセグメント順序の定義。

製造番号タイプと会社は一意の組合せです。同じ会社に対して製造番号タイプを複製することはできません。他の会社に製造番号タイプを使用して、別の一意の製造番号構造を定義することは可能です。

製造番号構造を定義する際には、少なくとも1つのセグメントが必要です。構造の定義にセグメントを繰り返すことはできません。

セグメントが選択されている場合は、セグメント順序が自動的に入力されます。「セグメント順序」フィールドは無効化されており、ユーザーは入力できません。セグメント順序を変更する場合は、リストのセグメントの順序を手作業で変更する必要があります。

製造番号構造は、製造番号構造ファイル・テーブル(F34402)に保存されます。会社、製造番号タイプおよび内部固有キーIDが、F34402テーブルの主キーです。

「製造番号構造の改訂」フォームの製造番号構造の定義を編集して、セグメントの選択を変更し、個々のセグメントを削除できます。

「製造番号構造の定義」フォームで、「削除」ボタンを使用して構造の定義全体を削除できます。

製造番号構造の定義に使用するフォーム

フォーム名

フォームID

ナビゲーション

用途

製造番号構造の定義

W34402A

  • 「予測セットアップ」(G3441)、「製造番号構造の定義」

  • 「資材計画セットアップ」(G3442)、「製造番号構造の定義」

製造番号構造の定義を処理します。

製造番号構造の改訂

W34402B

  • 「製造番号構造の定義」フォームで、「追加」をクリックします。

  • 「製造番号構造の定義」フォームで、ローを選択して「選択」をクリックします。

  • 製造番号構造を定義します。

  • 製造番号構造を改訂します。

製造番号構造の定義(P34402)に対する処理オプションの設定

処理オプションを使用して、プログラムおよびレポートのデフォルト処理を指定できます。

デフォルト

区切り文字

製造制御品目の製造番号構造で使用する区切り文字を入力します。デフォルトの文字は処理オプションから取得されます。

別の文字を指定することもできますが、「*」の使用および区切り文字指定後の文字の変更は行わないことをお薦めします。

区切り文字には、製造番号のセグメントには使用されない文字を使用します。

製造番号構造の定義

「製造番号構造の改訂」フォームにアクセスします。

製造番号構造を定義するには、次の手順に従います。

  1. 「製造番号タイプ」フィールドに製造番号タイプを入力します。

  2. 「会社」フィールドに会社番号を入力します。

  3. 「区切り文字の使用」オプションを選択して、セグメント値の間に区切り文字を使用できるようにします。

  4. 「区切り文字の使用」オプションを有効化した場合は、「区切り文字」フィールドに文字を設定します。

    処理オプションに設定されているデフォルトの区切り文字が表示されます。

  5. 「セグメント名」リストからセグメントを選択します。

    製造番号を定義するセグメントは、最大17まで選択できます。

  6. 「OK」をクリックします。

  7. 「製造番号構造の定義」フォームで「検索」をクリックし、入力した製造番号構造を確認します。

製造番号タイプ

(必須)製造番号の構造を定義するユーザー定義コード(34/PT)を入力します。

会社

(必須)伝票番号、伝票タイプ、および元帳日付と組み合せて当初伝票(請求書、伝票、仕訳など)を一意に識別する番号を入力します。

会社/会計年度別自動採番機能を使用した場合、自動採番プログラム(X0010)は伝票会社を使用してその会社に対する正しい次の番号を取得します。

複数の当初伝票が同じ伝票番号と伝票タイプを持っている場合は、伝票会社を使用して必要な伝票を特定できます。

区切り文字の使用

製造番号構造のセグメントの間に区切り文字を使用するかどうかを指定するコードを入力します。

このオプションの選択を解除すると、製造番号のセグメントの間に区切り文字は表示されません。

このオプションの選択すると、製造番号のセグメントの間に指定した区切り文字が表示されます。

区切り文字

製造制御品目の製造番号構造で使用する区切り文字を入力します。デフォルトの文字は処理オプションから取得されます。

別の文字を指定することもできますが、「*」の使用および区切り文字指定後の文字の変更は行わないことをお薦めします。

区切り文字には、製造番号のセグメントには使用されない文字を使用します。

セグメント名

(必須)製造番号のセグメントを定義するユーザー定義コード(34/SN)を入力します。

セグメント順序

製造番号構造内におけるセグメントの順序を示す番号が表示されます。セグメント順序は、1から16の連続番号です。