転送オーダーの自動作成

転送オーダーを自動で作成するには、次のようにします。

  1. 「レンタル固定情報の改訂」フォームで「資産自動転送」オプションを選択します。

  2. 転送オーダーは、新しい契約を作成した場合や、既存の契約を改定する場合に作成します。新しい契約を作成する際には、「品目番号」フィールドに品目番号を入力して別のフィールドに移動すると、「明細ビジネスユニット」フィールドに見出しビジネスユニットが自動入力されます。この値を、品目の転送元のビジネスユニットに変更します。このビジネスユニットには、レンタル品目の引当可能数量が存在する必要があります。

    ノート: 転送オーダーを自動的に作成するよう設定した場合は、明細ビジネスユニットが更新されると、転送オーダーが自動作成されます。転送オーダーが作成されたことは通知されません。品目が正常に転送されたことを確認するには、標準の転送オーダー処理に従って受注オーダーの出荷確認を行い、更新される在庫の購買オーダーを入荷する必要があります。
  3. 「レンタル契約明細の改訂」フォームの「OK」ボタンをクリックします。転送オーダーが作成され、次のことが実行されます。

    • 「在庫引当」フィールドが値300(転送オーダーあり)で更新されます

    • 「転送状況記述」フィールドに、54R/TS UDCテーブルの「転送済」の値が自動入力されます

    • レンタル契約関連オーダー・テーブル(F54R20)にレンタル契約転送オーダー行が追加され、レンタル契約明細テーブル(F54R11)も更新されます

    「関連オーダーの生成」ウィンドウで「OK」ボタンを選択すると、レンタル契約明細行に適用可能な関連オーダーも生成されます。

  4. レンタル契約関連オーダー・プログラム(P54R20)に移動します。契約に適用可能なその他の関連オーダーとともに、レンタル契約入力プログラム(P54R10)の処理オプションに指定したP4210のバージョンの転送オーダー行も表示されます。

  5. 転送オーダーを確認するには、転送オーダー行を選択し、「ロー」メニューの「関連オーダーの表示」を選択します。

    「レンタル契約明細の改訂」フォームでこのレンタル契約を照会すると、資産の転送が処理された明細情報が太字で表示されます。

ノート: ロット検索/選択プログラム(P54R04)には、品目転送後のビジネスユニットの正しい在庫状況が反映されます。