更新は、現在のベース・サイトへの変更の名前付きコレクションです。変更は、変更をコミットしてベース・サイトを完全に更新するまで、更新内に留まります。
エディタでサイトを表示または編集するたびに、更新を使用します。エディタで加える変更は、その更新の一部です。1つ以上の更新を持つことができ、時間とともに更新に変更が追加され続けます。更新により、サイトに対する編集の管理に柔軟性を持たせることができます。たとえば、サイトの異なる部分に対して、複数のユーザーが自身の更新上で作業できるようになります。個々の更新を確認して変更し、準備ができたら、ベース・サイトに更新をコミットできます。更新をオンラインで有効にするには、依然としてサイトを公開する必要があります。
ページの名前を持つ更新に対してページ固有の変更
ユーザーの名前を持つ更新に対して特定のユーザーが加えた変更
指定された日付に加えられた変更、または特定のプロジェクトのマイルストン用に加えられた変更
注:
更新では、ベース・サイトに対する更新内の変更内容が表示されます。エディタ内で使用可能な更新を簡単に切り替えられますが、一度に1つの更新しか表示できません。特定のページに対して複数の更新がある場合、同じコンテンツ領域に複数の変更があると、認識できない可能性があります。ページ上の変更の競合を防ぐには、サイトの特定のページまたは領域に対する個々の更新をターゲットにします。現在の更新内の変更をコミットすると、変更がベース・サイトに加えられ、更新は削除されます。サイトにアクセスできるユーザーに対して変更がオンラインで表示されるようにするには、(オンライン化または再公開することによって)サイトを公開する必要があります。
サイトを編集するには:
リスト内のサイトを選択して、右クリック・メニューの「開く」、またはアクション・バーのを選択します。
エディタがプレビュー・モードで開きます。変更を加えるか、サイドバーのナビゲーション・オプションを使用する場合、「編集」スイッチが「編集」に設定されていることを確認してください。
サイトに対する最初の更新である場合、更新の名前とオプションの説明を入力し、「OK」をクリックします。名前には、文字、数字、アンダースコア(_)およびハイフン(-)を使用できます。スペースを入力した場合、ハイフンに自動的に置換されます。すでにサイトに対する更新がある場合、リストから更新を選択してをクリックします。
特定のページを編集する場合は、左のサイドバーのサイト・ツリーを使用するか、ページを検索するか、サイト独自のナビゲーションを使用して、ページを見つけます。サイト・ツリーを表示するには、左の をクリックしてから、
をクリックします。
必要に応じて、ページ・コンテンツの追加や変更を行います。「ウィンドウに合せる」を選択してレイアウト・オプションを使用すると、別のデバイスで異なるサイズを持つページがどのように表示されるかを確認できます。サイズはいくつか用意されていますが、独自のデバイス・サイズを作成できます。マーキングを表示するには、をクリックします。ルーラーの空いている部分をクリックすると、別のサイズではサイトがどのように表示されるかを簡単に確認できます。また、
を選択すると、向きによってサイトがモバイル・デバイスでどのように表示されるかを確認できます。
サイトを編集した場合、次のいずれかの方法で変更を保存します。
現在の更新に変更を保存するには、「保存」をクリックします。現在の更新で作業を続行し、後で更新に戻すことができます。
ベース・サイトへの変更を適用するには、「コミット」をクリックします。
変更がWebサイト・ユーザーに表示されるようにするには、依然としてサイトを公開する必要があります。サイトのオンライン化またはオフライン化またはサイト変更の公開を参照してください。
現在の更新内の変更をコミットすると、変更がベース・サイトに加えられ、更新は削除されます。エディタでサイトを表示または編集するたびにアクティブな更新を使用する必要があるため、新しい更新を作成できるサイト・リストに移動します。
更新では、プロセスは直線的に進みます。
元のサイト(ベース・サイト)があります。これをバージョン1と呼ぶことにします。
更新を作成します。(コミットで)更新をマージすると、更新は既存のサイトに完全に書き込まれます。ベース・サイトは新規バージョン(バージョン2)になりました。
別の更新を作成してマージすると、更新は既存のサイトに完全に書き込まれます。ベース・サイトは新規バージョン(バージョン3)になりました。
更新では、次のことを覚えていてください。
現在のベース・サイト + マージされた更新 = 新規バージョンのベース・サイト