レンタル契約に対する入荷工程の使用

「レンタル契約関連オーダーの処理」フォームにアクセスして、これらのステップに従います。

  1. 購買オーダー行を選択して「処理」ボタンをクリックし、レンタル契約の購買オーダーを生成します。契約の購買オーダー番号を控えます。

    ノート: 返品受信購買オーダーを生成するよう設定した場合は、システムにより計算された日付がレンタル契約関連オーダーの生成プログラム(R54R100)で使用され、レンタル期間の失効時に、返品受信購買オーダーが生成されます。
  2. 購買オーダー入荷確認プログラム(P4312)にアクセスします。「購買オーダー入荷の処理」フォームで、目的の購買オーダーを検索します。購買オーダー明細を確認します。購買オーダーを入荷するには、「OK」ボタンをクリックします。

  3. 入荷工程の移動/処分プログラム(P43250)にアクセスします。「入荷工程状況の処理」フォームで、オーダーを選択し、「ロー」メニューの「処分」をクリックします。

  4. 「作業工程の処分」フォームで、在庫の次の工程ステージに移動する品目の数量をフォームの「移動」セクションに入力します。また、再作業、破棄または却下する品目の数量を、フォームの「処分」セクションに入力します。選択した削除方式を使用する理由を入力できます。

    ノート: レンタル管理のシステム設定がOneWorldシステム制御ファイル・テーブル(F99410)でアクティブになっていて、購買オーダーがレンタル契約と関連付けられている場合は、「再作業数量」、「却下数量」および「仕損数量」処分フィールドのみが有効化されるよう設定されます。
    • 最終工程ステージに移動する数量を入力すると、レンタル契約明細テーブル(F54R11)および購買オーダー入荷確認ファイル・テーブル(F54R12)にある在庫数量が更新されます。

    • 却下する数量を入力すると、「レンタル契約関連オーダーの処理」フォームに行が自動的に挿入され、入荷工程の移動/処分プログラム(P43250)の処理オプションに指定された受注オーダー入力プログラム(P4210)のバージョンで受注オーダーが生成されます。

    • 再作業する数量を入力すると、「レンタル契約関連オーダーの処理」フォームに行が自動的に挿入され、入荷工程の移動/処分プログラム(P43250)の処理オプションに指定された作業オーダーの改訂プログラム(P17714)のバージョンでサービス・オーダーが生成されます。

    • 破棄する数量を入力すると、「レンタル契約関連オーダーの処理」フォームが起動されず、関連オーダー行は挿入されません。

  5. 「入荷工程の処分」フォームで「OK」ボタンをクリックし、品目の移動処理を続行します。「レンタル契約関連オーダーの処理」フォームが表示されます。「レンタル契約関連オーダー」フォームの「数量」列に却下および再作業数量が自動入力されます。却下された品目には受注オーダーを生成し、再作業される品目にはサービス・オーダーを生成します。

    品目数量を再作業または却下する処分入力を作成すると、次の処理が行われます。

    • レンタル契約明細テーブル(F54R11)の数量フィールドの更新

    • 入荷確認テーブル(F43121)へのデータの書込み

    • 入荷確認レンタル・ファイル・テーブル(F54R12)へのデータの書込みおよび処分タイプの割当て

      各処分タイプ(再作業、却下、破棄または在庫)について、それぞれの数量がゼロではない場合、F54R12テーブルに行が挿入されます。F54R12テーブル内の「入荷日付」カラムが、数量を顧客から入荷した日付で更新されます。

    • レンタル契約明細元帳テーブル(F54R199)での元帳アクション13(処分)による元帳レコードの作成